
前半17分にドゥトラの見事な先制ゴールで現在17位と低迷する新潟からリードを奪った鹿島だったがその後、再三の決定機も決めきることが出来ず、結局1-1のドローに終わった。
序盤、小笠原、柴崎のボランチコンビを中心にボールを支配し、ホームの新潟ゴールに迫る鹿島は17分、左サイドで新井場の絶妙なスルーパスから大迫が抜け出し、チャンスを生み出す。ここで大迫はゴール前にマイナスのクロスを送り、これを受けたドゥトラが見事なターンから完璧な右足シュートをゴール左に決め、1-0とする。
その後もロンドン五輪メンバー発表前で気合いが十二分の大迫を中心に新潟ゴールへ迫る。特に35分には新井場のクロスからその大迫がフリーでダイレクトボレー。これは完全に決まったかと思われたが、惜しくもクロスバーの上を越える。試合後、「前半で決めるべきところで決められなかったのが、敗因の1つ」とジョルジーニョ監督が語ったように、後から考えればこの時間帯に決められなかったことがとても悔やまれる結果を生んだ。
そして37分、一瞬の隙を突かれる。村上のクロスをミシェウに難なく決められ、1-1。結局、前半をドローで折り返すこととなった。
後半に入っても、両サイドそして中央から間断なく攻め込んだ鹿島だったが、今度は新潟の守護神、東口の好セーブに阻まれ、追加点を得ることが出来ない。大迫、興梠らが決定的な場面で放ったシュートが悉く東口に止められると、逆に新潟から攻め込まれる場面も目立った後半となった。
90分を戦い終え、苦手のビッグスワンで多くのチャンスを作り出したにもかかわらず、最終のスコアは1-1と鹿島は勝点1だけを持ちかえる結果に終わった。「集中を失わないこと、そして決めるところを決めることが勝ちにつながる」と試合後のジョルジーニョ監督が再三繰り返したように、すでにシーズンの折り返し地点に近づいたリーグ戦で現状のままではいけないことを選手たちも十分認識していることだろう。前半戦最後の戦いとなる次節の大宮戦は、1993年のサントリーシリーズ優勝を記念する大事なホームゲーム。今度こそ常勝鹿島の誇りと意地を見せつけて欲しいものだ。

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・一瞬の迷いや集中力の欠落が命取りになる。ピッチに立っている時は常に全神経を研ぎ澄ませておけ。
・次の1点が鍵となる。相手以上に得点に対しハングリーになれ。
・攻撃はサポートを早く。シンプルにつないでいけ。
・前半の戦いを続けよう。必ずビッグチャンスが来るぞ!
ワンチャンスで決められた。自分のポジショニングで少しミスもあり、クロスを何本か入れられた。相手がしっかり守ってカウンターだったので、リスクマネージメントをしっかりやった。
【大迫 勇也】
ドゥトラがフリーだったので狙った。あそこは自然に空いたと思う。動き出しに関しては慎三さんといい関係が出来ている。今日はゴール前で待っていたけど、あまりいいボールが入って来なかった。チャンスはあったけど決めないといけない。
【岩政 大樹】
ウチは決定力が高いチームではないので、決定機を多くし失点を最小限にする努力はしている。相手のカウンターもスピードは感じなかったし、ナビスコカップの時ほどアグレッシブではなかった。失点の局面は止めなくてはいけなかった。
小笠原選手、土居選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。