インフォグラフィックスで読み取る、浦和戦

 勝率52.8%。決して相性が良い相手とはいえない。ただ今季、埼玉スタジアムでの前半戦は金崎のゴールで1−0と勝利した。このとき浦和が首位に立つ状況。チケット完売で超満員のアウェイのなか、浦和サポーターを沈黙させたのは記憶に新しいところだ。
 また現在、リーグ戦ホーム8連勝中というデータがある。大岩体制になってからはリーグ戦に限らずカシマスタジアムで行われたすべての試合で勝利をおさめている。今回も勢いそのままに勝ち点3を勝ち取りたいところだ。

PickUp
土居聖真:今季、これまで31試合中30試合に出場。チーム内で2番目の試合出場数を誇る。チームにとって欠かせない存在となっていることを証明するデータと言っていいだろう。1位の全31試合出場の昌子とともに、シーズン途中の監督交代があっても関係なく、常にチームを支え続けてきた。
 チームへの貢献度として大きな役割を果たしていることは、チームメイトも認めるところだ。チーム内最多得点の金崎が「聖真がボールにからめばチャンスが生まれる。とにかく絡んで来てほしい」と土居本人に要望するほど。持ち前のチャンスメークだけではなく、前線からの献身的な守備。ときに最終ラインまで下がってチェイシングする姿はいつもの光景だ。「俺だってヒーローになりたい。でも、それだけでは勝てないんです」(土居)。チームの勝利のために。土居のプレーはそこに凝縮されている。
 そんな土居が第29節広島戦では持ち前のドリブルからゴールをあげて主役に躍り出た。これまで泥臭い仕事を拾い上げてきた選手が結果を出せば、当然チームの勢いは増す。献身的な守備からチャンスを作り出して、結果まで残す。そんな背番号8に注目だ。

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