▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2024明治安田J1リーグ第7節、国立競技場でFC東京と対戦した。
前節、福岡とのアウェイゲームで0-1と悔しい敗戦を喫したアントラーズ。この第7節は、国立競技場という大舞台でFC東京と対峙することになった。
アウェイゲームながら、多くのアントラーズファミリーが駆けつけ、強い後押しを受けた選手たちは序盤、アグレッシブなプレーでFC東京を押し込んだ。前節の名古、土居に代わり、先発スタートした樋口、仲間がその運動量を活かし、攻守にアクセルを踏み、FC東京陣内での時間を増やす。5分には佐野、そして6分にはチャヴリッチがシュートを放ち、早い時間帯からシュート数も増やしていく。
15分過ぎからはFC東京にも形を作られる場面が多くなるも、守備陣は安定感を保ち、前半はややアントラーズが優位のまま、45分を戦い終えた。
どちらも交代なしでスタートした後半、試合のペースをFC東京に握られる。そして55分、右サイドから上げられたアーリークロスを仲川にヘディングで決められ、痛恨の失点を喫してしまう。
これが今季初ゴールとなる仲川を中心に、さらに攻勢を強めるFC東京。対して、アントラーズは62分、仲間に代わり、藤井がピッチに入る。左サイドに入った藤井はカットインからのミドルシュート、さらにスピードを活かした突破などでFC東京ゴールに迫ったが、最後の壁が崩せない。80分には、土居、松村、そしてこれが日本デビューとなるミロサヴリェヴィッチが交代でピッチインし、ゴールを狙うも、やはり決定的な場面を作ることはできなかった。
85分、最後のカードでパレジが入るも、やはり1点が遠いアントラーズ。最後には試合終了間際に不用意な形で失点を喫し、結局、0-2というスコアで試合を終えた。
2戦連続ノーゴール、そしてアウェイでの連敗。ホーム2連戦はいい形で連勝しただけに、ここでのつまずきは悔やんでも悔やみきれない。だか、戦いは続く。次は、カシマスタジアムでの京都戦。もう一度、戦う姿勢を取り戻そう。
【この試合のトピックス】
・ミロサヴリェヴィッチがアントラーズ、そしてJ1初出場



ゲーム自体は、相手よりもコントロールできていたが、失点の場面は、前節と同じような形だった。
このような拮抗した試合では、チャンスを活かした方が勝つ。大きく結果に響いてくる。我々もボールを動かしながら、コンビネーションを使いながら、攻撃を仕掛けることができていた。しかし、失点の場面は、どちらもボールを奪われてから失点した。
失点したあとは、少し焦りが出てしまった。この大観衆の中、追いかけなければいけないというプレッシャーもあったと思う。
焦れずに、賢く、冷静にというのを続けていかなければいけなかった。失点の前にいくつか得点のチャンスもあった。そこをしっかり決め切ることも必要になってくる。
失点したことを引きずって戦うのではなく、まずは一点を取りに行く、逆転を狙いに行く、そういったところの冷静さを欠いたところもあった。そこは修正していかなければいけない。
Q.前半の序盤から良い形を作れていたが、最後のところでうまくいかなかった。今後の課題は?
A.最後のラストパスの部分はもちろん、クオリティを上げていかなければいけない。狙いやイメージはいい。ただ、やはり最後の質が伴わなければ、得点にはつながっていかない。そこは我々の課題だと捉えている。
Q.ここ3試合、PK以外のゴールを取れていない。そこについてはどのように捉えている?あと、チャヴリッチ選手の右サイド起用について。
A.チャヴリッチが本来1番得意なポジションは今日のポジション。チャヴリッチは川崎F戦で右サイド起用してからゴールを決めた。名古屋戦でも右サイドに流れてアシストをしている。
ただ、始動日から合流できたわけではないし、これまでプレーしていたリーグとスピード感も違う。そこに順応していく必要はある。
チャヴリッチが1番危険なプレーができるのはゴールに背を向けている時ではなく、ゴールへ向かっている時。彼の良さを最大限に出していくためには、雄太や隼斗、優磨が見せたようなプレーや動き出しをしていく必要がある。
ここ最近、流れの中から点が取れていないというところは課題になってくる。トレーニングから改善していき、精度を上げていく。
パフォーマンス的にはOKだったが、もう少し良くできたと思う。ハーフタイムで細かい部分を見直して、後半は選手たちがそれを出してくれた。無失点で終わることができたのは良かったし、もう何点か取れていてもおかしくなかった。ハードに戦って掴んだこの勝利を喜び、そしてリカバリーを行って、次の試合に向けて準備をしていきたい。
個人的に久しぶりのスタメン出場ということで、力を見せていかなければいけないと思っている。そのための準備をしていくだけかなと思っている。
FC東京は勢いに乗ったら厄介だなというイメージがあるが、自分たちの入り方や勢いに持っていくことができれば、必ず勝てる。いい入り方をしていきたい。
前節はゴール前に攻めるシーンもあったが、もっともっとゴール前に自分がかかわりながら危険なところに顔を出していくことを増やすことで自分のリズムになっていくと思う。そういうプレーを前半からやっていきたい。ゴールをひとつ取ることができれば、自信にもつながっていくと思う。少しずつ自信をつけていけば、プレーも変わってくると思う。結果を残していきたい。
【知念 慶】
前節は消極的なプレーが多かったので、FC東京は、もっとアグレッシブに自分たちらしい攻撃を見せていきたい。みんなが止まってボールを受けるのではなく、自分たちらしく動きながら3人目が動き出してかかわっていくような攻撃を展開していく。
FC東京は、後方からしっかりとパスを繋いでくるチーム。サイドには速いアタッカーがいるので、やりづらい相手。そこに対して自分たちは、しっかりと守備の強度を高めていく。コミュニケーションをとりながらしっかり守っていかなければいけない。相手がポゼッションをしてくるときは、受けてしまうのではなく、アグレッシブに前からプレスをかけていく。
アントラーズというチーム自体が、国立という舞台など、こういう大舞台には強いと思う。前節、不甲斐ない結果だった分、今回は全員が高い熱量を持って試合に入っていく。こういう舞台で結果を残すのが、アントラーズだと思っている。
【藤井 智也】
FC東京は、攻撃的なフットボールを展開してくる。それを裏返していけるように、攻撃的に出てくる相手の裏を狙ってプレーをしていきたい。
自分らしく、プレーをしていく。縦への突破の部分も自分のストロングポイントでもあるので、そこも出していきたい。
最後の質の差だったと思う。感覚的には悪くなかったし、シュートまで行ける回数が相手よりも多かった中で、そこでひとつ取り切れればというところだった。決定力の差だと思う。
失点は自分のミスからなので、反省しなければいけない。チーム全体でリスクマネジメントしながら攻めていくというところをやっていかなければいけない。攻守一体となってできているときは、自分たちのゲームができている。まずは見つめなおしていくことが大事。自分たちの強みを出していくために、しっかりと準備していかなければいけない。
【鈴木 優磨】
最後の精度の部分。最後のパスや最後のシュートが良くなければ、点を取ることはできない。そこの質は、自分も含めて、もっと上げていく必要があると思っている。
【佐野 海舟】
カウンターの際に、自分のところでリスク管理ができずに何度かやられてしまった。攻めているときにどれだけ後ろで準備できているか。そこをもっと高めていかなければいけない。ただ、自分ももっと前へ出ていかないと崩しきれない部分もあるので、バランスを見てやっていく必要がある。
点を取れるようになっていけば、どんどん波に乗っていけると思う。焦らずにやっていくことが大事だと思っている。
【仲間 隼斗】
自分たちが見せる姿勢などは、前半の立ち上がりから出すことができていたと思う。ただ、試合は90分で、一瞬も隙を見せてはいけないという中で、相手はカウンターを狙って、何度もトライしてきた。それは分かっていたことなので、もっとリスクマネジメントをしていくことを意識して守らなければいけなかった。その中で、自分たちの形を優先してしまったところもあった。良し悪しはあると思うが、やられてしまったら意味がない。そこのバランスを中でプレーしている選手たちで感じながらプレーしないといけない試合だった。このようなことは、この先、相手も研究してくるところだと思うので、ちょうどいいバランスを掴んでいかなければいけない。
【ラドミル ミロサヴリェヴィッチ】
加入後、初めて試合に出場できたことは良かったことでもあるが、結果が出なかったことに関しては残念に思っている。我々のクオリティはこんなものではないと感じている。初出場した試合に勝って、終わりたかった。
点に絡むというところは求められていた。セットプレーも含めて、自分のストロングを出していこうと思っていた。ただ、相手も我々の時間になりそうなときにしっかりとボールを奪って時間を使っていたので、なかなか思うようにできなかった。