準々決勝は、グループリーグを突破しなければ戦うことができない。今年で23回目となるナビスコカップ。そのうちアントラーズは、グループリーグを17回突破している(免除も含む)。2006年から2013年までは8年連続で決勝トーナメントに進出していた。常にタイトルへ向けて戦ってきた証左といえるだろう。それと同時に勝率を見ると、悔しい結果に終わった年が多かったこともうかがえる。
歴代1位は本田泰人だ。かつて主将としてチームを引っ張り、数々のタイトルや功績を残してきた。また現登録選手で1位の曽ケ端は、先日行われたFC東京との準々決勝第1戦で、J1所属現役選手のなかでナビスコカップ最多出場選手となった。これまで獲得したナビスコカップのタイトルは、本田が3つで曽ケ端が4つ。2人とも黄金期を支え、タイトル獲得の中心にいただけあり、当然の数字ともいえるだろう。
ニューヒーロー賞とは、1996年に新設された準決勝までに活躍した23歳以下の選手に贈られる賞だ。アントラーズ在籍時ではないが、金崎が2008年大分時代に受賞している。2000年に受賞した鈴木隆行は、カップ戦スタート時は川崎Fにレンタル移籍中だった。川崎Fで2試合に出場していたことから、同大会で2クラブ同時出場して受賞しためずらしいケースといえる。2000年に受賞した曽ケ端についても、初のGKとして受賞。いまだにGKで受賞した選手はいない。今年のアントラーズの陣容は若い選手も多いだけに、3人目の受賞を期待したいところだ。
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