小池、チャッキー、ブエノ!3ゴールで浦項を下し、アジアの舞台で3連勝!
AFCチャンピオンズリーグElite 2026/27 MD3、アントラーズはカシマサッカースタジアムで浦項スティーラーズと対戦した。
ニューカッスル・ジェッツに7-1、コンアン・ハノイに1-0とアジアの舞台で2連勝を飾ったアントラーズ。迎えたMD3は再びホームのカシマスタジアムでアントラーズファミリーの声援を受け、韓国の浦項スティーラーズを相手にキックオフを迎えた。
試合は立ち上がりから互いを探り合う展開となる。アントラーズはこの日、ゲームキャプテンとして先発した関川を中心に最終ラインから攻撃を組み立て、前線のチャヴリッチ、徳田、エウベルらを生かしてゴールを狙う。
しかし7分、不運なアクシデントに見舞われる。右サイドバックの広瀬が右足を痛めて倒れ込み、プレー続行が不可能。これで鬼木監督は早い時間帯での選手交代を余儀なくされ、小池を投入した。
それでもアントラーズは積極的に前へ出る。13分には林のクロスにチャヴリッチがヘディングで合わせ、こぼれ球をエウベルがシュート。26分には小池のパスからチャヴリッチがシュートを放つなど、徐々に浦項ゴールへ圧力をかけていく。さらに43分にはマテウス ブエノのFKから千田が頭で合わせるなど、セットプレーからもゴールを狙う。
しかし浦項の粘り強い守備に阻まれ、結局、前半は0-0で終えた。すると後半開始から鬼木監督は徳田に代え、鈴木をピッチへ入れる。前線に変化を加え、先制点を取りに行った。
63分には柴崎、松村が交代でピッチに立つ。中盤からのボール供給と前線でのスピードを強めることで、アントラーズは試合の主導権を握った。すると69分、ついに待望の先制点が生まれた。左サイドからマテウス ブエノが精度の高いクロスをゴール前へ送ると、そこへ相手の裏を取り、右サイドからゴール前へ走り込んだ小池が胸でボールを押し込む。前半早々に負傷交代した広瀬に代わってピッチに立った小池が、今季公式戦初ゴールとなる貴重な先制点を生み、カシマのボルテージは一気に高まった。
さらに75分、今度は鈴木の落としを受けたチャヴリッチが林へつなぎ、そのまま前線へ走り込む。林の絶妙なスルーパスから抜け出したチャヴリッチがシュートを放つと、ボールはポストを直撃。しかし、その跳ね返りに自ら反応してゴールへ押し込み、2-0。見事な連係から追加点を奪い、リードを広げた。
その後もアントラーズは集中力を切らさない。関川を中心とした守備陣が最後まで粘り強く対応し、浦項に決定的なチャンスを与えない。
そして88分、試合を決定づける3点目が生まれる。左CKから柴崎がゴール前へボールを送り、最後はマテウス ブエノが押し込む。一度はゴール前で競り合った鈴木のファウルが宣告され、ノーゴールの判定となったものの、VARチェックからオンフィールドレビューの末、マテウス ブエノのアントラーズでの初ゴールとなる得点が認められる。リードを3点としたアントラーズは後半アディショナルタイムも危なげなく守り切り、ホームで快勝を飾った。
アジアの舞台で3連勝。そして、2戦連続となるクリーンシート。ゴールを奪う攻撃力だけでなく、最後まで集中して守り切る強さも示したアントラーズがまた一歩、目標へ向けて前進した。
過酷な連戦はこれからも続く。さあ、また共に闘おう。



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今回はJリーグとは異なる大会ですが、Jリーグで勝ち点を落としている中で、今日は頭を切り替えながら、ACL Eliteのリーグステージを突破するという意味で非常に重要なゲームだという位置づけで、試合に臨みました。そういったなかで、前半は少し硬直した状態ではありましたが、全員がよく焦れずに、また後から入った選手もしっかりと結果を残してくれたので、全員の勝利だと思っています。これをJリーグにも繋げていきたいと思います。
Q.広瀬選手が負傷交代してしまい、ケガ人の多いチーム状況になった。
A.広瀬に関しては筋肉系だと思いますが、まだ(判断)できていないという状況です。ケガ人が多くて苦しいところもありますが、新しく出てくる選手にも期待して今までもずっとやってきています。自分でも経験がないくらいのケガ人の多さですが、チームには多くの選手がいます。この状況を踏まえて自分自身も成長したいですし、チームもしっかりと成長しながら、結果を求めてやっていければ良いと思っています。ケガ人というのは、本人たちが一番苦しい思いをしていると思いますし、そこはなんとか減らしていきたいと思っています。
Q.後半頭から投入した鈴木優磨選手にはどのようなことを期待したか?
A.前半から押し込む形はできていたのですが、中にとどまっていてほしいタイミングで外に抜けたり、逆に動いてほしいタイミングで動かなかったり、そこが少し狙いの部分で足りませんでした。最終的には背後で勝負したいという思いがあったので、優磨選手が入れば、周りも動くので、そこでのボールの入り方や、彼が動いたタイミングで他のスペースが開いたりするだろうと予想が立っていました。前半はチャヴリッチ選手が単独で走るケースが多かったので、それも踏まえて後半はより攻撃を仕掛けたかったところで、うまく機能してくれました。
Q.センターバックで千田選手を起用した意図と評価は?
A.まず、連戦というのがありますし、全員で戦っていきたいというのが今シーズンのテーマなので、このタイミングで千田が入ってこなければいけないと思っていました。天皇杯などでも結果を残してくれていますし、トレーニングでも、以前より動きについていけています。相手を潰せる強みがあることは今日も見ていただいてわかると思いますし、鹿島に必要な部分を彼が体現してくれていると思っています。あとは、ACL Eliteという、セントラル方式だったり、一段上のレベルの戦いで、どれだけできるかというところを見てみたいというのもありました。そういう意味では、今日は後ろをしっかり締め、良いゲームをしてくれたので、評価としては素晴らしかったです。
先に守備で、そこからカウンターという戦略を想定していた。最初の失点まではよくできていたが、スコア的にも完敗してしまったので、これ以上もう話すことはない。
【千田 海人】
ホームで何としても勝ちたかったので、勝ててよかった。前線から守備に行けるところは行けたが、パーフェクトではなかった。もっと隙のないゲームができたと思う。鹿島にいる以上、タイトル獲得という目標があるので、そこから逆算して、今日の相手にもしっかり勝つことだけを考えていた。過密日程だが全員が良い準備をできていると思うし、ここがチーム力を問われているところなので、みんなで力を合わせていきたい。
【チャヴリッチ】
(ゴールシーンは)林選手からすごく良いパスが来たので、一発目で決め切れたかもしれないが、それでも運良く自分のところにボールが戻ってきたので、押し込むだけだった。結果だけを見てしまえば3-0だが、内容に関してはそんなに差がつくような試合ではなかったので、勝てたことはすごく大きな価値があると思っている。目の前の試合が一番大事だと思っているので、ここからは次の試合に向けてしっかり準備していきたい。
【マテウス ブエノ】
試合の序盤は苦戦したが、後半は自分たちの形を作り、3ゴールを奪って勝利を収めることができた。初ゴールは混戦から生まれたものだが、アシストの場面は事前に小池選手と話していたスペースへのパスから得点を生み出すことができた。連戦はタフだが、常に準備はできているし、監督が必要とすれば自分はいつでもピッチに立てる。
【小池 龍太】
前節のJリーグで敗戦して以降、鬼木監督の言葉が、ホームでの試合の大切さを再認識することにつながった。多くの選手がプレーに関わることで、相手が誰を警戒すればいいのか、といった的を絞らせない意識付けをしてくれた。自分自身もどうすればチームに貢献できるかを考えながらリハビリに取り組んできたことが、今日のゴールにつながったと感じている。