レポート
UAE到着10日目トレーニング(前日練習&前日公式会見)
2018.12.22(土)
UAE到着10日目、アブダビは今日も青空に恵まれました。遠征中のトレーニングは今日が最後です。クラブW杯3位決定戦のリーベルプレート戦を明日に控え、前日会見と前日練習が行われました。
まずは現地時間15時から、アントラーズの前日会見です。試合会場のザイド スポーツシティ スタジアムにて、大岩監督と内田選手が3位決定戦への抱負を述べました。
大岩 剛監督
「(準決勝からの切り替えは)非常に残念な敗戦だったが、しっかりと頭を切り替えるという話をした。リーベルは非常に強い相手で、しっかり準備して試合に入らなければ、勝つことはできない。今季の最終戦ということで、集大成となる試合をしたい。(リーベルプレートの負け方は、アントラーズにとって有利に働くか)特別、そのような分析はしていない。(リーベルプレートの準決勝は)非常にタフで、激しい試合だった。彼らとしては最初の失点が悔やまれると思う。攻撃にしろ守備にしろ、我々はセットプレーに重点を置いている。隙があれば得点を狙い、相手にチャンスを与えないように分析をして臨みたい。準決勝から頭を切り替えているが、あの試合を振り返るとしたら、自分たちのサッカーをやらせてもらえなかったし、相手のボールの動かし方に対応できなかった。前半の失点、後半の早い段階での失点はミスからだった。準決勝を踏まえて、3位決定戦は今季の最終戦であり、集大成ということで、しっかりとした守備からスピーディーな攻撃につなげていくサッカーをしっかりとピッチで表現したい。(準決勝は守備のミスが多く、決定機逸も多かったが、どのように修正していくのか)守備の部分はしっかりとしたポジショニングからアプローチの方法を確認する。チャンスで決め切るという勇気と自信、精神的な部分を準備させる。それに尽きると思う」
内田 篤人選手
「試合が終わってからはリカバリーに努めた。チームとしても、次の試合に向けた準備はできている。南米のチームや選手とは何度か対戦してきているけど、精神的にも肉体的にもタフで、一つの敗戦が次に影響するという感覚は受けていない。次はもっと高いモチベーションで臨んでくると思う。(3位決定戦へのモチベーションは?)これだけの大会で、日本から数多くのサポーターの方が来て応援してくれている。もちろん、テレビで見てくれている方も多くいる。決勝に行けなかったのは残念だけど、その方の分も(戦う)。アントラーズを代表して試合に出るということだけでもしっかりとしたモチベーションがあって、しっかりとやらなければいけないという気持ちになる。これだけの規模の大会で、きれいな芝でサッカーができる。勝って日本に帰りたい。しっかりとした気持ちを持って、試合に臨みたい。ポジショニングはこの試合だけでなく、シーズンの立ち上げの時から細かく指示を受けている。この試合で特別に、というよりは、自分たちはずっと守備の形を意識している。対戦相手や対面する選手によって、その選手にしか雰囲気や感覚がわからない部分はある。そういった細かい部分では判断が必要だけど、チームとしての形や約束事は崩さずにやっていきたい」
会見を終えた大岩監督と内田選手は、宿舎のホテルに戻りました。ミーティングを行った後、チームバスは16時頃に出発。17時からの前日練習に向けて準備を進めました。そして16時、スタジアムにてリーベルプレートの記者会見がスタート。マルセロ ガジャルド監督とルーカス マルティネス クアルタ選手が出席しています。
マルセロ ガジャルド監督
「(明日の先発はどうなるのか?)変えていきたい。まだあまりプレーできていない選手がいる。できるだけベストな方法でこの大会を終えるために、最もエネルギーのある選手を明日は起用したい。望む結果を得るために、十分なエネルギーを持った選手を起用したい。そのうえでブエノスアイレスに戻り、ここに来るために成し遂げた素晴らしい成功(南米制覇)をファンと分かち合いたい。(準決勝では)アル・アインFCを見くびっていたわけではない。試合前の会見を思い起こしてもらえば、アル・アインFCは危険だと言っていた。相手を過小評価することはない。明日も同じだ。相手を尊敬して戦うつもりだ。常にそうしなければならない。(アントラーズの印象は)私が持っている印象は、経験があるということ。この大会で経験を積んでいるし、初出場ではない。2年前だったかと思うが(レアル・マドリードを相手に)素晴らしい試合をしていた。敗れてしまったものの、素晴らしい試合だった。日本のサッカーは進歩していると思う。日本の代表チームは常にリスペクトされる存在だと思う」
ルーカス マルティネス クアルタ選手
「我々はアル・アインFCを過小評価していなかったし、アントラーズに対してもそうだ。アントラーズは大陸王者だからここにいる。リベルタドーレス杯では、精神的、感情的な難しさがあった。アントラーズはレアル・マドリードに対して素晴らしい試合をした。いい選手がいることは知っている。いいチームだ。やるべきことをできるようにして、いい結果を得たい」
昨日までと同じ練習場で行われたトレーニングは、冒頭15分のみが報道陣に公開されています。練習開始前の選手たちはリラックスした表情で、リフティングゲームをしたり、会話をしながら柔軟をしたりしつつ、各々のやり方で準備を進めています。大岩監督がミーティングをした後、選手たちはマットを使ったストレッチやレクリエーション要素を含むメニューでウォーミングアップを行っていました。
非公開での練習は1時間超で、辺りはすっかり暗くなっていました。そしてUAEでのトレーニングを締めくくるのは、ジーコTDと大岩監督も選手としてピッチに立ったレクリエーションゲームです。白熱の展開でサドンデスに突入すると、ジーコTDが決勝ゴールを挙げて決着を迎えました。グラウンドは大いに盛り上がり、最高の雰囲気で練習を打ち上げることとなりました。明日はいよいよ、今季の最終戦です。現地時間17時30分、日本時間22時30分キックオフで、南米王者のリーベルプレートと対戦です。
最後の1枚は、大会期間中にリエゾンとしてチームを支えてくれた現地スタッフと。練習場やホテル側との調整や交渉といった運営業務から、用具や荷物の運び入れのサポートといった作業に至るまで、多岐に渡って貢献してくれました。JリーグやJFAから帯同していただいたスタッフ、西シェフ、小野シェフも含め、本当に多くの方の支えがあって、世界の舞台で戦うことができています。感謝の思いも力に変えて、今季最後の戦いへ向かいます。
まずは現地時間15時から、アントラーズの前日会見です。試合会場のザイド スポーツシティ スタジアムにて、大岩監督と内田選手が3位決定戦への抱負を述べました。
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大岩 剛監督
「(準決勝からの切り替えは)非常に残念な敗戦だったが、しっかりと頭を切り替えるという話をした。リーベルは非常に強い相手で、しっかり準備して試合に入らなければ、勝つことはできない。今季の最終戦ということで、集大成となる試合をしたい。(リーベルプレートの負け方は、アントラーズにとって有利に働くか)特別、そのような分析はしていない。(リーベルプレートの準決勝は)非常にタフで、激しい試合だった。彼らとしては最初の失点が悔やまれると思う。攻撃にしろ守備にしろ、我々はセットプレーに重点を置いている。隙があれば得点を狙い、相手にチャンスを与えないように分析をして臨みたい。準決勝から頭を切り替えているが、あの試合を振り返るとしたら、自分たちのサッカーをやらせてもらえなかったし、相手のボールの動かし方に対応できなかった。前半の失点、後半の早い段階での失点はミスからだった。準決勝を踏まえて、3位決定戦は今季の最終戦であり、集大成ということで、しっかりとした守備からスピーディーな攻撃につなげていくサッカーをしっかりとピッチで表現したい。(準決勝は守備のミスが多く、決定機逸も多かったが、どのように修正していくのか)守備の部分はしっかりとしたポジショニングからアプローチの方法を確認する。チャンスで決め切るという勇気と自信、精神的な部分を準備させる。それに尽きると思う」
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内田 篤人選手
「試合が終わってからはリカバリーに努めた。チームとしても、次の試合に向けた準備はできている。南米のチームや選手とは何度か対戦してきているけど、精神的にも肉体的にもタフで、一つの敗戦が次に影響するという感覚は受けていない。次はもっと高いモチベーションで臨んでくると思う。(3位決定戦へのモチベーションは?)これだけの大会で、日本から数多くのサポーターの方が来て応援してくれている。もちろん、テレビで見てくれている方も多くいる。決勝に行けなかったのは残念だけど、その方の分も(戦う)。アントラーズを代表して試合に出るということだけでもしっかりとしたモチベーションがあって、しっかりとやらなければいけないという気持ちになる。これだけの規模の大会で、きれいな芝でサッカーができる。勝って日本に帰りたい。しっかりとした気持ちを持って、試合に臨みたい。ポジショニングはこの試合だけでなく、シーズンの立ち上げの時から細かく指示を受けている。この試合で特別に、というよりは、自分たちはずっと守備の形を意識している。対戦相手や対面する選手によって、その選手にしか雰囲気や感覚がわからない部分はある。そういった細かい部分では判断が必要だけど、チームとしての形や約束事は崩さずにやっていきたい」
会見を終えた大岩監督と内田選手は、宿舎のホテルに戻りました。ミーティングを行った後、チームバスは16時頃に出発。17時からの前日練習に向けて準備を進めました。そして16時、スタジアムにてリーベルプレートの記者会見がスタート。マルセロ ガジャルド監督とルーカス マルティネス クアルタ選手が出席しています。
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マルセロ ガジャルド監督
「(明日の先発はどうなるのか?)変えていきたい。まだあまりプレーできていない選手がいる。できるだけベストな方法でこの大会を終えるために、最もエネルギーのある選手を明日は起用したい。望む結果を得るために、十分なエネルギーを持った選手を起用したい。そのうえでブエノスアイレスに戻り、ここに来るために成し遂げた素晴らしい成功(南米制覇)をファンと分かち合いたい。(準決勝では)アル・アインFCを見くびっていたわけではない。試合前の会見を思い起こしてもらえば、アル・アインFCは危険だと言っていた。相手を過小評価することはない。明日も同じだ。相手を尊敬して戦うつもりだ。常にそうしなければならない。(アントラーズの印象は)私が持っている印象は、経験があるということ。この大会で経験を積んでいるし、初出場ではない。2年前だったかと思うが(レアル・マドリードを相手に)素晴らしい試合をしていた。敗れてしまったものの、素晴らしい試合だった。日本のサッカーは進歩していると思う。日本の代表チームは常にリスペクトされる存在だと思う」
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ルーカス マルティネス クアルタ選手
「我々はアル・アインFCを過小評価していなかったし、アントラーズに対してもそうだ。アントラーズは大陸王者だからここにいる。リベルタドーレス杯では、精神的、感情的な難しさがあった。アントラーズはレアル・マドリードに対して素晴らしい試合をした。いい選手がいることは知っている。いいチームだ。やるべきことをできるようにして、いい結果を得たい」
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昨日までと同じ練習場で行われたトレーニングは、冒頭15分のみが報道陣に公開されています。練習開始前の選手たちはリラックスした表情で、リフティングゲームをしたり、会話をしながら柔軟をしたりしつつ、各々のやり方で準備を進めています。大岩監督がミーティングをした後、選手たちはマットを使ったストレッチやレクリエーション要素を含むメニューでウォーミングアップを行っていました。
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非公開での練習は1時間超で、辺りはすっかり暗くなっていました。そしてUAEでのトレーニングを締めくくるのは、ジーコTDと大岩監督も選手としてピッチに立ったレクリエーションゲームです。白熱の展開でサドンデスに突入すると、ジーコTDが決勝ゴールを挙げて決着を迎えました。グラウンドは大いに盛り上がり、最高の雰囲気で練習を打ち上げることとなりました。明日はいよいよ、今季の最終戦です。現地時間17時30分、日本時間22時30分キックオフで、南米王者のリーベルプレートと対戦です。
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最後の1枚は、大会期間中にリエゾンとしてチームを支えてくれた現地スタッフと。練習場やホテル側との調整や交渉といった運営業務から、用具や荷物の運び入れのサポートといった作業に至るまで、多岐に渡って貢献してくれました。JリーグやJFAから帯同していただいたスタッフ、西シェフ、小野シェフも含め、本当に多くの方の支えがあって、世界の舞台で戦うことができています。感謝の思いも力に変えて、今季最後の戦いへ向かいます。