ACADEMY FREAKS Vol.3

里内猛HoCのぼちぼちでんな~ 第3回

 

試合終了のホイッスルは、次の試合への合図だ。

2023年は久しぶりに海外遠征を実施させてもらいましたが、アカデミーにとっての一番の大きなトピックは、やはりユースがプレミアリーグへの昇格を達成できたことでしょう。年末になって新型コロナウイルス感染症やインフルエンザが流行り始めたなか、スタッフ陣も選手たちのケアなどに細心の注意を払い、最後のプレーオフに臨んで勝利して帰ってくることができました。

シーズン当初に柳沢監督が掲げた「鍛える」というテーマのもと、ユースの選手たちにとってはやや厳しい要求もされた1年になったのかもしれません。ただ、その甲斐あってプリンスリーグ関東で優勝し、2019年以来のプレミアリーグ復帰を果たすことができましたので、厳しいなかでも予め決めた目標を達成することができた、実りある1年になったと言えるでしょう。

2023年の最終戦となったプレーオフのベガルタ仙台ユース戦が終わり、柳沢監督がチームを締めた後、鹿嶋へと戻る前に私自身は試合に出なかった選手と出場時間の短かった選手を集め、エキストラトレーニングを実施しました。そのとき、「試合終了のホイッスルは、次の試合への合図だ」と選手たちに投げかけたわけです。試合が終わってオフに入るのと同時に、また次の戦いがすでに始まっているのですから。

新たなシーズンは、またすぐにやってきます。その意味で、選手たちの戦いに、継ぎ目なし。2024年の春からそれぞれの進路へと進む3年生も、来季へ向けて自身の体に手入れをしているような、すでに次へと向かう準備の段階に入っている選手もいます。所属するチームや戦う場所が変わってもアントラーズで鍛えた精神力を絶やすことなく、しっかりと引き継いでいってもらいたいものです。私自身も彼らを応援したいと思います。

2024年のユースに目を向ければ、またコーチングスタッフでプレミアリーグでの戦いに向けたチーム作りをしていかなければなりません。まずはケガ人を出さずに鍛えること。矛盾するような言い回しになったかもしれませんが、リスクを恐れていてはいいチーム作りはできません。より大胆に、2023年以上に戦う集団を育成できるように努めていく必要性があります。

我々の戦いにも、継ぎ目なし。

2024年もどうぞ、アントラーズアカデミーをよろしくお願いいたします。