▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第22節、カシマスタジアムでファジアーノ岡山と対戦した。
6月最後の公式戦、シーズン前半戦ではアウェイで苦戦の末、2-1と辛勝した岡山を迎えてのホームゲーム。「Love! Antlers SUNTORY DAY」として開催され、試合前からスタジアムのボルテージは最高潮となった。
そのあと押しもあり、アントラーズは序盤から加速度的に攻勢を強める。そして18分、小池のスルーパスから相手エリア内右に抜け出した優磨が体をひねりながら、逆サイドを狙い、先制点を決める。高い身体能力と精密な技術を兼ね備えた優磨ならではの技ありゴールで、アントラーズは早くもリードを奪った。
その後も果敢に岡山ゴールに迫ったアントラーズだったが、追加点を奪うことはできず、前半45分を戦い終えた。
すると後半に入り、試合の様相は一変した。50分、ルカオのクロスから相手エースの江坂に同点弾を決められると、続く59分、中央から崩され、江坂とのワンツーから神谷にスーパーミドルを決められ、アントラーズは逆転を許す。
その後、鬼木監督が状況を打開すべく立て続けに選手交代のカードを切っていくが、相手守護神ブローダーセンのビッグセーブもあり、岡山ゴールを破ることはできない。結局、ボール保持率やシュート数では岡山も上回ったものの、1-2の逆転負けを喫してしまった。
前節のアウェイ町田戦から2連敗ということもあり、試合後のスタジアムは12番目の戦士たちから厳しい叱咤激励の声が飛んだ。次は等々力で、川崎Fとのアウェイゲーム。アントラーズレッドの意地と誇りを見せるには、格好の相手だ。




結果がすべてのゲームだったと思います。
ただ、選手たちは前半から狙っていたことをやり続けてくれた。そのなかで、2点目を取り切るところや連続失点してしまった後半の立ち上がりのところ。(相手の)スーパーゴールもあった。連続失点してしまうところが勝ち切れない、敗戦の要因だと思います。もう一度、自分たちでやっていかなければいけない。粘り強さの差が出たと思っています。自分たちは粘り強く勝ってきた。もう一度そこの部分を見直すことと、いい部分を継続していきながら、またやっていきたいと思います。
Q.前半は素晴らしい戦いぶりだった。後半は勢いを継続することができなった要因は?
A.送り出し方。そこは自分の反省だと思っています。0-0のつもりでやっていこうと送り出した。前半は何もやらせないという形を作ったからこそ、同じ戦い方にプラスして相手の嫌なことをやりきれなかった。どちらもやらなければいけない。攻撃では背後を狙うところやボールを大事にするところ。1-0で勝っていたので、相手が無理して取りに来なければいけない状況を(後半の)スタートから作る必要があった。そこは、また選手と共有していかなければいけない部分です。
Q.前半から前線のスペースをうまく使っていく攻撃ができていた。前節の反省も踏まえての狙いだった?
A.前節の反省と岡山に対してもそれが有効であると思いました。はっきりとプレーしながら自分たちが積み上げている部分を出していこうと思っていた。その積み上げのところを後半はもう少しうまく使えたらよかった。連続失点してしまったことで、少し難しくなってしまった。そこをうまくやらなければいけなかったゲームでした。
Q.苦しい状況。今後へ向けた意気込みは?
A.どこのチームも、折り返しから勝負にこだわるという気持ちを見せつけてきている。自分たちもそこによりフォーカスしながらやっていく。敗戦をネガティブにとらえない。選手たちが自信を持っているところもある。その自信を失わないようにやっていく。ただ、勝負の世界なので、そこは自分自身もよりこだわっていきたいと思います。
Q.小川選手と濃野選手がスタメン出場だった。両サイドバックの評価は?
A.前半は、チーム全体のテンションと同じくやれていたと思います。ただ、2人の持ち味は上下動できること。それでいうと、まだまだできる部分はあると思います。最終的にクオリティを出すためには体力的なところも必要になってくる。試合を重ねながら、彼らも成長していかなければいけない。勝利を重ねながら成長できればよかったが、復帰したり新しく加入した選手たちがスタメン出場したということは自分たちにとってプラスだと思って進んでいきたいと思います。
Q.今日の2失点は、監督の目にはどのように映っている?
A.一つは、全体として軽さがある。あっさりいかれてしまっている部分、人数をかけなければいけない部分、戻らなければいけない部分、ワンツーやドリブルに対しての対応、そこで粘り強くできていないことが、ここ数試合の失点に直結している。そこはもう一度、チームとしてやっていかなければいけない。
あとは個人のところ。得意不得意はあると思うが、最後はやらせないということが大事だと思います。
試合は、立ち上がりから相手の圧が強かった。その圧を受けている間に、きれいなゴールを決められてしまった。真ん中を破られたので、悔しい気持ちはある。ただ、そのあと自分たちのやり方をしっかりとやるというところを意識しなおして、前半を1点で抑えることができたことは良かった。
我々のベンチには攻撃も守備もできる選手がいた。後半は何とか同点に追いつくことができれば、もうひと勝負できると思っていた。1点返すことができて、勝利を目指して進むことができた。最後は相手の攻撃を跳ね返す場面が多かったが、我々らしく、粘り強くやれた。
アントラーズは首位にいて非常に強いチームだった。前半戦では、その強さを見せつけられた。勝負に対する執着心や球際の強さ、一人ひとりの能力も含めて、今回も強いなと感じた。その相手に対して、同点に追いついて、逆転することができたのは大きな成果だと思う。これからも、自分たちのやれることをしっかりとやりながら、チームが成長できるようにまたチャレンジしていきたい。
前半は相手に圧をかけることができて、感触としてよかった。ただ、後半にチームとしてもう一度圧力をかけようというなか、それに対する二の手や三の手を個人として出すことができなかったのは反省点。何よりチームが負けてしまったので、改善してもっと成長しないといけない。
【早川 友基】
前期に苦しい展開で勝っていた試合は、最後に全員が体を張って最後に守り切ることができていた。そこに立ち返りながらやっていく必要があるかなと思う。
【鈴木 優磨】
(得点の場面は)小池選手のパスに加えて、レオ セアラ選手も交差する形で引きつけてくれた。無理な体勢だったけど、ひさしぶりにFWらしいゴールを決められたかなと思う。結果は変わらない。この試合をこの先の糧にしないといけない。
【小川 諒也】
内容的には前節よりも改善されていたと思うし、自分たちの支配する時間も長かった。個人的にはそこまで悲観するような内容ではなかったと思う。ただ、失点はミスや潰し切れないところ。もっと詰めないといけないところがある。
【小池 龍太】
結果がすべて。自分たちが弱かった。アントラーズである以上、ホームで勝つのは当たり前のクラブ。ホームで今日のような戦いをしてはいけない。非常に申し訳ない。相手のリアクション待ちになったことがすべて。そこは自分たちで改善できることなので次につなげたい。