スペクタクルなフットボールショーで、新シーズンが開幕! 横浜FMに、4-3の逆転勝利!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2026/27明治安田J1リーグ 第1節、アントラーズはMUFGスタジアムで横浜F・マリノスと対戦した。
新たなシーズンの幕開けとなる一戦。アントラーズはアウェイのMUFGスタジアムに乗り込み、"オリジナル10"のライバル・横浜FMとの開幕戦に臨んだ。スタンドには多くのアントラーズファミリーが駆けつけ、新シーズンの第一歩を踏み出す選手たちへ、試合前から力強い声援を送り続けた。
新加入の広瀬、マテウス ブエノ、ヤン マテウスが先発に名を連ねたアントラーズ。試合は開始早々から動く。7分、三井寺にゴールを許し、いきなり追いかける展開となった。
しかし11分、すぐさま反撃する。左サイドから得たFKで、小川が絶妙なボールをゴール前へ供給。これにレオ セアラがダイレクトで合わせ、ネットを揺らす。VARチェックを経てゴールが認められ、1-1。アントラーズが試合を振り出しに戻した。
だが18分、今度は谷村に決められ、再びリードを許してしまう。それでもアントラーズは前を向く。37分にはヤン マテウスが強烈なミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃。前半終了間際にも右サイドを突破したヤン マテウスから決定機を作るなど、横浜FMゴールへ迫ったものの、1-2で前半を折り返した。
後半開始から鬼木監督は吉田に代えて松村を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし58分、再び谷村にゴールを奪われ、スコアは1-3。2点のビハインドを背負う厳しい状況となった。
それでも、アントラーズは決して諦めない。
67分には林と柴崎を投入。右サイドに回った松村が攻撃の推進力となり、横浜FMゴールへ圧力を強めていく。そして81分、その松村が右サイドからクロスを送ると、鈴木がヘディングシュート。ボールはポストを叩くが、こぼれ球にレオ セアラが素早く反応して押し込み、2-3。まずは1点差へ詰め寄った。
さらに86分、再び松村のクロスから鈴木が頭で合わせる。シュートはまたもポストを直撃するが、今度は途中出場の徳田がこぼれ球を押し込み、ついに3-3と追いついたかに見えた。だが、VARチェックの結果、惜しくもオフサイドとなり、ゴールは取り消された。
それでもアントラーズの猛攻は止まらない。後半アディショナルタイム、相手選手のハンドの可能性についてVARチェックが行われ、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。キッカーを務めたチャヴリッチが冷静にゴールへ沈め、今度こそ3-3の同点に追いついた。
そしてアントラーズが、さらなるドラマを起こす。
柴崎が前線へ絶妙なスルーパスを通すと、これに抜け出したのはチャヴリッチ。最後は冷静にゴールへ流し込み、4-3。土壇場でついに試合をひっくり返した。
その後、残り6分のアディショナルタイムを戦い抜き、アントラーズが歓喜とともに試合終了のホイッスルを受ける。3度にわたってビハインドを背負いながら、最後の最後まで勝利を信じて攻め続け、壮絶な打ち合いを4-3で制した。
新たなシーズンの幕開けで示した、アントラーズの勝負強さ。この劇的な逆転勝利を力に変え、2026/27シーズンの戦いを突き進んでいく。



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新シーズンの始まりということで、本当に注目されるゲームの中で、多くのサポーターの方が来ていただいて、またテレビでも見ていただきました。立ち上がりは自分たちがやってはいけないような失点の仕方してしまいましたが、今日は必ずタフな戦いになると送り出していたので、最後の最後まであきらめることなく、鹿島のメンタルの強さを最後は見せられたゲームだったと思います。ただ、連覇を狙うという意味ではあってはいけないような失点だったので、そこはしっかりと気を引き締めて次に向かいたいと思っています。
Q. チャヴリッチ選手の得点で試合を決めた。終盤に彼を送り出した意図と、ピッチへ送り出す際にどんな声かけをしたか?
A. 1点を取られても、点を取りに行かなければいけないということと、相手も疲弊していたので、守備のことなどを考える必要がだいぶなくなってきていました。とにかく攻撃的な選手をどんどん出していこうという中で、合流してからもどんどんえぐっていくことをイメージしていたので、そういう意味ではシンプルに得点までつながったのはよかったなと思います。
Q. 夏場の暑い戦いというところで、相手は足がつる選手が出て交代カードが残っていない状況もあった。そのマネジメントをどう最後に勝ちにつなげていった?
A. 相手のことなので自分たちがコントロールできることではないですが、ゲームの展開を考えれば、当然自分たちがしっかりボールを動かせればそうなってくるとは思っていました。ただ、それに期待してサッカーをしているわけではないので、ゴールに向かうこと、ボールを取ることでダメージを与えられると思ってずっとやってきている。結果的に押し込む回数が増えたことでああいうふうになったと思いますが、選手が点差は開きましたけれども我慢強くやってくれたかなと思います。
Q. フィジカル面での自信が昨年からチームにみなぎっていて、それが最後につながっているように見える。フィジカル面の自信を生み出す準備とは?
A. 自分でも「これ」というものがあるかわからないですけれども、日頃のトレーニングだと思います。自分のトレーニングは、最近の傾向と少し違って練習も長く強度も必要なときは出してもらっていますし。鹿嶋の気候というものもあるんですが、こっち(東京)ほど蒸し暑くないのでやれるときはとにかくガンガンやるということは自分が就任してから大きなことかなと思います。ただ、今日のような鹿嶋と違う気候でやるのは実際きつかったと思いますが、特に足が止まるか止まらないかは頭のほうだと思うので、そこが切れなかったというのがいい方向に進んでいるのかなと思っています。
Q. 守備の部分で、3失点とも1つのミスがそのまま失点に直結してしまったように見受けられたがどのように修正するか?また、攻撃面で特に前半はいつもの鹿島よりテンポがゆったりしているように見えたが、どう映っていたか?
A. まず失点もそうですが、全体を通して特に前半は球際のところで相手のほうが気持ちが表れていたと思いますし、近くにいてもそこをつぶせないとか、つぶしにいかないとか、そういうシーンが非常に多かったので。後半が始まる前に、やり方云々ではなくてそこのところをもう1回こだわろうと話しました。 前半の攻撃に関しては、思った以上に、おそらく開幕戦ということで気負っていたところはあると思います。チーム全体として後ろのビルドアップで少し後ろに重たくなって、結局それが守備になっても重く、コンパクトにならなかった。なので攻守で、自分たちの戦い方からしたら、攻撃をもっとスムーズにしないといい守備に入っていけないかなと思っています。常にいい攻撃からいい守備、というふうに頭にはあるので、テンポが上がらない理由としては少し相手を見すぎたというか。背後も行くけれども両方やってほしいという中で、そこが少しあいまいになってしまったかなと思っています。
非常に悔しい結果となった。勝ちに持っていけるゲームでもあったと思うが、特に3-1になってからいろいろな選手がつり始めて、苦しいゲームとなってしまった。(鹿島が)非常に強い相手であったことは疑いもない。
【レオ セアラ】
(1点目の場面で)セットプレーからゴールを決めることができたのは、アントラーズとしての強みが出たから。(2点目は)鬼木監督から「こぼれ球を狙うように」と指示があったので、うまく得点に結び付けられて良かった。最後の最後までチームの全員があきらめなかったことが、この結果につながったと思う。
【広瀬 陸斗】
一緒にプレーした選手や、知っているスタッフも多く、「家に帰ってきた」みたいな感じ。「アントラーズのサポーターはやはり特別だ」というのを、また改めて感じることができた。やはりサポーターの力は必要だと感じたし、またこのアントラーズでプレーできることをうれしく思っている。