勝率43.1%。J開幕以来、オリジナル10として毎年対戦してきた相手だが、ほぼ互角の対戦成績となっている。今季開幕戦で清水とアウェイで戦ったが、常に先手をとられて敗れた。前節の2ndステージ開幕戦、アウェイで最後の最後まで諦めずに戦って勝利をもぎ取った勢いそのままに、きっちりホームで強いアントラーズを見せつけたいところだ。
総得失点数が同数となっている。タイトルがかかった試合でよく対戦のある清水。常に拮抗した試合展開となっていることを示すデータといえるだろう。これまでのリーグ戦で、シュート5本以下に抑えられた試合がもっとも多いカードでもある。積極的にゴールに向かう姿勢が問われる一戦となりそうだ。
アウェイよりもホームでの成績がいい相手といえる。この試合が、2ndステージホーム最初の試合となる。1stステージはホームゲームで2勝2分4敗と不甲斐ない戦いに終わった。「強いチームは、ホームで強い」。このサッカー界での定石を、実践しなければならない。いつも背中を押してくれるサポーターのためにも、スタートダッシュしてタイトルをねらいにいくためにも、負けられない一戦となる。
2001年5月、2002年FIFAワールドカップ日韓大会に向けて増改築されたカシマサッカースタジアム。その後アントラーズは、清水との戦いで安定した結果を残し続けている。ホームでの強さ。今、求められている当たり前の世界を、ここから新たに描き続けていく。そんな戦いになるだろう。
柴崎のケガによる欠場で、青木の出番が増えている。強烈なミドルシュートを決めたのが、2008年J1第27節カシマスタジアムでの清水戦だった。2013年J1第15節でもCKから頭で決めているが、ともに試合を決めるゴールだった。チーム始動のたびに、小笠原が「青木は常に最高の準備をしているお手本のような選手」と口にする。背番号5の働きに注目だ。
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