前節のアウェイ浦和戦は、「これぞ、鹿島」といった試合内容となった。立ち上がりは浦和の勢いに押され、2点を先制される苦しい展開となったが、選手たちは動じず、前半終了間際にはレオ セアラのPK弾で1点を返す。さらに後半には55分に鈴木 優磨、そして終了間際にチャヴリッチが決め、3-2の逆転勝利となった。優磨、チャヴリッチはともにCKからの得点と、まさにアントラーズの強さが際立ったゲームだった。
試合後、鬼木監督は「相手を見ながら何が有効なのかということに向き合いながら戦った前半だと思います。その中で1点を返せたことが大きかったです。また後半も継続してできましたし、交代で入った選手も、時間は関係なく『結果を残そう』という姿勢を見せてくれました」と、選手たちを称賛した。
途中交代でピッチに立ち、チャヴリッチの逆転弾を演出した柴崎は、「監督からは『先制点、追加点、3点目、少なくとも3点を取ろう』ということを常日頃から言われている。そういった中で言えば、2点を取られても3点を取れば勝てるということだし、反省しなければいけない部分はあるけど、2点取られても十分反撃できるんだというチームの共通認識を持てていると思う」と述べた。まさに指揮官の言う通り、「結果を残す」という点にフォーカスし、自分たちを信じて戦うことがキャプテンをはじめ、チームの全員に浸透している。
次なる相手は、東京V。90分間アグレッシブに、そしてひたむきに戦う情熱のあるチームだ。その熱い相手に、先制点、追加点、3点目と攻める気持ちを持ち続けることができるか。アントラーズレッドに染まったメルスタで、心を一つにして戦おう。