ブリスベン・ロアーFC戦前日トレーニング(公式練習&公式記者会見)

2017.03.13(月)
AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ第3節 ブリスベン・ロアーFC戦を明日に控え、選手たちはクラブハウスで午前中に公式練習を行いました。冒頭15分間のみがメディアに公開されました。公式練習は1時間という時間制約があるため、軒下でウォーミングアップを行ってからグラウンドへ出ました。

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午後にはカシマスタジアムで公式記者会見が開催され、石井監督と土居選手が出席しました。
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石井正忠監督:
「前節のムアントン戦は自分たちのミスが多くて、勝ち点を失ってしまったという印象が強い。ブリスベン戦はホームだし、しっかりと勝ち点3を取りたい。ここまで選手起用で大きくプランが狂ったことはない。各ポジションの選手が役割を理解してくれている。負傷や体調不良で出られない選手がいた時も、代わりに出場した選手がうまくやってくれたと思う。最近はチャンスこそ多く作れているものの、複数得点を取れていない。どうやってチャンスをゴールに結びつけるか。コンビネーションの練習を増やし、得点を多く取れるように練習していかなくてはいけないと思っている」

土居聖真選手:
「前回のACLで対戦したウェスタン・シドニーは体格もあって、ゴール前ではドリブルやコンビネーションで崩してきたけど、ブリスベンは高さを活かすというよりも、ショートパスをつなぐ意識が高いと感じた。オーストラリアのチームだけど、これまでとは違ったチームとして認識したうえで戦わなければならない。前半に決定機がありながら決められない試合が続いているので、先制点が大事だと思う。前回のACLでオーストラリアのチームと対戦してから、いろいろな経験をした。ケガもしたし、大きな大会で優勝もした。ここまでの成長はメンタルの部分。浮き沈みがなくなった。そこがゲームに反映されている。試合では相手の様子を見るのではなく、こちらからアクションを起こすことが重要だと思っている」

ブリスベン・ロアーFCからの出席者はジョン アロイージ監督、そしてFC東京と札幌でプレーした経験があるジェイド ノース選手でした。
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ジョン アロイージ監督:
「カシマで試合ができることをエキサイティングに思う。タフな試合になる。我々は休息も取れたし、しっかりと準備をして日本に来た。とても興奮している。我々のスタイルはポゼッションが基本。良い組織を基盤としていて、守備陣を突破できる個人の力もある。困難な試合になるが、準備はできている。アントラーズについては、クラブワールドカップの試合は全て見た。ACLの2試合、Jリーグの3試合も見て分析をした。良いチームだということは間違いない。ゲームプランに関して多くを語ることはできないが、組織的な守備をできれば良い。勝つために、何もせずに待っているようなことはない。攻撃的に行くサッカーを表現できる選手がいるので、自分たちのサッカーを表現できれば良い。(前節の)蔚山戦ではリカバリーする時間もなく、ケガ人もいた。今回は十分な準備期間があった。オフェンシブなサッカーをすることが重要だ」

ジェイド ノース選手:
「試合が待ち遠しい。Jリーグでプレーしていた時も対戦したことがあるので、アントラーズが良いチームだということはわかっている。リスペクトしているが、勝利を求めて日本に来た。アントラーズが5年前から大きく変わった印象はない。Jリーグでは簡単な試合はなかったし、アジアで最高のリーグだと思っている。その中でもアントラーズはトップチームという印象があるので、対戦は楽しみ。ACLという大会でオーストラリアを代表してプレーできることを誇りに思う」

ブリスベン・ロアーFCは、公式会見後にカシマスタジアムで公式練習を行いました。
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