試合結果
2021明治安田生命J1リーグ 第11節
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鹿島アントラーズ
- 64' 上田 綺世
試合終了
1-1
0前半1
1後半0
![](https://cdn.www.antlers.co.jp/system/images/club/85/original/17.png?1330091963)
ヴィッセル神戸
- 28' 古橋 亨梧
試合経過
28' | ![]() |
古橋 亨梧 | ||
46' | ![]() |
アユブ マシカ → 佐々木 大樹 | ||
常本 佳吾 → 小泉 慶 | ![]() |
61' | ||
白崎 凌兵 → 遠藤 康 | ![]() |
61' | ||
上田 綺世 | ![]() |
64' | ||
上田 綺世 → 染野 唯月 | ![]() |
68' | ||
71' | ![]() |
井上 潮音 → 中坂 勇哉 | ||
79' | ![]() |
郷家 友太 → リンコン | ||
土居 聖真 → 松村 優太 | ![]() |
83' |
上田の同点弾で、1-1のドロー決着
明治安田生命J1リーグ第11節、カシマスタジアムでヴィッセル神戸と対戦した。前半に先制点を許したアントラーズだが、後半に上田がゴールを決めて同点に追いつく。しかし、追加点を奪うことはできず、1-1のドローで試合を終えた。
直近のルヴァンカップ札幌戦は、前のリーグ徳島戦から先発10人を入れ替えたことが功を奏した。出場機会に飢えた選手たちが意欲的かつ挑戦的な姿勢でプレーし、勢いで札幌を押し切った。結果は松村、荒木、白崎のゴールで3-0と勝利。グループステージ突破に向けて、大きな勝ち点3を手にした。
チームは札幌戦の翌日から休むことなくトレーニングを再開した。中3日ですぐに神戸戦が控えている。相馬監督は「準備期間が短い中でチーム全体としてたくさんのことはできない」と語りながらも、「優先順位を決める。そして、整理する。それによって判断の基準が揃ってきている」と手応えを感じ取っていた。選手全員が集中してトレーニングを行い、試合に向けて士気を高めていった。
先発にはリーグ第10節の徳島戦と同じ11人が名を連ねた。GKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は白崎、土居、荒木、上田となった。なお、ベンチにはスンテ、関川、永木、遠藤、松村、小泉、染野が入っている。
立ち上がりから両チームともに高い位置からプレスをかけ、中盤を省略するロングボールが多くなった。強度の高いプレーがつづき、互いに主導権を譲らない。それでも、最初のチャンスをつくったのはアントラーズだった。12分、左サイドを土居と荒木の連係で崩すと、荒木がペナルティエリア内の深い位置から鋭いクロスを送る。しかし、ゴール前へ入った白崎に合わず、得点にはならなかった。
さらに16分には、ハイプレスがチャンスにつながる。右サイドの高い位置で常本がボールを奪うと、荒木へと渡り、相手GKとの1対1の場面を迎える。しかし、荒木のシュートは相手GKにストップされ、決定機を活かすことはできなかった。
狙い通りの形で2度のチャンスをつくったアントラーズだが、中盤を経由する攻撃は神戸の素早いプレスに捕まり、試合の主導権を握ることができない。すると、ビルドアップがうまくいかない時間帯に失点を喫してしまう。28分、中盤のこぼれ球がアユブ マシカに渡ると、ドリブルで持ち運ばれ、スルーパスを送られる。このスルーパスで裏に抜け出した古橋にゴールを決められてしまった。アントラーズは先制点を許す苦しい展開となる。
失点後もビルドアップに苦労していたアントラーズだが、荒木と土居がボールを引き出し、徐々にボールを動かせるようになる。すると、43分に決定機をつくった。左サイドの永戸まで良い形でボールを運ぶと、永戸は中央へ正確なクロスを入れる。ゴール前でフリーになった土居がクロスにヘディングで合わせたが、惜しくも枠の上へ外れてしまった。そして、このまま前半は0-1で終了。1点のビハインドを負って試合を折り返した。
後半に入り、ボールを支配できるようになったアントラーズだが、守りを固める神戸を崩すことができない。そこで相馬監督は、61分に白崎と常本をベンチに下げて、遠藤と小泉をピッチへ送った。
しかし、全体の陣形が崩れたところを狙われた。63分、サイドチェンジでプレスを剥がされると、山川にアーリークロスを入れられる。これを古橋にヘディングで合わされ、シュートはゴールネットを揺らした。ただ、古橋がオフサイドポジションにいたため、ゴールは認められなかった。
ピンチを凌いだアントラーズは、すぐに逆襲に出る。64分、相手のクリアボールを犬飼が三竿につなぐと、三竿は相手DFとの駆け引きでスペースをつくった上田にパスを出す。上田はワントラップして倒れこみながらシュートすると、相手選手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。上田のゴールでアントラーズが同点に追いつく。
得点後の68分、菊池との競り合いで腕を痛めた上田に代えて染野を投入した。試合は徐々にオープンな展開となり、交互に相手陣内の深い位置まで進入するようになっていく。ただ、各局面での球際の攻防は激しく、互いに一歩も譲らなかった。
こう着状態を打開すべく、83分に土居との交代で松村を投入した。
しかし、試合終盤になっても神戸のプレー強度は落ちず、最後まで拮抗した展開が続いた。そして、このまま1-1のスコアで試合終了のホイッスルが吹かれた。
次は中3日でルヴァンカップの鳥栖戦だ。限られた時間で最善の準備を尽くし、アウェイでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦3得点目
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
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明治安田生命J1リーグ第11節、カシマスタジアムでヴィッセル神戸と対戦した。前半に先制点を許したアントラーズだが、後半に上田がゴールを決めて同点に追いつく。しかし、追加点を奪うことはできず、1-1のドローで試合を終えた。
直近のルヴァンカップ札幌戦は、前のリーグ徳島戦から先発10人を入れ替えたことが功を奏した。出場機会に飢えた選手たちが意欲的かつ挑戦的な姿勢でプレーし、勢いで札幌を押し切った。結果は松村、荒木、白崎のゴールで3-0と勝利。グループステージ突破に向けて、大きな勝ち点3を手にした。
チームは札幌戦の翌日から休むことなくトレーニングを再開した。中3日ですぐに神戸戦が控えている。相馬監督は「準備期間が短い中でチーム全体としてたくさんのことはできない」と語りながらも、「優先順位を決める。そして、整理する。それによって判断の基準が揃ってきている」と手応えを感じ取っていた。選手全員が集中してトレーニングを行い、試合に向けて士気を高めていった。
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先発にはリーグ第10節の徳島戦と同じ11人が名を連ねた。GKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、永戸、ボランチは三竿とレオ、前線は白崎、土居、荒木、上田となった。なお、ベンチにはスンテ、関川、永木、遠藤、松村、小泉、染野が入っている。
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立ち上がりから両チームともに高い位置からプレスをかけ、中盤を省略するロングボールが多くなった。強度の高いプレーがつづき、互いに主導権を譲らない。それでも、最初のチャンスをつくったのはアントラーズだった。12分、左サイドを土居と荒木の連係で崩すと、荒木がペナルティエリア内の深い位置から鋭いクロスを送る。しかし、ゴール前へ入った白崎に合わず、得点にはならなかった。
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さらに16分には、ハイプレスがチャンスにつながる。右サイドの高い位置で常本がボールを奪うと、荒木へと渡り、相手GKとの1対1の場面を迎える。しかし、荒木のシュートは相手GKにストップされ、決定機を活かすことはできなかった。
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狙い通りの形で2度のチャンスをつくったアントラーズだが、中盤を経由する攻撃は神戸の素早いプレスに捕まり、試合の主導権を握ることができない。すると、ビルドアップがうまくいかない時間帯に失点を喫してしまう。28分、中盤のこぼれ球がアユブ マシカに渡ると、ドリブルで持ち運ばれ、スルーパスを送られる。このスルーパスで裏に抜け出した古橋にゴールを決められてしまった。アントラーズは先制点を許す苦しい展開となる。
失点後もビルドアップに苦労していたアントラーズだが、荒木と土居がボールを引き出し、徐々にボールを動かせるようになる。すると、43分に決定機をつくった。左サイドの永戸まで良い形でボールを運ぶと、永戸は中央へ正確なクロスを入れる。ゴール前でフリーになった土居がクロスにヘディングで合わせたが、惜しくも枠の上へ外れてしまった。そして、このまま前半は0-1で終了。1点のビハインドを負って試合を折り返した。
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後半に入り、ボールを支配できるようになったアントラーズだが、守りを固める神戸を崩すことができない。そこで相馬監督は、61分に白崎と常本をベンチに下げて、遠藤と小泉をピッチへ送った。
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しかし、全体の陣形が崩れたところを狙われた。63分、サイドチェンジでプレスを剥がされると、山川にアーリークロスを入れられる。これを古橋にヘディングで合わされ、シュートはゴールネットを揺らした。ただ、古橋がオフサイドポジションにいたため、ゴールは認められなかった。
ピンチを凌いだアントラーズは、すぐに逆襲に出る。64分、相手のクリアボールを犬飼が三竿につなぐと、三竿は相手DFとの駆け引きでスペースをつくった上田にパスを出す。上田はワントラップして倒れこみながらシュートすると、相手選手に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。上田のゴールでアントラーズが同点に追いつく。
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得点後の68分、菊池との競り合いで腕を痛めた上田に代えて染野を投入した。試合は徐々にオープンな展開となり、交互に相手陣内の深い位置まで進入するようになっていく。ただ、各局面での球際の攻防は激しく、互いに一歩も譲らなかった。
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こう着状態を打開すべく、83分に土居との交代で松村を投入した。
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しかし、試合終盤になっても神戸のプレー強度は落ちず、最後まで拮抗した展開が続いた。そして、このまま1-1のスコアで試合終了のホイッスルが吹かれた。
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次は中3日でルヴァンカップの鳥栖戦だ。限られた時間で最善の準備を尽くし、アウェイでの勝利を目指す。
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【この試合のトピックス】
・上田が今季リーグ戦3得点目
スタッツ
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|
---|---|---|
13 | シュート | 10 |
6 | GK | 10 |
8 | CK | 6 |
8 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 2 |
2 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 10,223人
- 天候
- 晴、弱風
気温 16.4℃ / 湿度 37.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
川崎 秋仁
岩﨑 創一 - 第4の審判員
- 五十嵐 泰之
- VAR/AVAR
-
岡部 拓人
榎本 一慶