
ACL出場権のためにも連覇を狙う鹿島は前半で得た2得点を守り、2-0と筑波大に勝利した。これで鹿島は順当に3回戦へ進出、11月19日(水)にJ2のカターレ富山とカシマスタジアムで対戦する。
序盤、TV解説者として名高い風間監督率いる筑波大が得意のパスサッカーで鹿島を攻め立てる。この日、代表招集から戻って来たばかりの増田、柴崎のボランチコンビは相手のボールを奪うことに終始し、またこれが公式戦デビューとなった昌子、今季初先発となる當間が入った最終ラインも相手の攻撃を遮断することに注意を払った。
相手の最後の詰めが甘いことにも助けられ、序盤の不安定な時間帯を失点せずに切り抜けた鹿島は逆にセットプレーから先制点を得る。30分、右サイドで得たFKを遠藤がゴール前へ上げ、田代が得意のヘディングで筑波ゴールへボールを叩き込んだ。さらに勢いづいた鹿島は38分、後ろからの遠藤のパスを受けた大迫がダイレクトでシュートし、これで2点目を得た。
2点のリードを得た鹿島は後半に入っても、それほど危ない場面はなく試合を進めていく。攻めては初先発となったタルタが遠目からでもシュートを狙い、筑波大にプレッシャーを与える。オリヴェイラ監督も興梠、本山、小谷野と攻撃的なカードを次々と切り、チームを鼓舞した。
結局、90分戦い、スコアは2-0と鹿島は筑波大に順当勝ちを収めた。ナビスコカップからの連戦の中、大幅に選手を入れ替えて勝利したことは評価できるが、試合後の会見でオリヴェイラ監督が指摘したように集中が切れてしまった選手がいたことも事実。次の3回戦ではJ2の富山に対し、前回王者にふさわしいゲームを見せて欲しいものだ。



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大宮の試合を見ても分かるように、大学相手は難しいところもある。しかし天皇杯はACLに繋がる大
会なので、本当に大事。相手が大学生や社会人だとスタジアムの雰囲気も違う。といって自分たちの試合の入り方を変えるわけではない。一発勝負で相手は気持ちを入れて戦ってくる。こっちも気持ちを入れて戦いたい。
【當間 建文】
左サイドバックは練習試合でやったことがある。天皇杯はACLの出場がかかった大会だけど、プレッシャーはない。思いっきりやるだけ。試合に出られる準備はいつでもしている。サッカーは何が起こるか分からないスポーツ。全力で戦って、チャレンジャーの気持ちで対戦したい。
【昌子 源】
試合に出場するなら点も決めたい。小さくなって何もできないより、少しミスをしても思いっきりやる。スピードでは負けない。筑波大学の監督は風間さんでパスサッカーをするイメージ。大岩コーチからは、いつでも平常心でいろと言われている。気合いは、めっちゃ入っている。
【小谷野 顕治】
大学生とは練習試合でやってるけど、大宮と福岡大の試合を見ても福岡大はラインを高くしてスペースが全然無かった。でも筑波大はまた違うサッカーでパスサッカー。得意のドリブルを活かしてスペースを空け、そこを突いたりできればと思う。試合に出たい。
【本山 雅志】
天皇杯は、最初の試合が一番難しい。でも、うまくゲームコントロールすれば大丈夫。筑波大は技術のあるチーム。相手の持ち味を消して自分たちの持ち味を出す。やる事はJリーグ相手の時と変わらない。
【梅鉢 貴秀】
練習試合で経験しているセンターバック、ボランチどちらのイメージも持ちながらやっている。プロの世界の方があたりとか厳しいと思うので、出場したらそういう所を負けないようにしたい。
【興梠 慎三】
名古屋戦はチャンスが多かったのに決められなかった。もし、天皇杯で出場するチャンスがあったら、これまでと同じようにゴールを狙う。自分が出来る事はそれだから。
前半はバタバタしたけど、徐々に落ち着き始めた。筑波大の9番は足が速いし、センターバックも良かった。相手にあれだけドリブルされるとやっかい。
【大迫 勇也】
ラインが高かったので裏を狙おうと思った。今日は内容よりも勝つことが大事。もう少し集中して入りたかった。相手は大学生だから決めて当然。1点じゃ足りない。
【増田 誓志】
試合に出場する事は分かっていたが試合をやってない分、体が重かった。これくらいでやれないと駄目だと思う。メンタルが弱いんでしょうね。自分が思うにこれまでの中で一番悪い出来だった。ミスも多かったし動けていない。
※當間選手、昌子選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!