エウベルの同点ゴール、松村が劇的逆転弾も、京都と2-2の悔しいドロー。
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2026/27明治安田J1リーグ第11節、アントラーズはサンガスタジアム by KYOCERAで京都サンガF.C.と対戦した。
リーグ戦2連勝で迎えたアウェイ京都戦。ここまで公式戦4連勝と勢いを取り戻したアントラーズはさらに連勝を伸ばすべく、アウェイの地でキックオフを迎えた。
しかし、試合は序盤から苦しい展開となる。16分、スローインからつないだボールを奪われ、最後は新井に決められて、0-1。早い時間帯に先制を許してしまった。
リードされたアントラーズだが、徐々に攻勢を強める。20分には小川のパスを受けた松村が鋭いミドルシュートを放ち、相手GKハウスがはじいたこぼれ球を吉田が狙う。しかし、これもまたハウスに阻まれる。この後も何度も京都ゴールへ迫った。
だが前半で同点に追いつくことができず、後半に入る。この状況を打開すべく、鬼木監督は後半開始から吉田に代えて、チャヴリッチを投入。すると、そのチャヴリッチが早速、存在感を見せる。54分には松村のクロスを受けてシュートを放つが、ここもハウスの好守に阻まれた。
アントラーズは59分、ついに京都ゴールをこじ開ける。ゴール前でこぼれ球を拾ったチャヴリッチが豪快にシュートを叩き込み、同点に追いついたかと思われた。しかし、VARチェックからオンフィールドレビューの末、その前のプレーで津久井にハンドがあったと判定され、ノーゴール。失点に続き、悔しい思いをすることとなった。
それでもアントラーズは攻撃の手を緩めない。64分にはレオ セアラに代えてエウベルを投入。さらに73分には柴崎、小池をピッチへ送り込み、試合の流れに変化を加える。
すると78分、ついに待望の同点ゴールが生まれる。柴崎の絶妙なスルーパスに鈴木が反応。鈴木は相手選手と競り合いながらもゴール前へクロスを送り、最後はエウベルがしっかりと決めた。途中出場の選手たちが生み出した一撃で、1-1と試合を振り出しに戻した。
その後もアントラーズの勢いは止まらない。82分にはチャヴリッチが相手選手をかわしてシュート。88分には柴崎のスルーパスから再びチャヴリッチが決定機を迎えるが、いずれも相手GKハウスに阻まれる。
そして後半アディショナルタイム、ついに逆転の瞬間が訪れる。90+5分、またしても柴崎が絶妙なパスを繰り出し、それに呼応した松村がシュート。これは一度ハウスに止められるものの、こぼれ球に素早く反応し、無人のゴールへ押し込んだ。土壇場での劇的な逆転ゴールで2-1。アウェイの地に駆けつけたアントラーズファミリーの歓喜が爆発した。
しかし、その直後に思いもよらぬ結末が待っていた。90+7分、京都の左サイドからクロスを入れられ、最後はまたも新井に決められて、2-2。勝利まであとわずかというところで、再び同点に追いつかれてしまった。
そして試合終了。アントラーズは2-2で京都と引き分け、勝ち点1を分け合う結果となった。
勝利を目前にしながら、勝ち点2を逃したアントラーズ。この悔しさを胸に刻み、次こそ勝ち切るために前を向く。
また、共に闘おう。



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先に失点するかたちでスタートしましたが、試合を通して見ると勝たなくてはいけなかったゲームだったと思います。チャンスを多く作っていましたし、また最後リードしたことを考えれば、勝って帰らなくてはいけなかったゲームでした。そこに関しては、選手が非常に最後の最後まで戦ってくれていましたし、自分自身が最後勝たせることができたゲームだったと思うので、選手、また今日集まってくださったサポーターには本当に申し訳なく思っています。ただ、試合後も選手を鼓舞し、声援を送ってくれたことに対して深く感謝しています。
Q.試合後、選手たちにはどのような言葉をかけましたか。
A.選手には非常によくやってくれたという話をしました。最後勝たせられなかったのは自分の責任ですし、私がやれることはあったので、その点で申し訳ないという話をしました。選手は最大限やれることはやってくれたので、最後締めるところについては、もちろん隙もありますが、それ以外の部分で私がやらなければいけないこと、やれたことがまだまだあったと思っています。選手にはそのようなかたちで伝えました。
選手がピッチで見せてくれた姿勢や、粘り強さというところは非常に良いものだったし、誇りに思う。ピッチで戦ってくれた選手たち、ベンチに入れなかった選手も含めて、チームで勝ち取った勝ち点だと考えている。非常に良くやってくれたと思う。そして、最後の最後まで我々を信じて一緒に戦ってくれたサポーターの皆さんにも感謝したい。
【エウベル】
後半になってようやく良い試合ができ、初ゴールを決められたことには満足している。しかし、最も重要な勝利にはつながらなかったのが悔やまれる。毎試合リズムをつかみ、ゴールやアシストでチームを助け続けたい。次のホーム戦は上位を争うチームとの対戦になるが、サポーターがスタジアムを埋め尽くして後押ししてくれると信じている。素晴らしいパフォーマンスを見せ、最後にサポーターへ勝利を届けたい。
【鈴木優磨】
優勝するためには、勝ち点が「3」なのか「1」なのかで全く違う話になる。とくに連戦においては勝利が一番なので、それができなかったのは情けない。アシストの場面は、エウベル選手がゴール前にいてくれると信じてボールを出した。次節も総力戦になると思うので、全員で意地を見せ、誰が出ても勝てるように頑張る。