
クラブ史上初の開幕3連敗無得点と厳しいリーグスタートとなった鹿島だったが、この第4節でもゴールが遠く、0-0のスコアレスドローに終わった。だが、公式戦初出場をスタメンで飾った梅鉢が中盤での粘り強いプレーで横浜FMの攻撃の芽を潰せば、今季初先発となった興梠、西が積極的なプレーで攻撃を形作るなど改善の兆しも見えた。
春の嵐となった日産スタジアムで、ホームチームながら消極的なプレーに終始する横浜FMに対し、鹿島は序盤から積極的に仕掛ける。この日、デビューマッチとなった梅鉢も相手の絶対的エースである中村から粘り強い守備でボールを奪うなど、チームを活性化させた。
後半に入っても鹿島が試合の主導権を握る。遠藤、柴崎らが果敢にミドルシュートを狙えば、興梠、大迫もできるだけ前でプレーしようと前線で積極的な動きを見せる。しかしここまで無得点のプレッシャーからか、連動性も積極性もない横浜FMからもゴールを奪えない。68分、遠藤に代え本山、76分、梅鉢に代え昌子、そして81分に興梠に代えジュニーニョをピッチに送り出すなど早め早めの交代で打開策を図ったジョルジーニョ監督の願いも空しく、結局90分を戦い終え、0-0のスコアレスドローに終わった。
3月最後の戦いでリーグ開幕4戦連続無得点という不名誉なクラブ記録を更新してしまった鹿島だったが、試合後、ジョルジーニョ監督が「梅鉢、昌子といった若手がいいプレーを見せてくれたこと、興梠、西と言った今季初先発の選手たちが積極的なプレーをしたことは次につながる」と言ったようにチーム状態にはやや改善の兆しが見られた。後はゴール、そして勝利が欲しい。どん底のアントラーズだが、まだまだこれからだ。

















・複雑なことをする必要は全くない。シンプルに自分たちのサッカーを展開しよう。
・ピッチはとても滑りやすくなっている。ミドルレンジからでも積極的に狙っていこう。
・逆サイドを上手く使って攻撃を仕掛けていくこと。
・テンポを落とさずに相手を動かし、シュートをもっと打っていこう。
監督からはスルーパスを狙えという指示をもらい、入った。ちょっと狙い過ぎたかも。全体的に悪くは無かったが、自分の狙いに対して相手も修正してきた。入りそうな予感は毎試合ある。勝点1だから良くはない。
【小笠原 満男】
悔しいが試合はまだ続く。何よりサポーターが最後まで応援してくれたことが嬉しかった。次はホームだし勝っている姿を見せたい。若い選手には細かい指示じゃなく、良さを出して上げるように俺らがカバーしないといけない。勝たないといけないけど、いい部分もあったから、これを乗り越えられればチーム力も上がる。
【興梠 慎三】
キープできるし内容は良いと思う。ただカウンターの時に昔なら4人、5人と押し上げて来たけど、枚数が足りない感じがする。FWを追い越すような動きがあっても良いと思うが、守備がきついんで難しい部分もある。内容が悪くて勝点1ならいいけど、良くて勝点1だから納得できない。個人的には久々の先発で試合勘はつかめた。
【大迫 勇也】
ゴール前で決めないと。後ろが頑張ってくれたのに点を決められずに申し訳なかった。
【昌子 源】
雨が降っている中で押し込まれている状態だったので難しいことをせずに、シンプルにつないでプレーすることを心掛けた。0-0での出場で点を取られたらまずい状況での出場は少し信頼を得られたのかと思う。一歩づつ成長している。
柴崎選手、梅鉢選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。