レポート
ACL特集 FCソウル戦前日トレーニング(公式練習＆公式記者会見)
2015.03.03(火)
AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ第2節FCソウル戦に向け、選手たちは2日の午後に鹿嶋を出発しました。空港での選手たちはリラックスした表情で、夕方に無事にソウルへ到着しました。
宿舎に入って夕食を済ませると、さっそくミーティングを実施し、試合への集中力を高めていきました。
一夜明けた今日は、あいにくの天気に。冷え込みが厳しく、みぞれ混じりの雨が降っていました。宿舎からソウルワールドカップスタジアムまでの道中では、渋滞が発生していました。
選手たちは10時頃からソウルワールドカップスタジアムで前日練習を実施しました。なお、メディア向けに公開されたのは、冒頭15分間のみです。
選手たちはウォーミングアップを終えた後、パス練習やシュート練習を行いました。センターバックの選手たちは、クリアなど守備の練習もこなしました。
また、練習後には公式記者会見が開催され、トニーニョ セレーゾ監督とファン ソッコ選手が出席しました。
セレーゾ監督：
両チームともにとてもレベルが高く、良い選手たちがいるので、良い試合をできると期待している。しかし残念ながら、スタジアムのグラウンドが少しデコボコになっている。テクニック面で良いサッカーをしたいが、グラウンドの状態が良くないので、できるかどうかわからない。だが、サッカーはテクニックだけではない。お互いにしっかりと走りきって、良い試合になることを期待している。ファン ソッコ選手は、こうして韓国に戻ってくることができて、家族にも会えることがとても嬉しいのではないかと思う。しかし我々は、韓国に遊びに来たわけではない。我々は明日の試合に勝つために来ている。彼が持っている強い気持ち、闘争心が必要だと思う。彼が我々のチームにいるということは非常に重要だ。明日の試合に出るかどうかは別として、彼が我々のクラブの一員であり、彼がいるからこそ、選手たちが1つにまとまることができていると思っている。午前中に練習したからといって、明日の夜の試合に問題がある、コンディション面で悪いことがあるとは思わないし、心配していない。試合は夜だが、練習は午前中だったということで、照明の明るさを確かめることができなかった。ただ、確認できなかったことはそれだけであって、問題ではない。このスタジアムはワールドカップが行われた場所であり、照明に問題があるとは思っていない。特に気にしていない。夜に練習しなかった理由は、これから気温が下がり、雨が降るとの予報だったからだ。それで練習を午前中にした。明日、試合をするわけであって、相手の強みや弱みをこの記者会見で聞かれても、言えるはずがない。FCソウルには、非常に良い選手が多いことは知っている。各選手が闘争心や強い魂を持って戦っている姿を観た。中盤にはテクニックがある選手がいて、DFとFWのバランスが非常に良い。明日、我々は苦しめられることになると予想している。中盤の右サイドの選手がとても積極的にシュートを打ってくるし、創造力豊かな選手なので、警戒しなければならない。このような素晴らしいクラブと対戦することを嬉しく思っている。あとは、良い試合をするだけだ。
ファン ソッコ選手：
去年、FCソウルとの試合で得点を決めた。今回、相手はどんな選手が出てくるかわからないが、ゴールを決めることができたらいいし、それを期待している。相手に親しい選手がいたとしても、スポーツの世界で最善を尽くすことが大事だと思う。
FCソウルからは、チェ ヨンス監督とキム ジンギュ選手が出席しました。
チェ ヨンス監督：
グループステージ第1節では、アウェイで負けるという残念な試合になった。我々のプレーをできなかったのが残念なところ。しかし、選手全員が、何が問題だったかをよく理解している。アントラーズとの以前の2試合に勝った経験があるので、明日も良い試合になると思う。両チームとも勝利が必要なので、攻撃的な試合になるだろう。サッカーでは失点をするかもしれないが、何よりも得点が重要。明日も多くの得点を決めたい。アントラーズは得点を決める選手が多いので、良い守備をしなければいけない。しかし我々は、得点を取る試合をしたい。日本のチームは個人技術が優れていて、スペースの活用が良い部分だと思う。アントラーズは特に、両サイドを活用する。日本のチームだが、ブラジルのスタイルを見せている。長所が多いチームだが、弱点もあるはず。その弱点を狙うプレーをしたい。リーグでのライバル関係があるからこそ、チームはもっと強くなる。ファンの皆さんにもこれは良い部分だと思う。こういう良い環境の中で、良い試合をすることが監督の責任だと思う。死のグループだということは間違いないが、第1節では我々のプレーを半分もできなかった。今は我々の強い面を見せて、ベスト16に進出しなければならない。1つ1つの試合で最善を尽くす。そうすれば、良い結果が出ると思う。
キム ジンギュ選手：
アントラーズはすごく良いチームだと思う。攻撃的なサッカーをして、得点を決める選手が多い。第1節で負けたのは残念だったが、闘争心を持って最善を尽くせば、必ず勝つと思う。監督が良い経験を持っているので、その指示通りにプレーをすれば勝つと思う。日本の選手たちの闘争心が高まっているのは間違いない。それを考えたうえで、我々はもっと強い闘争心と根性を持って試合に臨めば問題ないと思う。日本の選手たちとともに、良い試合をしたいと思う。
会見後、FCソウルの選手たちも前日練習を行いました。
試合は明日、19時30分キックオフです！
宿舎に入って夕食を済ませると、さっそくミーティングを実施し、試合への集中力を高めていきました。
一夜明けた今日は、あいにくの天気に。冷え込みが厳しく、みぞれ混じりの雨が降っていました。宿舎からソウルワールドカップスタジアムまでの道中では、渋滞が発生していました。
引き締まった表情でスタジアムに入るカイオ選手
選手たちは10時頃からソウルワールドカップスタジアムで前日練習を実施しました。なお、メディア向けに公開されたのは、冒頭15分間のみです。
キャッチング練習をする曽ヶ端選手と佐藤選手
ウォーミングアップをする選手たち
選手たちはウォーミングアップを終えた後、パス練習やシュート練習を行いました。センターバックの選手たちは、クリアなど守備の練習もこなしました。
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また、練習後には公式記者会見が開催され、トニーニョ セレーゾ監督とファン ソッコ選手が出席しました。
セレーゾ監督：
両チームともにとてもレベルが高く、良い選手たちがいるので、良い試合をできると期待している。しかし残念ながら、スタジアムのグラウンドが少しデコボコになっている。テクニック面で良いサッカーをしたいが、グラウンドの状態が良くないので、できるかどうかわからない。だが、サッカーはテクニックだけではない。お互いにしっかりと走りきって、良い試合になることを期待している。ファン ソッコ選手は、こうして韓国に戻ってくることができて、家族にも会えることがとても嬉しいのではないかと思う。しかし我々は、韓国に遊びに来たわけではない。我々は明日の試合に勝つために来ている。彼が持っている強い気持ち、闘争心が必要だと思う。彼が我々のチームにいるということは非常に重要だ。明日の試合に出るかどうかは別として、彼が我々のクラブの一員であり、彼がいるからこそ、選手たちが1つにまとまることができていると思っている。午前中に練習したからといって、明日の夜の試合に問題がある、コンディション面で悪いことがあるとは思わないし、心配していない。試合は夜だが、練習は午前中だったということで、照明の明るさを確かめることができなかった。ただ、確認できなかったことはそれだけであって、問題ではない。このスタジアムはワールドカップが行われた場所であり、照明に問題があるとは思っていない。特に気にしていない。夜に練習しなかった理由は、これから気温が下がり、雨が降るとの予報だったからだ。それで練習を午前中にした。明日、試合をするわけであって、相手の強みや弱みをこの記者会見で聞かれても、言えるはずがない。FCソウルには、非常に良い選手が多いことは知っている。各選手が闘争心や強い魂を持って戦っている姿を観た。中盤にはテクニックがある選手がいて、DFとFWのバランスが非常に良い。明日、我々は苦しめられることになると予想している。中盤の右サイドの選手がとても積極的にシュートを打ってくるし、創造力豊かな選手なので、警戒しなければならない。このような素晴らしいクラブと対戦することを嬉しく思っている。あとは、良い試合をするだけだ。
ファン ソッコ選手：
去年、FCソウルとの試合で得点を決めた。今回、相手はどんな選手が出てくるかわからないが、ゴールを決めることができたらいいし、それを期待している。相手に親しい選手がいたとしても、スポーツの世界で最善を尽くすことが大事だと思う。
FCソウルからは、チェ ヨンス監督とキム ジンギュ選手が出席しました。
チェ ヨンス監督：
グループステージ第1節では、アウェイで負けるという残念な試合になった。我々のプレーをできなかったのが残念なところ。しかし、選手全員が、何が問題だったかをよく理解している。アントラーズとの以前の2試合に勝った経験があるので、明日も良い試合になると思う。両チームとも勝利が必要なので、攻撃的な試合になるだろう。サッカーでは失点をするかもしれないが、何よりも得点が重要。明日も多くの得点を決めたい。アントラーズは得点を決める選手が多いので、良い守備をしなければいけない。しかし我々は、得点を取る試合をしたい。日本のチームは個人技術が優れていて、スペースの活用が良い部分だと思う。アントラーズは特に、両サイドを活用する。日本のチームだが、ブラジルのスタイルを見せている。長所が多いチームだが、弱点もあるはず。その弱点を狙うプレーをしたい。リーグでのライバル関係があるからこそ、チームはもっと強くなる。ファンの皆さんにもこれは良い部分だと思う。こういう良い環境の中で、良い試合をすることが監督の責任だと思う。死のグループだということは間違いないが、第1節では我々のプレーを半分もできなかった。今は我々の強い面を見せて、ベスト16に進出しなければならない。1つ1つの試合で最善を尽くす。そうすれば、良い結果が出ると思う。
キム ジンギュ選手：
アントラーズはすごく良いチームだと思う。攻撃的なサッカーをして、得点を決める選手が多い。第1節で負けたのは残念だったが、闘争心を持って最善を尽くせば、必ず勝つと思う。監督が良い経験を持っているので、その指示通りにプレーをすれば勝つと思う。日本の選手たちの闘争心が高まっているのは間違いない。それを考えたうえで、我々はもっと強い闘争心と根性を持って試合に臨めば問題ないと思う。日本の選手たちとともに、良い試合をしたいと思う。
会見後、FCソウルの選手たちも前日練習を行いました。
試合は明日、19時30分キックオフです！
