勝率36.4%。対戦成績はほぼ五分といっていいだろう。04年の初対戦後、アントラーズは09年からなかなか勝ちを拾えなくなってきたが、難敵である鳥栖と広州恒大に勝った勢いそのままに、連勝街道を突き進んでいきたいところだ。
対戦成績で五分の数字だったが、得点数では大きく上回っている。内田選手(現シャルケ04/ドイツ)がアントラーズ加入を決断したという05年8月24日の7-2の試合を筆頭に、アントラーズは勝利の場合、新潟を相手に危なげない試合展開を重ねてきたことは要因のひとつだろう。しかし近年は、一進一退の成績。当時の大勝を再現したいところだ。
通算成績でもホームでもほぼ五分の数字は変わらない。ただ、これまでホームでは力強いサポーターを背に238の勝利を重ねてきた。そのホームの利を生かして、例年60%と高い勝率をほこる4月シーズンを、ファーストステージ優勝への足がかりとしたいところだ。
新潟戦でもっとも多くゴールをとっているのが、田代選手(現C大阪)だ。また3位に岩政選手(現岡山)が入っていることからも、これまで高さを武器に相手守備陣を崩してきたことがうかがえる。「セットプレーから得点を決められるようにしていきたい」と気を吐く昌子選手。新たな得点パターン誕生となるのか。今季から伝統の背番号3を背負う男に注目だ。
J屈指のスタジアムグルメで有名なカシマスタジアムでは、コンコースにいくつも美味しいお店が並ぶ。近年、スタジアムグルメに力を入れるクラブが増えてきているが、新潟もそのうちの1つ。その新潟は総店舗数でカシマの1つ上回る27店を誇っているが、我らのカシマはわざわざスタジアム外に出なければならない新潟を含めた他スタジアムとは一線を画す。今日も多くのアントラーズサポーターが、試合前の時間を大いに満喫していることだろう。
試合前は、
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