
試合前のウォーミングアップでキャプテンの小笠原が負傷交代というアクシデントもあってか、鹿島は波に乗り切れない前半のうちに2失点を重ね、1-2と浦和に敗北を喫した。後半は55分の岩政のヘディング弾を皮切りに意地の猛攻を見せ、シュート数も14と6本の浦和を圧倒したものの、前半戦のホームゲームに負けた浦和にまたしても勝点3を献上してしまった。
前半は柏木、原口、梅崎らが小気味良く動き回り攻めて来る浦和に圧倒される。そして、26分、39分に宇賀神、原口から立て続けに決められ、鹿島は前半だけで2点のビハインドを背負った。状況を打開すべく、20分という早い時間帯にイエローカードを受けた大迫を28分には遠藤と交代させるなど策を取ったジョルジーニョ監督だったが、前半の鹿島はどこか波に乗れず45分間を戦い終えた。
だが、後半に入ると状況は一変する。興梠のワントップ、その下にレナト、ドゥトラ、遠藤が並んだシステムが機能し始め、中盤の柴崎、青木らのボール奪取も多くなる。そして55分、レナトの左CKを岩政が気迫のヘディングで浦和ゴールに叩き込むと、試合の流れは完全に鹿島へと移った。
その後もレナト、ドゥトラ、柴崎、そして遠藤らが立て続けにゴールを狙う。リーグ前半戦のホームゲームで1-3と完敗を喫した浦和だけに絶対に負けたくないという気迫がピッチ上の選手たちには溢れていた。
だが試合も荒れ始め両チーム合わせて7枚のイエロカードが出される展開に、埼玉スタジアムは異様な雰囲気に包まれる。そんな状況下で鹿島は最後まで浦和ゴールに迫ったが、ついに2点目が取れず、1-2と悔しい敗北を喫した。
これで順位も13位に落とし、首位の広島との勝点差は14とかなり厳しい状況に陥った鹿島。しかし下を向く暇はない。次節のホーム新潟戦までチームをしっかりと立て直し、最後まで熱い応援を続けてくれるファン・サポーターと共に勝利の歓喜を味わいたいものだ。



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・勝ちたいんだという気持ちを見せろ。
・まだ試合は終わってない。
・3点目を奪いに行く姿勢を見せること。
・後半も相手より走ること。
・浦和のような相手に対して2点取られると厳しい状況になる。ただ、あれだけ浦和がワイドに縦に人を配置するので、ボールを失った瞬間は中盤が空く形になった。そこでうまく我々がスペースを有効活用することができなかったと思う。ボールを回してチャンスを作って得点もできたが、もっと点も取れたと思う。
・選手たちは一生懸命に戦ったし、浦和の能力を考えれば厳しい戦いになるのは分かっていた。しかしまた言わなければいけないが、レフェリングに左右されることが大きすぎる。私が現役時代の頃より、選手のレベルも上がったり、スタジアムの雰囲気など全てがいい方向に向かっているのに、レフェリングだけは違う。これは悲しいこと。
アップ中に満男さんがプレー出来ないということになって、ヤマが入った。自分自身は想定していたので大きな混乱は無かった。後半にチャンスは多く作れていたけど、浦和のようなチームに先制されると厳しい。
【岩政 大樹】
後半が高いラインを取れたのは相手が引いたから。前から追えるメンバーが揃ってるわけではないので、今いる選手でベストなサッカーをやっている。
西選手、遠藤選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。