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 リーグ戦とACL、6試合を戦ってもなお、勝ち星を挙げられていないアントラーズが、4月反攻をスタートさせる。J1 1st 第4節、カシマスタジアムに迎え撃つ相手は、サガン鳥栖だ。
 鳥栖は昨季、J1で一時は首位に立つなど、存在感を示した。最終的には5位でのフィニッシュとなり、今季のACL出場はならなかったが、豊田や林といった主力選手が残留。ベースを残したまま、さらなる戦力補強に成功し、今季に臨んでいる。手強い相手であることは言うまでもない。
 鳥栖の武器は、全員が労を惜しまずに、そして激しいボディコンタクトを厭わずに戦い続ける点にある。遠藤が「あれだけ身体を張って戦えるのは鳥栖くらい。日本で一番だと思う」と称すハードワークに、アントラーズは応戦しなければならない。戦術や技術云々の前に、個々人が1対1の戦いで負けていたら、おのずと勝利は遠ざかる。強い意志と覚悟をもって、1つ1つのプレーに向き合わなければならない。90分間、最後まで集中力を切らさないよう、そして選手の背中を押すように、スタンドからも熱くサポートしてほしい。
 思えば昨季の最終節、ここカシマスタジアムで鳥栖に屈してから、アントラーズはリーグ戦での白星を挙げていない。シーズンをまたいではいるが、苦しい時間が始まったのは、2014年12月6日、あの試合からだ。過去の苦い記憶を試合前に呼び起こすことは、あまり良いことではないかもしれない。しかし、優勝を逃した悔しさ、中田を勝利で送れなかった涙――。あまりにも強烈な感情が交錯したあの日のスタジアムの光景は、今もなお、鮮烈に目に焼き付いている。
 「リベンジ」という言葉がふさわしいかどうかはわからない。ただ、あの日味わった思いを燃料に変え、奮起しなければならないのは確かだ。「カシマスタジアムで鳥栖に勝つ。」これ以上ない、再出発の舞台が整った。4か月前から止まったままの時計の針が、今夜、動き始める。

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