
今年のカップ戦ではもはやおなじみとなった延長戦を制し、初対戦となるJ2の富山に2-1で勝利した。これで鹿島は4回戦に進出、12月17日にまたしてもJ2勢の京都と対戦する。
序盤、"ジャイアントキリング"を目指しモチベーションの高い富山に前線から激しいプレッシングを受け、苦戦を強いられる。相手は日曜にリーグ戦を戦い、中2日ながら、「オリンピックに出たら、マラソンで優勝できるほどの運動量」(試合後のオリヴェイラ監督)で激しく来る富山に押され気味の展開で前半は進んだ。
しかしやはり実力で上回る鹿島が28分、興梠のゴールで先制する。これで少しは楽になったと思われたが、終了間際の42分にセットプレーから福田に同点ゴールを決められ、1-1で前半は終了した。
後半に入っても富山の運動量は落ちず、鹿島はなかなか追加点を取れない。何度かチャンスはあったものの、結局90分では決着をつけることができなかった。
延長戦に入り、本山を投入した鹿島は疲れの見えてきた富山を徐々に圧倒する。そして101分、興梠とのワンツーから野沢が左足で優しくゴール左へ流し込む。この芸術的なシュートで鹿島は再びリードを奪った。
その後は危ないシーンもほとんどなく、鹿島は危なげない試合運びで120分を戦い切る。初対戦でモチベーションも高かった富山に2-1で勝利し、12月17日に行われる4回戦へ駒を進めた。しかし中田が負傷退場するなど、またしても大きな代償をはらったことも事実。リーグ戦の残り3試合、そして天皇杯での戦いと負傷者が続出する中、鹿島は天皇杯連覇のために戦い続ける。




















相手は負けて当たり前、勝ったらラッキーだと思って来るので難しい。でも全員が同じ気持ちを持ってプレーすれば勝てる相手だと思う。天皇杯と言っても試合をやるという意味では、リーグ戦と同じ。
【青木 剛】
天皇杯はACLの出場権がかかった大事な大会。J1クラブより情報が少ないが、相手がどのようなシステムでやるのかを見極める。前から来るのか、カウンターなのか、立ち上がりが大事になる。入り方が大事な試合だと思う。
【興梠 慎三】
リーグ戦で結果を出せずにいてチームに迷惑をかけているので、天皇杯はその分までチームが勝利できるように点を決めたい。FWが点に絡むことによって、これまでの試合も勢いがついた。天皇杯は試合間隔が空いて難しい大会だと思うけど、昨シーズンのように1月1日に笑って終わりたいと思う。
【遠藤 康】
途中出場でも先発出場でも関係ない。出場した時に自分の役割をしたい。勝ってるなら守備を重視するし、負けていたら点を取りに行く。その状況に応じてプレーをするだけ。勝たなければいけない試合だと思う。
大した事は出来なかった。まだまだこんなもんじゃ駄目。流れを変えるまでのプレーは出来ていない。
【興梠 慎三】
90分で決める事が出来なかったのが残念だが、勝ててよかった。気持ちで負けたり走り負けないようにしていたが、その部分が負けていたと思う。ACL出場権を得る大事な大会なので優勝したい。
【青木 剛】
昌子とは筑波大戦でいっしょにやった経験があるので、特に混乱は無かった。失点はセットプレーだけだったので試合を通しては混乱も無かった。前半に富山は前からガンガン来ていたので後半は落ちるかと思ったが、変わらず前から来た。相手も戦っていた部分があったのだと思う。他の試合を見ても分かる通り、J2がJ1とやる時は失うものがなく、やって来る。そういうのをやっていて感じた。残り全部勝って終わりたい。
※大迫選手・増田選手のコメントはアントラーズモバイルにて!