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 7月24日のG大阪戦は1-0で辛くも勝利した。相馬監督の体調不良により、パシェココーチが指揮を執る緊急事態だったが、全員が協力し合い、アウェイで価値ある勝ち点3を獲得した。

 試合後、パシェココーチは「相馬監督がこの試合に向けて準備したことがピッチでやり続けることができた」と語り、「縦への意識、コンパクトさ、空いているスペースを使うこの部分がしっかりとできており、試合の組み立てもできていた。上手く機能していたと思う」と話した。

 多くの収穫を得たG大阪戦を終えたチームは、再びリーグ戦の中断期間に入った。次のアウェイ湘南戦までは中15日。心身の疲労を回復させてから、トレーニングで戦術的な完成度を高めていった。

 次の対戦相手である湘南は、現在15位と残留争いに巻き込まれており、中断期間前はリーグ戦3連敗中と調子を落とす。ただ、湘南は7月11日のFC東京戦から約4週間の試合間隔が空いており、課題を修正する時間はぞんぶんに残されていた。アントラーズ戦に照準を合わせて準備を進めてきたことが予想されるだけに警戒が必要だ。

 また、近年のアントラーズは湘南に対して、アウェイでリーグ戦3連敗中と苦しめられている。湘南との対戦では、試合終盤で決勝ゴールが生まれる試合が多いだけに、今回も難しい試合になることを覚悟しなければいけない。必ず訪れるであろう我慢の時間帯をチーム一丸で凌ぎ、決定的を確実にものにしていきたいところだ。

 さあ、約2週間ぶりのリーグ戦に臨む。タフな試合になることが予想されるが、上位進出のためには勝利のみが求められる。離れていてもアントラーズファミリー全員でともに戦い、必ず勝ち点3を持ち帰ろう。

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