今日の試合のみどころを読む!
歓喜に包まれたFC東京戦から中2日、いよいよ天皇杯の戦いが幕を開ける。アントラーズの初戦となる2回戦、カシマスタジアムに迎え撃つ相手は、J3のFC琉球だ。
3日前の夜、アントラーズは会心の勝利を収めた。FC東京を3-0で破り、ヤマザキナビスコカップ準決勝に進出。攻守ともに盤石の内容で、選手たちは確かな自信を掴んだ。とりわけ、前線から最終ラインまで、チーム一体となった守備が機能したことは、今後の戦いに向けた大きな収穫となった。
あの夜から、中2日。一戦必勝のスタンスを強調すると同時に、5連戦を見通したチームマネジメントを行っている石井監督は、数日前から、琉球戦でのメンバー入れ替えを明言していた。FC東京戦の翌日はチームオフだったが、クラブハウスでは自主トレを行う選手たちの姿が。来たるべき出番に向けて、ボールの感触を確かめながら調整に努めていた。
そして試合前日、選手たちは大雨の中でトレーニングを実施した。紅白戦やセットプレー練習を敢行し、激しい競り合いが連発。杉本は「自分だけでなく、この試合はみんなにとってのチャンス」と言った。己の存在をアピールしようと、各々が必死のプレーを見せていた。
紅白戦を見届けた石井監督は、「思っていたよりも、良いプレーを見ることができた。特に守備面で、アグレッシブに行けていた」と、手応えを掴んでいる。切磋琢磨の日々が続く中で、「最近では、試合メンバー18人を選出する時に頭を悩ませるようになった。候補リストに挙がってくる選手の数が増えた」と言う。そして、「若手に期待しているし、何より信頼している」と穏やかに語った。フレッシュなメンバーの躍動に期待したい。アントラーズのユニフォームを纏う責任と誇りを、思い切りの良いプレーで表現してほしい。
琉球と対戦するのは、今夜が初めて。リーグ戦と比べて事前情報が少ないうえ、一発勝負のトーナメント初戦ということで、難しい試合になるだろう。さらに悪天候が予想されるため、状況に応じた冷静なプレーが求められる。植田は「強い風によって、ロングボールの軌道が変わることもある。ウォーミングアップの時から、しっかりとコンディションをチェックしないと」と、具体的なイメージを語っていた。
天皇杯初戦を前に思い出されるのは、去年の屈辱だ。植田は「あの反省を生かさなければいけない」と語気を強め、山本は「上に進むために、勝ちに行くだけ」と言い切った。
2016年元日、5年ぶり5回目の歓喜を味わうために。総力戦で、一歩目を踏み出そう。
3日前の夜、アントラーズは会心の勝利を収めた。FC東京を3-0で破り、ヤマザキナビスコカップ準決勝に進出。攻守ともに盤石の内容で、選手たちは確かな自信を掴んだ。とりわけ、前線から最終ラインまで、チーム一体となった守備が機能したことは、今後の戦いに向けた大きな収穫となった。


そして試合前日、選手たちは大雨の中でトレーニングを実施した。紅白戦やセットプレー練習を敢行し、激しい競り合いが連発。杉本は「自分だけでなく、この試合はみんなにとってのチャンス」と言った。己の存在をアピールしようと、各々が必死のプレーを見せていた。






2016年元日、5年ぶり5回目の歓喜を味わうために。総力戦で、一歩目を踏み出そう。
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