▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第28節、IAIスタジアム日本平で清水エスパルスと対戦した。
リーグ戦という唯一のタイトルへ向け、絶対に勝ち点3を取らなければいけないこの試合。高い湿度と厳しい暑さのなか、試合序盤からアントラーズはボールを握り、エウベルやチャヴリッチを起点に攻撃を仕掛ける。6分には知念のクロスにレオ セアラが強烈なヘディングシュートを放つが、枠を外れる。その後も優磨や小池らがコンビネーションからゴールに迫るが、あと一歩及ばず、得点には至らない。
すると20分、清水にスルーパスで背後を突かれ、松崎のクロスから髙橋に決められ0-1と先制を許す。前半はその後も清水の堅守速攻に苦しみ、決定機を作りながらもゴールを奪えず0-1で折り返した。
後半に入ると鬼木監督はすぐさま松村を投入し、チームに活力を与える。69分には知念のヘディングシュートが相手GK梅田のビッグセーブに阻まれるなど、惜しい場面が続いた。
その後、舩橋、溝口、田川がピッチイン。流れをつかんだ鹿島は74分、舩橋の右CKから植田が力強く頭で叩き込み、ついに同点に追いついた。
勝ち点3が欲しいアントラーズはその後も攻勢を強めるが、ホームの清水も意地を見せる。終盤には決定機を作られるピンチもあったが、早川がビッグセーブでゴールを死守。最後まで続いた激闘は結局、どちらも2点目を取ることができず、1-1のドローに終わった。
勝利を目指し最後まで戦ったが、勝ち点1のみを鹿嶋へ持ち帰ることになった。一度、インターナショナルマッチウイークに入り、リーグが中断する今週にもう一度自分たちを鼓舞する時間を作ろう。




あとは、チャンスの数をもっと決定的なものにしたい。相手キーパーのファインセーブもあったが、それでも決め切れるように。今日は勝ち点1だったが、勝ち点3にもっていけるように、次からまたやっていきたい。選手は最後まで自分たちのサッカーを信じてやってくれたと思います。
Q.後半巻き返しただけに、前半が良ければもう少し違った展開になったと思うが。
A.前半の停滞感は多少あったと思います。ボールを大事にするというところとチャレンジをしていくバランスをもう少しできたと思う。ただ相手もまだ元気ななかでカウンターを一発くらったというのは、大事にいきすぎたかもしれない。ただ心身ともにもう一段あがっていかないと、自分たちの望むところには到達しない。ただそれでも今日ビハインドから追いついたので、次はもっとチャレンジしていきたいと思います。
Q.次節まで時間が空くが。
A.頭の中をしっかりと全員で揃えて、どうやって勝つのか。半年以上経つが、自分たちがどうやってサッカーを目指してきたのかというところをもう一度しっかりと見つめなおして、やっていきたい。点を取る、簡単にやらせない、そこはこだわらないといけない。特に得点のところは、惜しいで終わらせないようしなければいけないと思います。
Q.改めて、アントラーズはどういうチームでなければいけないか。
A.最後はやはり勝ち切らないと、認めてもらえないチームだと思う。自分はしっかりと選手を見ているので、選手が必死で変わろうとしている姿は、非常に頼もしいと思いました。ただそこに甘やかすのではなく、自分自身がもとめているのは勝利なので、そこは貪欲にしっかり結果を残したいと思います。
Q.前半の途中、右サイドから攻めることが多かったが狙っていたのか。
A.狙いというところまでではない。左もエウベルはボール扱いがうまいので、両サイドを起点にもっともっとできればいい。ただ、少し流動性がなかったというのもあったと思います。なかなかいけているようで、マッチアップし過ぎている。もう少し、相手の担当をどんどん変えていければよかった。
Q.失点したあと自分立ちでペースを乱してしまったように見えた。
A.そこまで自分たちで崩れるというところまではいっていないと思います。それは常日頃からかなり言っています。相手の守備も堅かった、入り込めなかった、そういうイライラがあったかもしれない。でも、それもやり続けること。外から見ていると、空いている場所はあるので、そこは見つけられるかどうか。もし見つけているのであれば、思い切ってチャレンジできるかどうか。でもそのチャレンジをさせるためには、声掛けとかがもっとやりやすいようにしてあげれればいいのかもしれない。そこはしっかり確認していきたいと思います。
Q.決定機を増やすためには。
A.矛盾する部分もあるかもしれないが、最後まで丁寧に、それと大胆に。最後のところで思い切りの良さとか。必ずしも全部がきれいに得点できるわけではない。相手にあたって入るかもしれないし、キーパーとディフェンスの間ならオウンゴールもあるかもしれない。いろんなものを駆使してやっていく。そういうものが大事。そういうものも経験として学んで、次に活かしてほしいし、自分自身も活かさないといけないと思います。
ただ、もっと我々らしくプレッシングにもいきたかったし、ゴールへ迫るシーンももっともっと増やしたかったのは本音。あれ以上の強度を出せるだとか、あれぐらいの強度のプレスがきても自信をもってボールを動かすとか、背後をとっていくとか決定機をつくって決めるというのを鹿島相手にでもできるように、しっかりとやっていきたいと強く思わせてくれるゲームだったと思う。
守備のプレッシングのところ、ゴール前の粘り強さは素晴らしいので、意図的にボールをはめにいく、我々から奪いにいく、もっともっとテクニカルに判断早くボールを動かすところ、チャンスを作り背後を取りにいくところはもっともっとやらないといけない。しっかりとやっていきたい。
ただ、はがせる場面も何度もあったし、ビッグチャンスになるので、あのようなシーンが鹿島よりも多く作れるようにやっていければ、上位にいるクラブ相手にできるということになれば、我々が上位にいく番。2週間、心も体も整えながら、チーム、個人が成長できるように、厳しくトレーニングしていきたいと思う。
負けた次のアウェイということで、難しい試合だった。優勝争いする上で勝ち点1はもったいなかったが、内容としてはほとんどハーフコートでゲームが出来て良かったと思う。あとは精度や厚みを出すことが今後大事になる。
【鈴木 優磨】
勝てなかったのは痛い。なんとしても勝ちたかったゲームだった。攻撃面ではハーフコートに押し込めたので、すべてネガティブになる必要はないが、結果として勝てなかった。その悔しさがある。
【舩橋 佑】
スペースが空いているなと思って見ていた。ピッチ上での選手同士の会話が増えている。うまく喋りながら崩せるシーンを作れたのは良かった。追加点ともう一点取ろうという試合だったが、勝ち切れずに悔しい。
【松村 優太】
勝ち点3以外は負けに等しいと思っている。これまでよりもハーフコートゲームが出来たのは良かったが、もっとシュートを打っていきたかった。攻め込んでいて自分にも決定機があったなか、仕留めきれなかったのは自分自身の力不足。