川崎F戦の注目プレーヤーは、遠藤康!
「とにかく、試合をしたい」
この2ndステージ、怪我でなかなかピッチに復帰できなかった遠藤はそう語る。「やっぱりサッカー選手は、サッカーをやらないと。これほど試合に出たいと思う気持ちが強くなったのは、いつ以来かな」。若いチームを牽引する1人になって久しく感じていなかった感情が、この怪我で再び湧いてきたようだ。
遠藤の武器は、何と言ってもそのボールキープ力だ。右サイドでボールを受け、独特のリズムを持つドリブルで前線へボールを運び、決定的な仕事をする。相手のプレッシャーがどんなにキツくても、ボールを奪われることはほとんどない。いつも笑顔を絶やさない遠藤を評して、「あのふくらはぎを見れば、分かるでしょう」とキャプテンの小笠原も軽口を叩くが、「ヤスがいるかいないかではチームの戦い方も変わってくる。ボールを収めることができる。それが周りにとって、どんなにありがたいことか」と同じ東北出身の後輩に全幅の信頼を置く。そしてその気持ちはチームメートの誰もが抱いている。
ここ最近は左足から繰り出される強烈なシュートだけではなく、右足でも精度の高いボールを蹴るようになった。「昔はオモチャだったけど、今は少し使えるようになったかな」と自虐的に語る遠藤だが、対戦相手にとってはコースの限定が難しくなり、より警戒すべきプレーヤーとなったのは間違いない。ここまで2ndステージは2ゴールのみ。そろそろ背番号25の歓喜がカシマで見たい。
この2ndステージ、怪我でなかなかピッチに復帰できなかった遠藤はそう語る。「やっぱりサッカー選手は、サッカーをやらないと。これほど試合に出たいと思う気持ちが強くなったのは、いつ以来かな」。若いチームを牽引する1人になって久しく感じていなかった感情が、この怪我で再び湧いてきたようだ。






「優勝は、本当にいいもの」。何度味わっても、飽きることがない。むしろ、もっと勝利への欲求が強くなる。だから、プレーし続けている」。リーグ戦でその歓喜を味わったのは、7年前が最後。再びその風景を見るため、アントラーズの守護神は今日もまたピッチに立つ。
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