
試合開始直後から圧倒的なボール支配力を見せた鹿島が、カルロンのカシマ初ゴールなどで水戸に3-0と快勝した。これでプレシーズン恒例となるいばらきサッカーフェスティバルを7年連続勝利で飾った。

「やはり、鹿島は強かった」。試合後、敵将である柱谷監督が言ったように序盤から鹿島が水戸を圧倒した。センターバックに岩政、中田が入り、中盤のボランチには小笠原、青木を並べた布陣でスタートした鹿島は中田、小笠原を中心に積極的にボールを回す。興梠とツートップを組んだ新加入のカルロンも必死にボールを追うなど、早く鹿島のスタイルに慣れようとする気持ちが見えた。
![]() | ![]() |

そして23分、中盤でのボール回しからフェリペ ガブリエルがゴール前の野沢へパスを送る。これを野沢がワンタッチで落とし、カルロンが抑えの効いたシュートを決め先制点をチームにもたらした。

![]() | ![]() |
このカルロンのカシマ初ゴールで勢いに乗った鹿島はその後も野沢、興梠らがシュートチャンスをうかがい、水戸を攻め立て前半45分を終えた。


後半に入り、ピッチには伊野波、増田、本山の姿が見えた。それぞれ中田、小笠原、カルロンに代わっての出場となり、鹿島は興梠のワントップという布陣へ変更となる。この交代によってフレッシュな選手が多くなった鹿島は前半に引き続き、水戸を攻める。そして49分、右サイドから新井場がカーブのかかったクロスを上げ、ゴール前でうまく相手マークを外した興梠が頭で合わせ、2点目を奪った。

そして56分には新井場に代わり本田がピッチイン。鹿島のユニフォームを着た本田がサポーターへ初披露となった。青木が右サイドバックに下がり、ボランチのポジションに入った本田はチームバランスを見て、アレックスのケアに入るなど、献身的な動きを見せる。その後、61分に野沢に代わり、遠藤が入って鹿島はさらに縦への突破力を見せた。

その直後となる63分、本山がゴール前へ上げたボールをフェリペが相手選手と競い合いながらヘディングシュートへ持ち込む。これは相手GKに阻まれたもののそのこぼれ球を増田が押し込み、自身の鹿島復帰を祝うゴールで3-0。鹿島は完全に勝利を手中にした。
![]() | ![]() |

結局、最後は興梠に代わり小谷野をピッチに送り込むなどベンチに入ったフィールドプレーヤー全員を起用した鹿島が3-0のまま、試合を終えた。多くの選手を起用して毎年恒例となるプレシーズンマッチを勝利したオリヴェイラ監督だが、「これも練習試合の1つであり、我々は長いシーズンを戦う準備をするだけ」と冷静だった。多くの新加入選手を抱え、戦う2011シーズン。鹿島の新たなる挑戦は始まったばかりだ。









・後半も動きはアグレッシブにすること。
・良いアングルを持とう。
・ポゼッションをして自分たちのリズムを作ろう。
・サポートを早く対角線にボールを持っていこう。
キャンプから戻ったばかりで疲れはあたっが、3点取れてよかった。でも、もう少し点は取れたと思う。
【小笠原 満男】
今日は勝ててよかったです。自分自身は絶好調です。
【カルロン】
自分にとって貴重なゴールになった。FWにとってゴールを取れたことはうれしいが、それよりもチームが勝ったことが何よりうれしい。ホンダロック戦と今日の試合でゲーム感覚は戻った。この2試合で日本のサッカーを学ぶことはできた。スタジアムで応援してくれたサポーターに感謝したい。サポーターがいてこそ力になるので、スタジアムに来て欲しい。
※本田選手、青木選手、アレックス選手の試合後コメントはアントラーズモバイルをご覧ください。