インフォグラフィックスで読み取る、FC東京戦

勝率58.6%。相性のいい相手といえるだろう。今季はアウェイで満員の大観衆のなか、土居のゴールで勝ち切った。前節の松本山雅戦後にセレーゾ監督が解任され、この試合が石井監督の初陣となる。選手としても、期するものがあるだろう。新体制での初勝利を、ホームのサポーターの皆さんへ届けたい。
相性の良さは総得失点数にも表れている。平均2ゴールを決める攻撃陣には期待がかかる。これまでの対戦で、両チーム無得点に終わったのは1試合のみ。アントラーズが無得点だった試合も2試合しかない。これまで通り、たくさんのゴールでアントラーズサポーターの歓喜の瞬間を数多く作り出したい。
ホームで勝率64.3%と高い数字を残している。2007年6月30日J1第18節以来、負けなし。ホームでは、これまでこの1試合しか負けていない。今シーズン、ホームで不甲斐ない戦いが続いている。結果だけでなく、ホームのサポーターに向けてすっきりした内容の、完勝試合を見せてほしいところだ。
これまでアントラーズはシーズン途中での監督交代が3度あった。エドゥのときは惜しくもPKで敗れたが、ゼ・マリオ、ジーコのときにはきっちり勝利した。しかし、どれもチームが悪い状況での交代。エドゥのときには4試合勝てなかった。このデータに表れるほど、勝つのは簡単なことではない。石井監督の下、今一度チーム一丸となって戦うことが求められる試合となるだろう。
プロ初ゴールをFC東京戦で決めた大迫など、3人が5得点で1位に並ぶ。現登録選手では本山が1位で4得点。今のチーム内で石井監督とともにもっとも長い期間、アントラーズに尽力してきた男だ。「2ndステージも3試合を終えただけ。まだナビスコと天皇杯もある。どれもタイトルをねらえるので、ここから石井監督とともに立て直して、ぶれずにやっていくことが大事」(本山)。期する思いを、背番号10がピッチ上で表現してくれるはずだ。

テキストライブ

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