試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第32節

鹿島アントラーズ
- 87' ディエゴ ピトゥカ
試合終了
1-1
0前半0
1後半1

柏レイソル
- 77' 細谷 真大
試合経過
関川 郁万 → 昌子 源 | ![]() |
45'+2 | ||
広瀬 陸斗 → 松村 優太 | ![]() |
46' | ||
54' | ![]() |
古賀 太陽 | ||
垣田 裕暉 → 知念 慶 | ![]() |
61' | ||
仲間 隼斗 → 土居 聖真 | ![]() |
61' | ||
70' | ![]() |
山田 康太 → 小屋松 知哉 | ||
70' | ![]() |
山田 雄士 → 戸嶋 祥郎 | ||
74' | ![]() |
高嶺 朋樹 | ||
76' | ![]() |
土屋 巧 → 三丸 拡 | ||
77' | ![]() |
細谷 真大 | ||
樋口 雄太 → 舩橋 佑 | ![]() |
79' | ||
ディエゴ ピトゥカ | ![]() |
87' | ||
89' | ![]() |
ジエゴ | ||
89' | ![]() |
椎橋 慧也 → 仙頭 啓矢 | ||
89' | ![]() |
細谷 真大 → 武藤 雄樹 |
柏に先制されるも、ピトゥカのPK弾で意地のドロー。
2023明治安田生命J1リーグ 第32節、カシマスタジアムで柏レイソルと対戦した。
前節の浦和戦はスコアレスドローに終わり、カシマに集った12番目の戦士たちを大きく落胆させる結果だった。「ホームの浦和戦というのは自分自身もよく知っている」と試合後、岩政監督が語ったようにこの引き分けという現実は、リーグ戦の順位云々を言う以前に非常に悔しいものだった。
積み重なる失望を振るい払うかのように、選手たちはオフ明けから次の戦いへ向けてトレーニングを積み重ねる。そして今日この日を迎えた。
なお、この試合は「アントラーズファミリー d払いDAY presented by NTTドコモ」として開催された。
この難しい状況での一戦に、岩政監督がピッチに送り込んだスターティングメンバーは、GKに早川、フィールドプレーヤーに広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、仲間、垣田、優磨と、前節の浦和戦と同じ11人。そしてベンチには、沖、昌子、須貝、舩橋、土居、松村、知念が座る。
冷たい北風が吹くカシマスタジアムに、再び集った12番目の戦士たちは19,860人。大きな声援でピッチ上の選手たちを熱く鼓舞してくれた。
しかし試合の序盤は、そのあと押しをうまく活かすことができない。勝てない試合が続き、その緊張が極限まで高まっているのか、アントラーズの選手たちの動きが硬い。一方、J1残留を目指す柏の選手たちもまた別の緊張からか、プレーの一つひとつの精度はさほど高くなく、どちらもボールを支配できない時間が続いた。
アントラーズがややいつもの動きを取り戻したのは、39分。ペナルティエリア手前で垣田がボールを落とし、仲間がボレーシュートでゴールを狙う。これは惜しくもゴール左に外れたが、それまで前線の優磨、垣田がボールを収められない時間が続いただけにポイントとなるプレーとなった。
だが、その直後、アントラーズにアクシデントが発生する。44分、センターサークル付近での細谷との接触で、関川が右足を痛める。何とか歯を食いしばって立ち上がろうとする関川だったが、結局、担架でピッチの外へ運ばれた。このアクシデントで、岩政監督が急きょ、関川に代え昌子をピッチへ送り込み、アントラーズは前半を戦い終えた。
後半開始から岩政監督は広瀬に代え、松村をピッチへ送り込む。佐野が右サイドバックに回り、樋口がボランチへ入り、松村が右サイドハーフを陣取る布陣となったアントラーズは、柏に対して圧力を強めた。
さらに61分、垣田に代わり、知念、仲間に代わり、土居がピッチに立ち、攻勢を強めたいところだったが、なかなか決定機を作り出せない。逆に77分、ピトゥカの蹴ったボールが偶然にもマテウス サヴィオに当たり、ここからカウンターを喰らい、最後は細谷に決められてしまった。
しかしこの不運な失点にも、選手たちは屈しなかった。79分、樋口に代わり舩橋がピッチに立つと、フレッシュな力も加わり、前への圧力を強める。そして84分、FKのシーンで舩橋の蹴ったボールが相手DF犬飼の手に当たり、VARチェックとなった。オンフィールドレビューの結果、PKがアントラーズに与えられる。ここでキッカーのピトゥカが冷静にゴール左隅へ沈め、同点とした。
逆転を狙い、その後も前に出たアントラーズだったが、柏も意地を見せ、結果は1-1のドローに終わる。またしても悔しい結果となったが、試合後も12番目の戦士たちはピッチ上の仲間を鼓舞し続けた。
苦しいときはまた続く。しかし明けない夜は、ない。次は、約2週間後のアウェイ川崎F戦。またひたむきに戦うしかない。
【この試合のトピックス】
・知念が、リーグ通算150試合出場を達成。
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグ 第32節、カシマスタジアムで柏レイソルと対戦した。
前節の浦和戦はスコアレスドローに終わり、カシマに集った12番目の戦士たちを大きく落胆させる結果だった。「ホームの浦和戦というのは自分自身もよく知っている」と試合後、岩政監督が語ったようにこの引き分けという現実は、リーグ戦の順位云々を言う以前に非常に悔しいものだった。
積み重なる失望を振るい払うかのように、選手たちはオフ明けから次の戦いへ向けてトレーニングを積み重ねる。そして今日この日を迎えた。

なお、この試合は「アントラーズファミリー d払いDAY presented by NTTドコモ」として開催された。

この難しい状況での一戦に、岩政監督がピッチに送り込んだスターティングメンバーは、GKに早川、フィールドプレーヤーに広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、仲間、垣田、優磨と、前節の浦和戦と同じ11人。そしてベンチには、沖、昌子、須貝、舩橋、土居、松村、知念が座る。

冷たい北風が吹くカシマスタジアムに、再び集った12番目の戦士たちは19,860人。大きな声援でピッチ上の選手たちを熱く鼓舞してくれた。

しかし試合の序盤は、そのあと押しをうまく活かすことができない。勝てない試合が続き、その緊張が極限まで高まっているのか、アントラーズの選手たちの動きが硬い。一方、J1残留を目指す柏の選手たちもまた別の緊張からか、プレーの一つひとつの精度はさほど高くなく、どちらもボールを支配できない時間が続いた。

アントラーズがややいつもの動きを取り戻したのは、39分。ペナルティエリア手前で垣田がボールを落とし、仲間がボレーシュートでゴールを狙う。これは惜しくもゴール左に外れたが、それまで前線の優磨、垣田がボールを収められない時間が続いただけにポイントとなるプレーとなった。




だが、その直後、アントラーズにアクシデントが発生する。44分、センターサークル付近での細谷との接触で、関川が右足を痛める。何とか歯を食いしばって立ち上がろうとする関川だったが、結局、担架でピッチの外へ運ばれた。このアクシデントで、岩政監督が急きょ、関川に代え昌子をピッチへ送り込み、アントラーズは前半を戦い終えた。

後半開始から岩政監督は広瀬に代え、松村をピッチへ送り込む。佐野が右サイドバックに回り、樋口がボランチへ入り、松村が右サイドハーフを陣取る布陣となったアントラーズは、柏に対して圧力を強めた。




さらに61分、垣田に代わり、知念、仲間に代わり、土居がピッチに立ち、攻勢を強めたいところだったが、なかなか決定機を作り出せない。逆に77分、ピトゥカの蹴ったボールが偶然にもマテウス サヴィオに当たり、ここからカウンターを喰らい、最後は細谷に決められてしまった。

しかしこの不運な失点にも、選手たちは屈しなかった。79分、樋口に代わり舩橋がピッチに立つと、フレッシュな力も加わり、前への圧力を強める。そして84分、FKのシーンで舩橋の蹴ったボールが相手DF犬飼の手に当たり、VARチェックとなった。オンフィールドレビューの結果、PKがアントラーズに与えられる。ここでキッカーのピトゥカが冷静にゴール左隅へ沈め、同点とした。





逆転を狙い、その後も前に出たアントラーズだったが、柏も意地を見せ、結果は1-1のドローに終わる。またしても悔しい結果となったが、試合後も12番目の戦士たちはピッチ上の仲間を鼓舞し続けた。
苦しいときはまた続く。しかし明けない夜は、ない。次は、約2週間後のアウェイ川崎F戦。またひたむきに戦うしかない。
【この試合のトピックス】
・知念が、リーグ通算150試合出場を達成。
スタッツ
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|
---|---|---|
11 | シュート | 10 |
7 | GK | 7 |
2 | CK | 9 |
15 | 直接FK | 14 |
4 | 間接FK | 3 |
4 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 19,860人
- 天候
- 曇、弱風
気温 14.5℃ / 湿度 37.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 谷本 涼
- 副審
-
淺田 武士
赤阪 修 - 第4の審判員
- 瀬田 貴仁
- VAR/AVAR
-
小屋 幸栄
森川 浩次