勝率62.9%。非常に相性の良い相手といえる。同様にホームでの成績も勝率64.7%と高い数字を残している。さらに神戸戦では何かと記念になることが多い。1997年に達成したクラブ通算100勝目の相手。98年2ndステージ優勝を決めた試合の相手。2009年にJリーグ最速1000ゴールを岩政(現岡山)が決めた相手。過去、監督が退席処分となった4度のケースのうち、3度が神戸戦というのはご愛嬌だが、今回の試合ではクラブとしてJリーグ最速ホーム通算800ゴール(残り3ゴール)、また選手としては遠藤の200試合出場と自身出場試合での100勝目がかかる。リーグ最終節できっちり勝ち点3をつかみ、天皇杯とチャンピオンシップにつなげていきたいところだ。
PickUp
遠藤康:2007年にアントラーズへ加入してから10年が経った。これまで遠藤が出場した試合数は199。その成績は、199試合99勝42分58敗となっている。今回の神戸戦で出場すれば節目の200試合目となり、同時に100勝目がかかる。8月からケガで戦列を離れたが、先日の2ndステージ第15節FC東京戦で復帰。攻撃の中心としての存在感が大きいだけに、この試合で自身の記録に華をそえ、シーズンクライマックスとなる天皇杯とチャンピオンシップでの爆発に期待したいところだ。