▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第34節、アントラーズはノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦した。
神戸、京都と続く、関西でのアウェイゲーム2連戦の初戦。首位アントラーズを追う神戸との直接対決ということもあり、試合前からスタジアムを独特の緊張感が包み込んだ。しかし、多くのアントラーズファミリーが遠く神戸に駆けつけ、選手たちを一心不乱に後押しする。ホームゲームのような雰囲気で選手たちはキックオフを迎えた。
だが試合は序盤から神戸がボールを保持し、攻勢を強める。特に危険だったのは3分。宮代のパスから大迫がフリーとなる。しかしこの絶体絶命のピンチに立ちはだかったのは、またしても守護神・早川だった。大迫のシュートを冷静に見極め、左足でストップし、チームを救った。
攻められる時間帯が多かったアントラーズだったが、37分にはCKからチャヴリッチがショートコーナーを選択し、そこからのエウベルのクロスを植田がヘディングシュートに持ち込む。抜群のタイミングだったが、これは惜しくもクロスバーを超える。そのまま、前半は0-0で折り返した。
後半に入っても、神戸が優位な展開が続く。しかし、アントラーズもエウベル、チャヴリッチらをアクセントに鋭いカウンターを仕掛け、何とか攻撃の形を作る。だが、0-0の状況は変わらない。
そしてアントラーズ最大のチャンスは後半アディショナルタイム。83分からピッチに立った田川が知念のフワリとしたパスに抜け出し、決定機を迎える。しかし、ここは相手の守護神・前川の好セーブに阻まれ、ゴールはならなかった。
最後まで互いが譲らぬ展開のまま、90分を戦い終えてのスコアレスドロー。勝ちたかったのはもちろんだが、アウェイでの神戸との"6ポイントゲーム"で貴重な勝ち点1を持ち帰る結果となった。
上位との直接対決が続く関西アウェイ2連戦の初戦を全員で戦い抜いたアントラーズ。次節のアウェイ京都戦でも、再び勝利のために全員で戦おう。




ゲームを見てもらうとわかる通り、前半から非常に圧力をかけられたなかで耐える時間が続いた。選手たちは我慢強く戦ってくれました。
試合前から大きな声援で後押しをしてくれたファン・サポーターの皆さんに感謝したいと思います。
最後まで集中力を切らすことなく、最後までサポーターの方、ゴールへと向かっていく姿勢は見せることができたと思う。悔しい引き分けではあるが、狙った引き分けではない。選手たちは最後までリスクを負いながら勝ちにいった。そのなかでの引き分け。しっかりと次につなげていきたいと思います。
Q.悔しい引き分けと言っていたが、今後のことを考えると価値のある勝ち点1となった。そこはどのようにとらえている?
A.目の前の相手に勝たなければいけないという思いは変わりません。勝ち点差が近い相手は神戸だけではない。その相手に引き分ければいいというものではない。勝って、自分たちの力で突き放していく。それが大事だと思っている。
今日はタフなゲームだった。選手たちはこの環境のなか、よく無失点に抑えた。ただ、今シーズンは勝ち切るというところを目指している。次につなげていかなければいけないと思っています。
Q.ロングボールが多かった。ピッチ状況も踏まえた戦い方だった?
A.もう少しボールを動かすことができると思っていたが、相手のロングボールにかなり苦しんだ。
セカンドボールもなかなか拾えなかった。あれだけ押し込まれると、出ていくことも難しかった。そのなかでも、相手の間延びしている場所をしっかりと見つけることができればよかった。
2連覇しているチームだけあって、一人ひとりの圧力が非常にあった。ただ、時間とともに解決してくれていたと思います。
Q.後半は決定機をそこまで与えなかった。どこを修正した?
A.大きな修正はなかった。
かなりハイペースで向かってきていたので、時間とともに落ちていくところもあると思っていた。そのなかで、プレスのかけ方やボールの拾い方の修正が必要だった。なので、そこの説明はした。
ただ、色々な状況のなかで、選手たちが声を掛け合いながら解決してくれていた。そこは、選手たちの成長だと感じています。
その試合に勝つことができなかったのは、非常に悔しい。応援してくださったサポーターの皆さんに申し訳ない気持ちです。
前半から自分たちらしさを出すことができていた。40分ごろまでは自分たちが主導権を握って決定機を作り、圧力をかけ続けることができた。そのいい時間帯に得点が取れると良かった。その流れで後半もいい入りをしていきたかったが、前半のようにはいかなかった。
ただ試合を通して、選手たちは勝ちたい気持ちを最後まで出してくれた。いいゲームだった。残り4試合、なにがあるかわからない。自分たちは、勝ち続けていくだけ。
自分たちは勝ちにいくつもりで臨んだ。内容は思っていたものとは違ったが、勝ち点3を取れていればという結果になった。苦しいなりにうまく試合を続けられたと思う。自分たちは常にチャレンジャー。これからも目の前の試合を勝ちにいくだけ。
【三竿 健斗】
勝ち点3が欲しいゲームだった。前半に立ち上がりから押し込まれたなかで、全員で我慢して耐えることができた。チャンスは少なかったが、カウンターから1点を取れれば理想の形だったかなと思う。次こそ勝てるようにしたい。
【キム テヒョン】
空中戦や球際や競り合いのところで要求されているものがあるので、どの場面でも勝たないといけないと思ってプレーしていた。個人的に満足できる試合ではなかった。
【濃野 公人】
相手の入りの圧力と前からのプレスは脅威だった。それに対して自分たちも強気でいかないといけないし、ひっくり返さないといけなかった。勝てなくて悔しかったが、次につなげることはできたと思う。