2025明治安田J1リーグ第27節、デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
首位に返り咲きたいアントラーズ、降格圏内からいち早く脱出したい新潟と、それぞれの目標は異なるもののどちらも勝ち点3が欲しいこの試合。試合は立ち上がりから動いた。4分、相手のビルドアップの乱れを見逃さず、この日、アントラーズで初先発となったエウベルが素早くボールを奪取。ここから冷静に優磨へとつなぎ、エースが流し込んで先制点を挙げた。夏休みの土曜日ということもあり、アウェイの地新潟に駆けつけた多くの12番目の戦士たちも早々に歓喜に沸いた。
しかし17分、自陣でのバックパスの乱れから新潟にチャンスを許し、GK早川が一度は防ぐも、こぼれ球をマテウス モラエスに押し込まれて同点に。前半はそのまま1-1で折り返した。
後半に入るとチャヴリッチの突破などでゴールに迫るが、相手GK田代の好守に阻まれる。得点が欲しい鬼木監督は69分に松村とレオ セアラを投入。すると87分、左サイドを駆け上がった小川のクロスに反応したレオ セアラが左足で執念のシュートを見せ、相手選手に当てながら勝ち越しゴールを決めた。
終盤は新潟にCKでGK田代までが攻撃参加する猛攻を仕掛けられるも、守護神の早川を中心に集中した守備で跳ね返し続け、2-1で試合終了。相手の悲壮なまでのプレーに最後まで苦しめられながらも、アントラーズは激闘を制して勝ち点3を積み上げた。
これで勝ち点を51まで伸ばし、アントラーズは試合終了時点でリーグ暫定首位に浮上。次は大会が変わり、天皇杯準々決勝に臨むが、この勢いを持って勝ち進みたいところだ。




しっかりと前からプレスをかけにいくとしていたなかで、相手のミスを誘発して得点を取れたことは良かった。その後にたたみかけることができなかった。その時間はもったいなかった。失点もした。ただ、同点で前半を終われたことが今日の勝利につながったと思います。スタートの選手だけでなく途中から出た選手もエネルギーを出してくれた。チーム全員で勝ち取った1勝だと思います。
Q.苦しい時間が多かった。焦れずに戦い抜いたことが、勝ち越しゴールへとつながったと思う。そこについては?
A.これからの戦いは、そういう苦しい時間が多くなると思う。主導権を握って戦いたいという思いはあるが、どんな形でも勝っていくというところに全員がフォーカスしてやれている。勝利に対しての執念はこれからも持って戦っていきたい。
ただ、ゲームの内容を見ると、まだまだ改善できるところはある。改善しなければ、相手にチャンスを与えてしまう。もう一度自分たちのチャンスを増やしていきたいと思います。
Q.濃野選手と樋口選手を呼んで指示を出している場面があったが、どのような指示をしていた?
A.右サイドが後手を踏んでいたので、修正をしようとした。ただ、そこは彼らだけでどうこうできるものではない。前半はまずは耐えることが重要だった。前後半を通して、強気に戦うということが解決策だったと思います。
Q.ここ数年、夏場は苦しんでいるが、監督はどのように考えている?また、勝ち点1を勝ち点3にすることができた。そこについてはどう見ている?
A.夏場が弱いということを払拭していこうと話している。暑いなか、どこよりもトレーニングをしていると思う。やってきた強度をどれだけ本番で出せるかどうか。今日の最後は、どちらも足が止まっていたと思うが、相手を上回ることができたのは、そこの意識があるからだと思っています。
勝ち点3に持っていくというところは、ホームでもアウェイでも関係なくやっていかなければいけないところ。アウェイだから勝ち点1でいいという頭では、目指しているものに届かないと思う。今日は非常に良くやってくれた。前節は、劣勢のなか、勝ち点0から勝ち点1になった。それをつなげようというなかで、今日は勝ち点3を持ってきてくれた。そこは、よくやってくれたと思っています。
(得点の場面は)練習していた形でゴールができたので非常にうれしく思う。結果もついてきて、チームの力になれて良かった。得点を重ねているのはチームメイトが作ってくれたもの。今日もいいクロスがあって決められたと思っている。
【鈴木 優磨】
全員で勝ち切った今日の勝利は大きい。今日からの3連戦は必ず勝たないといけないなか、まず1勝できて良かった。(得点の場面は)FWにとって一番いい形のゴールだったと思っている。個人的に増やしていきたい。
【小川 諒也】
(得点の場面は)自分のクロスというよりはレオがよく決めてくれたなというゴールだった。リーグ戦は初アシスト。リーグ優勝を狙っているチームに来て、何も貢献しないわけにはいかなかったので、一つ結果が出て安心した。
【エウベル】
チームとしていい試合ができた。今日のような形で勝ち点を積み重ねていきたい。(得点の場面は)鹿島のような強いチームは積極的に前から行きたいなか、それが形になった。立ち上がりから決められたのは良かった。続けていきたい。