試合結果
2022明治安田生命J1リーグ 第20節

鹿島アントラーズ
- 45'+1 アルトゥール カイキ
- 52' 鈴木 優磨
- 89' エヴェラウド
試合終了
3-3
1前半1
2後半2

セレッソ大阪
- 35' OWN GOAL
- 70' 加藤 陸次樹
- 77' ジェアン パトリッキ
試合経過
35' | ![]() |
OWN GOAL | ||
45' | ![]() |
松田 陸 | ||
アルトゥール カイキ | ![]() |
45'+1 | ||
46' | ![]() |
山田 寛人 → 加藤 陸次樹 | ||
鈴木 優磨 | ![]() |
52' | ||
57' | ![]() |
為田 大貴 → ジェアン パトリッキ | ||
仲間 隼斗 → エヴェラウド | ![]() |
66' | ||
三竿 健斗 → 樋口 雄太 | ![]() |
66' | ||
広瀬 陸斗 → 安西 幸輝 | ![]() |
66' | ||
70' | ![]() |
加藤 陸次樹 | ||
75' | ![]() |
アダム タガート → 上門 知樹 | ||
77' | ![]() |
ジェアン パトリッキ | ||
80' | ![]() |
松田 陸 → 西尾 隆矢 | ||
80' | ![]() |
毎熊 晟矢 → 中原 輝 | ||
和泉 竜司 → 土居 聖真 | ![]() |
86' | ||
エヴェラウド | ![]() |
89' |
激闘のシーソーゲームは、3-3のドロー決着
2022明治安田生命J1リーグ第20節、カシマスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。オウンゴールで先制を許すも、前半のうちにカイキのゴールで同点に追いつく。後半は優磨の得点で勝ち越しに成功したが2失点で逆転を許した後、土壇場でエヴェラウドの同点弾が決まり、3-3の引き分けに終わった。
前節のアウェイ柏戦は、非常にタフな戦いを強いられたが、我慢の時間帯を全員で耐え凌ぎ、2-1で勝利を掴み取った。チーム最多得点を決めた上田が抜けても、チーム一丸となれば、必ず乗り越えられる。選手たちは自信を深めて、次の試合への準備を進めた。
なお、この試合は「Lenovo サステナブルマッチ2022」として、さまざまなイベントが開催された。
C大阪戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、ミンテ、広瀬、中盤から前線は、ピトゥカ、三竿、仲間、カイキ、和泉、優磨が入った。ベンチには、沖、安西、舩橋、中村、樋口、土居、エヴェラウドが座る。試合前には、6月18日(土)に逝去された試合運営スタッフの2名に哀悼の意を示し、黙とうが行われた。また、この試合では選手およびスタッフが喪章を着用して試合に臨んだ。
立ち上がりから強度の高い試合展開となったが、球際の攻防やセカンドボールの反応速度と予測でC大阪を上回り、アントラーズが優勢に試合を進めた。
位置的な優位を取ってボールを動かすことができず、効果的な遅攻はできなかったものの、C大阪にボールを持たせて、奪えば、鋭く迫力のあるカウンターを繰り出した。
拮抗した展開が続いた中で、35分に試合が動く。スンテのフィードが毎熊に渡ってしまい、そこからC大阪のカウンターを受けた。ペナルティエリア付近で反転しようとしたタガートに、ミンテが対応するも、スンテへのバックパスがズレて強くなり、そのままゴールに吸い込まれてしまう。先制点はC大阪に渡った。
失点後、アントラーズはよりアグレッシブに戦い、前線からプレスをかける。しかし、良い形でボールを奪うことができず、効果的な遅攻も仕掛けることができなかった。それでも前半終了間際にセットプレーを獲得する。キッカーのピトゥカが蹴ったクロスを三竿がヘディング。これはゴール方向に飛ばなかったが、ボールを拾った仲間が和泉へ落とし、和泉がファーサイドへクロスを供給。このクロスをカイキがヘディングでシュートすると、ゴール隅に飛び、相手GKキム ジンヒョンのミスを誘った。ポストに当たって、ゴールインとなり、1-1と同点に追いついた。
前半はこのまま終了。1-1の引き分けに追いついて、ハーフタイムへ突入した。
後半は立ち上がりからアップダウンの激しい展開となった。互いにゴール前に迫り、得点の気配が漂う。
すると、52分に試合が動いた。三竿のクロスは相手にクリアされ、これを加藤に拾われたが、すぐに4人で囲んでボールの即時奪還に成功。広瀬が右足で高精度のクロスを供給すると、ファーサイドで待っていたのは優磨。胸トラップから流れるような美しい動作でシュートを放ち、逆サイドのネットを揺らしてみせた。優磨の今季リーグ戦7点目で、2-1と逆転に成功する。
得点後はリスクを回避しながら、チーム一丸で戦い続ける。
66分に仲間、三竿、広瀬をベンチに下げ、エヴェラウド、樋口、安西を投入した。
緊迫した展開の中で、70分に一瞬の隙を突かれてしまう。優磨のヘディングが繋がらず、ミンテが前に出てボールを奪いに行くが、取り切れず、スルーパスで背後を狙われる。加藤に抜け出され、シュートを決められてしまった。
失点後は少し全体がバタついてしまったが、前がかりに攻撃を仕掛ける。すると、77分にカウンターから再び失点を喫してしまった。ヨニッチのクリアを上門に拾われると、後方から駆け上がったパトリッキにスルーパスが出る。そのパトリッキにシュートを許し、ゴールネットを揺らされてしまった。2-3とリードを奪われてしまう。
その後、まずは同点に追いつきたいアントラーズだが、効果的な攻撃を仕掛けることができない。
そこで86分に和泉との交代で土居を投入した。
苦しい展開が続いたが、途中出場のエヴェラウドが強引にゴールをこじ開けた。ミンテのロングフィードを優磨が体を投げ出して、ヘディングでパスを繋ぐ。これをエヴェラウドが相手よりも先に触って、浮き球でうまく持ち出し、角度のないところからバイシクルシュートを放った。ボールはふわりと綺麗な軌道を描き、逆サイドのポストに当たって、ゴールへ吸い込まれた。一瞬の静寂から歓喜が生まれ、アントラーズが土壇場で同点に追いつく。
なんとか同点に追いついたアントラーズだが、残り時間は少なく、勝ち越し点を奪うことはできなかった。
このまま3-3とドローに終わり、勝ち点1を獲得する結果となった。
悔しさは残るが、まだ連戦は始まったばかり。次の中3日で臨む、アウェイ札幌戦に向けて、またチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・カイキが今季リーグ戦6点目
・優磨が今季リーグ戦7点目
・エヴェラウドがリーグ戦2試合連続ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2022明治安田生命J1リーグ第20節、カシマスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。オウンゴールで先制を許すも、前半のうちにカイキのゴールで同点に追いつく。後半は優磨の得点で勝ち越しに成功したが2失点で逆転を許した後、土壇場でエヴェラウドの同点弾が決まり、3-3の引き分けに終わった。
前節のアウェイ柏戦は、非常にタフな戦いを強いられたが、我慢の時間帯を全員で耐え凌ぎ、2-1で勝利を掴み取った。チーム最多得点を決めた上田が抜けても、チーム一丸となれば、必ず乗り越えられる。選手たちは自信を深めて、次の試合への準備を進めた。


なお、この試合は「Lenovo サステナブルマッチ2022」として、さまざまなイベントが開催された。

C大阪戦の先発は、GKがスンテ、最終ラインは常本、関川、ミンテ、広瀬、中盤から前線は、ピトゥカ、三竿、仲間、カイキ、和泉、優磨が入った。ベンチには、沖、安西、舩橋、中村、樋口、土居、エヴェラウドが座る。試合前には、6月18日(土)に逝去された試合運営スタッフの2名に哀悼の意を示し、黙とうが行われた。また、この試合では選手およびスタッフが喪章を着用して試合に臨んだ。


立ち上がりから強度の高い試合展開となったが、球際の攻防やセカンドボールの反応速度と予測でC大阪を上回り、アントラーズが優勢に試合を進めた。







位置的な優位を取ってボールを動かすことができず、効果的な遅攻はできなかったものの、C大阪にボールを持たせて、奪えば、鋭く迫力のあるカウンターを繰り出した。





拮抗した展開が続いた中で、35分に試合が動く。スンテのフィードが毎熊に渡ってしまい、そこからC大阪のカウンターを受けた。ペナルティエリア付近で反転しようとしたタガートに、ミンテが対応するも、スンテへのバックパスがズレて強くなり、そのままゴールに吸い込まれてしまう。先制点はC大阪に渡った。
失点後、アントラーズはよりアグレッシブに戦い、前線からプレスをかける。しかし、良い形でボールを奪うことができず、効果的な遅攻も仕掛けることができなかった。それでも前半終了間際にセットプレーを獲得する。キッカーのピトゥカが蹴ったクロスを三竿がヘディング。これはゴール方向に飛ばなかったが、ボールを拾った仲間が和泉へ落とし、和泉がファーサイドへクロスを供給。このクロスをカイキがヘディングでシュートすると、ゴール隅に飛び、相手GKキム ジンヒョンのミスを誘った。ポストに当たって、ゴールインとなり、1-1と同点に追いついた。


前半はこのまま終了。1-1の引き分けに追いついて、ハーフタイムへ突入した。



後半は立ち上がりからアップダウンの激しい展開となった。互いにゴール前に迫り、得点の気配が漂う。

すると、52分に試合が動いた。三竿のクロスは相手にクリアされ、これを加藤に拾われたが、すぐに4人で囲んでボールの即時奪還に成功。広瀬が右足で高精度のクロスを供給すると、ファーサイドで待っていたのは優磨。胸トラップから流れるような美しい動作でシュートを放ち、逆サイドのネットを揺らしてみせた。優磨の今季リーグ戦7点目で、2-1と逆転に成功する。






得点後はリスクを回避しながら、チーム一丸で戦い続ける。


66分に仲間、三竿、広瀬をベンチに下げ、エヴェラウド、樋口、安西を投入した。

緊迫した展開の中で、70分に一瞬の隙を突かれてしまう。優磨のヘディングが繋がらず、ミンテが前に出てボールを奪いに行くが、取り切れず、スルーパスで背後を狙われる。加藤に抜け出され、シュートを決められてしまった。
失点後は少し全体がバタついてしまったが、前がかりに攻撃を仕掛ける。すると、77分にカウンターから再び失点を喫してしまった。ヨニッチのクリアを上門に拾われると、後方から駆け上がったパトリッキにスルーパスが出る。そのパトリッキにシュートを許し、ゴールネットを揺らされてしまった。2-3とリードを奪われてしまう。
その後、まずは同点に追いつきたいアントラーズだが、効果的な攻撃を仕掛けることができない。
そこで86分に和泉との交代で土居を投入した。
苦しい展開が続いたが、途中出場のエヴェラウドが強引にゴールをこじ開けた。ミンテのロングフィードを優磨が体を投げ出して、ヘディングでパスを繋ぐ。これをエヴェラウドが相手よりも先に触って、浮き球でうまく持ち出し、角度のないところからバイシクルシュートを放った。ボールはふわりと綺麗な軌道を描き、逆サイドのポストに当たって、ゴールへ吸い込まれた。一瞬の静寂から歓喜が生まれ、アントラーズが土壇場で同点に追いつく。



なんとか同点に追いついたアントラーズだが、残り時間は少なく、勝ち越し点を奪うことはできなかった。

このまま3-3とドローに終わり、勝ち点1を獲得する結果となった。




悔しさは残るが、まだ連戦は始まったばかり。次の中3日で臨む、アウェイ札幌戦に向けて、またチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・カイキが今季リーグ戦6点目
・優磨が今季リーグ戦7点目
・エヴェラウドがリーグ戦2試合連続ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
11 | シュート | 8 |
8 | GK | 9 |
1 | CK | 2 |
13 | 直接FK | 17 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 8,217人
- 天候
- 曇、弱風
気温 23.4℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
武部 陽介
熊谷 幸剛 - 第4の審判員
- 長谷川 雅
- VAR/AVAR
-
岡部 拓人
田尻 智計