鹿島アントラーズは、潮来市(市長:原 浩道)より同市内における新たなクラブハウス整備の提案を受けたことに伴い、実現可能性を精査するための検討(基本計画策定に向けた協議)を開始することとなりましたので、お知らせいたします。
本件は、将来的な新クラブハウス整備の選択肢のひとつとして、具体的な調査・検討のプロセスに入ることを公表するものであり、現時点において施設の移転などは最終決定するものではありません。今後は両者が緊密に連携しながら、クラブの将来像に照らした基本計画の策定と諸条件の精査を進めていく予定です。
検討開始の背景と目的
現在、鹿嶋市にあるクラブハウスは、1993年の竣工から30年以上が経過し、施設の老朽化が進行しています。また、クラブが掲げる成長戦略に伴う人員増加、および育成組織であるアカデミーからトップチームまでの一貫した指導・育成環境をさらに発展・継続させるにあたり、現敷地内において拡張するためのスペース確保が物理的に困難な状況となっております。
本検討は、これらの課題を抜本的に解決し、以下の実現を目指すものです。
■トップチーム・アカデミーの機能集約と最適化
アカデミーからトップチームまでの練習拠点の移転を前提とした検討を進めます。一貫した指導体制を支える「機能の集約」を将来にわたって最適な環境で維持・向上させることは、本プロジェクトにおいて不可欠な要素として位置づけています。
■潮来市のまちづくりとの連携(官民連携事業の活用)
潮来市が推進する「潮来市地域連携拠点整備基本構想」と連動し、潮来IC周辺エリアにおいて今後整備が予定されている都市公園内への整備を検討項目としています。将来的にスポーツを核とした通年型の観光・交流拠点形成による地域活性化に貢献するとともに、持続可能な施設整備スキームの構築を協議してまいります。
鹿嶋市を含むホームタウンにおける今後の取り組み方針
アントラーズは、創設以来歩みをともにしてきた鹿嶋市をはじめとするホームタウン5市とともに、これからも変わらず歩み続けていく方針に変わりはありません。 現在、茨城県や鹿嶋市とともに進めている「新スタジアム構想」と、日常の練習拠点を鹿行地域内で適切に機能分担・配置することで、エリア全体のさらなる周遊性向上と活性化に寄与していく考えです。
また、今後の検討を経て、仮に潮来市内での新施設整備が具体化することとなった場合においても、現クラブハウスを含めた既存施設の今後の活用については、クラブとして並行して検討を行ってまいります。
今後の見通し
本件は現時点において「移転の決定」を意味するものではなく、あくまで事業化の可能性を探るための具体的な協議開始を公表するものです。今後は、潮来市とともに基本計画の策定に向けた協議を進めてまいります。
なお、本件の検討にあたっては、これまでも現クラブハウスが所在する鹿嶋市と協議を行ってまいりましたが、今後につきましても、鹿嶋市と十分な協議を進めてまいります。
最終的な事業実施の判断(基本合意の締結)につきましては、詳細な調査および諸条件の精査を経たうえで、2027年2月ごろを目途に改めて判断し、お知らせいたします。

