茨城県、鹿嶋市、鹿島アントラーズは2026年2月12日(木)、新スタジアムプロジェクトに関する記者会見を行い、現スタジアム隣接地の「卜伝の郷(ぼくでんのさと)運動公園」(鹿嶋市)を建設予定地とし、茨城県が主導する公設による新スタジアム整備を進める方針を決定しましたので、お知らせいたします。
今後は三者が緊密に連携しながら、2033年の開業という目標に向けて具体的な計画策定と精査を進めていく予定です。
記者会見 発表資料
当日発表の資料詳細については、以下のリンクよりご覧いただけます。
新スタジアムプロジェクトに関する記者会見発表資料(PDF)はこちら
発表した主な方針
■背景とスキーム:持続可能な運営に向けて
建設から30年以上が経過した現スタジアムは、年間約8億円の維持管理コストが大きな課題となっています。これまで鹿島アントラーズが中心となり、茨城県や鹿嶋市とともに新スタジアム整備の検討を推進してきましたが、想定を超える市況の変化を受け、プロジェクト実現に向け、さまざまな選択肢を模索してまいりました。その結果、新スタジアムは公設としつつ、建設費の一部や運営・維持管理にアントラーズなど民間活力を導入することが最適と判断し、県に対して提案を行うに至りました。県は、本方式が中長期的なメリットを最大化させると判断し、公設での新設方針を決定しました。
■予定地とまちづくり:地域の新たなシンボル創出
建設予定地は、現スタジアム隣接地の「卜伝の郷運動公園(ぼくでんのさと)」(鹿嶋市)とし、今後、都市計画変更を含めた諸手続きや周辺まちづくりの検討を進め、場所の正式決定をしていきます。新スタジアム開業後は、現スタジアムは解体する方針ではありますが、一部をレガシーとして残すことを含め、今後、周辺まちづくりに着手。広域的な課題である交通渋滞の緩和や、現スタジアム跡地の有効活用についても三者で協議を重ね、365日にぎわいを生むエリア形成を具現化してまいります。
■今後のプロセス
2026年度より茨城県による新スタジアム整備に向けた基本計画の策定や民間活力導入可能性調査が実施される予定です。アントラーズはプロジェクトの重要パートナーとして企画段階から参画し、新スタジアムの価値最大化に努めるとともに地域課題の解決に向けた検討に協力してまいります。
本プロジェクトにおける三者の役割(方針)
プロジェクトの実現に向け、三者は以下の役割を担いながら検討を推進していく方針です。
■茨城県
新スタジアムの整備主体として、プロジェクトを主導する立場
■鹿嶋市
まちづくりの観点から、周辺インフラ整備やスタジアムを核とした周辺を魅力あるエリアに発展させるための検討を担う立場
■鹿島アントラーズ
これまでのスタジアム運営で培った知見・経験や民間の自由な発想による収益性向上のための検討を担う立場
各代表者コメント
■茨城県 大井川 和彦 知事
「新スタジアム整備に向け、県・鹿嶋市・鹿島アントラーズで方向性を共有できたことを大変心強く感じています。今後は県が主導することにより、地域の新たなシンボルとなるスタジアムの早期かつ確実な整備の実現に向けた検討を進めてまいります」
■鹿嶋市 田口 伸一 市長
「新スタジアムを核とした一体的な開発により、この周辺エリアを年間を通じて多くの人でにぎわい、魅力あるエリアとするため、茨城県、鹿島アントラーズおよび関係者の皆様とともに一丸となって、このプロジェクトが成功できるよう全力で取り組んでまいります」
■株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 小泉 文明 代表取締役社長
「地域のシンボルを次世代へつなぐという茨城県ならびに鹿嶋市の英断に、心より感謝申し上げます。我々は民間の知見を最大限に注ぎ込み、新スタジアムを世界に誇れる地域のプラットフォームに育て上げるべく、全力を尽くしてまいります」

