今日の試合のみどころを読む!
苦しい時間が続くアントラーズにとって、再起の一歩目となる舞台はやはり、ここしかない。我らがホーム、カシマスタジアム。聖地でのJ1初戦は1st 第2節、湘南ベルマーレとの対戦だ。
湘南は昨季のJ2で圧倒的な強さを見せ、史上最速での昇格を決めた。積み上げた勝ち点は101に達し、J2王者としてJ1へ戻ってきた。開幕戦では1-3と逆転負けを喫したが、先制点を挙げて浦和を苦しめた。今節も強い気持ちを持って乗り込んでくるはずだ。
湘南の持ち味はハードワークで、攻守の切り替えは素早い。ドリブルでボールを運ぶ選手を後方から何人もの味方が追い越して、鋭いカウンターを見せる。アントラーズとしては、全員で労を惜しまない相手に走り負けてはならない。が、必要以上に走ら「される」こともない。運動量豊富なチームとはいえ、必ずペースが落ちる時間帯はある。そこを狙って押し込んでいけば、主導権を握れるはずだ。試合の流れを的確に読む必要がある。
アントラーズは3試合連続で先制点を奪われている。相手よりも多くのチャンスを作りながら、生かせていない。清水戦では2本のシュートがクロスバーを直撃。わずかな差に泣かされているだけに悔しさも強いが、本山が「ブレずにやり続けるだけ」と言うように、我慢強く、ひたむきにゴールを目指し続けるしかない。
3年前、開幕から黒星続きで苦しんでいた当時の指揮官・ジョルジーニョは、シーズン初勝利の後、「選手たちは最後までスパイクの先までハートを込めて戦った」と称した。この姿勢こそ、今のアントラーズに必要だろう。スタンドから想いと声を届けるサポーターも、同じ気持ちで戦ってほしい。例えシュートが外れても落胆するのではなく、次への活力になるような雰囲気を、スタジアム全体で作っていきたい。
昨季、5月の3連敗から抜け出した徳島戦はシュート26本で1点止まりだったが、粘り強く戦って勝ち点3をもぎ取った。褒められた内容でなくても、勝利という結果に勝るものはない。今回もそうだ。どんな形であれ、総力戦で白星を掴まなければならない。
湘南は昨季のJ2で圧倒的な強さを見せ、史上最速での昇格を決めた。積み上げた勝ち点は101に達し、J2王者としてJ1へ戻ってきた。開幕戦では1-3と逆転負けを喫したが、先制点を挙げて浦和を苦しめた。今節も強い気持ちを持って乗り込んでくるはずだ。


アントラーズは3試合連続で先制点を奪われている。相手よりも多くのチャンスを作りながら、生かせていない。清水戦では2本のシュートがクロスバーを直撃。わずかな差に泣かされているだけに悔しさも強いが、本山が「ブレずにやり続けるだけ」と言うように、我慢強く、ひたむきにゴールを目指し続けるしかない。




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