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 4月17日の徳島戦から始まった怒涛の15連戦が終わった。難しい戦いの連続だったが、成績は9勝4分2敗。過密日程の中でもチームが一つにまとまり、目の前の試合の勝利へ集中したことが好成績につながった。先の清水戦の試合後には、相馬監督も「ようやく15連戦が終わった」と安堵の表情を浮かべ、「しっかりリフレッシュをして、次の天皇杯に向けて準備をしたい」と語った。

 つかの間の休息を終え、またここから連戦が始まる。初戦は天皇杯2回戦、神奈川県代表のY.S.C.C.横浜との対戦だ。下部カテゴリーの相手だけにチャレンジャーとして果敢に戦ってくることが予想される。こちらが相手の挑戦を受ける形になれば、苦戦を強いられることは避けられない。どんな試合でも、アグレッシブな戦いを貫き、我々から貪欲に勝利を奪いに行く姿勢が求められる。

 1発勝負の怖さについては、相馬監督も「トーナメントになるので1試合1試合、そしてワンプレーワンプレーを、しっかり集中してやらないといけない」と語り、どんな不測の事態が起こりようと、「すべてが終わったとき、我々が勝利をつかめるようにやっていきたい」と、結果にこだわることを強調していた。

 さあ、いよいよ天皇杯が始まる。一昨年は決勝で神戸に敗れ、あと一歩のところでタイトルを逃してしまった。その悔しさを力に変えて、今年こそ日本一のタイトルを掲げよう。ケーズデンキスタジアム水戸まで詰めかけてくれるアントラーズファミリーとともに、アグレッシブに戦い、必ず勝利を掴み取る。

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