インフォグラフィックスで読み取る、横浜FM戦

 勝率50.0%。決して相性が良いとは言えない相手だ。リーグ発足以来、J1リーグで戦い続けるライバルとの対戦。93年Jリーグ開幕時の10クラブを「オリジナル10」と呼ぶが、今やJ1リーグにはアントラーズと横浜FMだけとなった。リーグ内でもっとも多く行われているカードともいえるだろう。
 開幕当初から五分の勝敗を重ねてきたが、3連覇を成し遂げた2007年以降のここ10年間は、11勝6分3敗と分がいい。ここ8試合は負けなし。近年のデータ通り、きっちり勝ち点3を奪いたいところだ。

PickUp
鈴木優磨:2015年に加入して2年目となる昨季、チーム内2位となる8ゴールをあげた。高卒2年目の数字としては、97年に記録した柳沢コーチのクラブ最多に並ぶ数字だ。チャンピオンシップ浦和戦ではPK獲得につながるドリブル突破、クラブW杯でもC・ロナウド(R・マドリード)のゴールパフォーマンスを真似て注目を集めたのは記憶に新しいところだろう。勢いそのままに今シーズンもプレシーズンから結果を残している。開幕前の対外試合では出場6試合6ゴール。まさに乗っている男と言っていいだろう。それでも「得点は重ねているが、複数得点がないので、狙っていきたい」と、何点取っても貪欲だ。大迫(現1.FCケルン)以来、4年ぶりに背番号9を背負う日本人ストライカーに期待したい。

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