
岩政の今季初ゴールを皮切りに、鹿島がリーグ戦クラブタイ記録となる7ゴールを奪い、札幌に大勝した。また山村がプロ入り初ゴール、ジュニーニョが今季リーグ戦初ゴール、そして得点者が全員違うという記録ずくめのゴールショーで得失点差も-5から+2までに回復した。
序盤、前田を中心にアグレッシブに攻め込んで来る札幌に少々手こずった鹿島だったが、9分、岩政がパスカットからオーバーラップし、興梠の左足クロスから反転しての難しいヘディングシュートで先制点を決める。この岩政の今季初ゴールで勢いに乗った鹿島はさらに15分、自らの突破で得たPKを大迫が決め、スコアを2-0とする。
その後、札幌に攻め込まれる場面もあったが、水曜のナビスコ横浜FM戦で痛恨のファンブルから逆転負けのきっかけを作ってしまった曽ヶ端が名誉挽回とばかりに好セーブを連発し、チームをピンチから救う。そして40分、岩政のラストパスを受けた山村がプロ入り初得点となるゴールを右足で決め、鹿島はリードを3点として前半を終えた。
後半に入っても鹿島の勢いは止まらず、61分、興梠が遠藤のシュートからのこぼれ球を押し込み4点目を決めると、74分には交代出場で入った本山が興梠のヒールパスを受け、無人の札幌ゴールへ流し込み、5-0とした。
だがこれでも鹿島のゴールショーは終わらない。82分に同じく交代出場のジュニーニョが今季リーグ戦初ゴールを決めると最後は89分、遠藤がとどめの7点目を決め、鹿島はリーグ戦クラブタイ記録となる7-0の大差で札幌に圧勝した。
得点者が全員異なるという記録を見ても明らかなように、今日の鹿島は全員の動き出しや連係が良く、またチャンスを確実に物に出来た。立ち上がりに攻め込まれるなどの課題もあったが、公式戦4試合未勝利の嫌な流れをこれで完全に断ち切った。さらに、「センターバック2人が共に得点を決め、無失点で抑えられたのは素晴らしい」と試合後、ジョルジーニョ監督が語ったようにここ数試合続いた守備の不安も解消され、鹿島にとっては大きな転機となるゲームだった。得失点差もプラスに戻した鹿島が今後やるべきことは、順位を確実に1つ1つ上げていくことだけだ。



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・常に高い集中力を保ち、五分五分の場面では絶対に相手より早く反応すること。
・攻守においてイメージを共有できているが、更にボールスピードを上げて、相手にボールを追わせよう。
・相手の前線にキープされすぎている。厳しくいこう。
・このままでは終われない。チャンスはある。
(大差となった要因として)動き出し、動きの質が良かった。それと試合に寄ってはチャンスを決めきれなかったということもあって結果が出なかったが、今日は決めることが出来た。理解して欲しいのは、前節に磐田から0-3と完敗した先発メンバーと同じメンバーで臨んでこの結果を得たということ。色々な面で歯車が噛み合って来ているのではないかと思う。またセンターバック2人が共に得点し、しかも無失点で抑えられたということは素晴らしい結果だった。
たくさんゴールが入ったので、自分のゴールを忘れてしまった。ゴールは自分の仕事ではないが、たまにはいいかと思う。点を取る選手の動きは研究している。G大阪戦の後の様に同じことを繰り返したくない。
【大迫 勇也】
次の試合に出られないので、頑張ろうと思った。リードしていたし、自分が取ったのでPKは蹴った。いいチームだし、いい選手が揃っている。この流れを大事にしたい。今日は勝てたことが一番。
【山村 和也】
(得点シーンは)フリーだったので、ボールが来たらいけると思っていたら大樹さんが出してくれた。点が取れたことは良かったけど、守備がメインなので失点しなかったことがもっと良かった。ホームのサポーターの前で結果を出せたのが良かったと思う。ずっと勝ててなかったのでしっかり結果を出したいと思っていた。
【本山 雅志】
相手も疲れていたし、自陣より相手のコートで回すという指示だった。いい試合の後が重要になってくる。点が取れるところでミスがあったので、そこももっと厳しく点を取れるようにしないといけない。
【ジュニーニョ】
リーグ戦初ゴールは神に感謝したい。ホームで決められて良かった。これから少しでも多くゴールが取れるようにしたいと思う。横浜FM戦からコンディションの良さを感じているので維持したい。
遠藤選手、小笠原選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。