▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第21節、町田GIONスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦した。
前節、レオ セアラが終了間際に同点弾を決め、広島から勝ち点1をもぎ取ったアントラーズ。暫定首位のまま、野津田の地に乗り込んだ。
対するFC町田ゼルビアには、昨シーズンの最終戦、そして今シーズン前半戦のホームゲームでいずれも勝利している。だが、鬼木監督は「前回対戦時は戦い方が違ったので、あまり参考にはしていない。ここ最近は町田らしいサッカーをしている。強度やセカンドボールなど、お互いが大事にしているベースの部分で負けないことが重要」と警戒を緩めず、このアウェイゲームに臨んだ。
その鬼木監督の警戒通り、序盤はアントラーズが丁寧なビルドアップで主導権を握ろうとするも、町田の強度にゲームを思うように進められない。そして6分、自分たちのミスからカウンターを喰らい、相馬に先制点を決められてしまう。
その後も町田に試合をコントロールされる。34分にはスローインから下田に絶妙のクロスを入れられ、最後は岡村にヘディングシュートを決められる。これで前半を2点ビハインドで戦い終えた。
このビハインドに対し、鬼木監督は後半開始から動く。小川、舩橋、濃野をピッチに送り込み、攻撃の組み立てを変更させる。これで勢いが出てきたアントラーズは50分、優磨が左足で強烈なミドルシュートを放つなど、リズムを取り戻そうと奮闘する。
しかし町田の激しいプレスバック、昌子を中心とした3バックの堅守になかなか打開策を見いだせない。61分には知念がピッチインし、ボランチではなく前線に位置取りロングボールも織り交ぜた攻撃で得点を狙う。
そして85分、自ら得たPKを優磨が町田ゴールに叩き込み、1点を返した。その後も町田ゴールへ襲いかかるも結局、90分を戦い終え、1-2と勝ち点0に終わってしまった。
だが試合後、ゴール裏、そしてメインスタンドで町田サポーターを凌駕した12番目の戦士たちからは熱いコールが送られた。悔しい結果ではあるが、この一体感がまさにアントラーズ。次節のホーム岡山戦では、この悔しさを払拭する戦いを見せよう。




Q.後半開始からボランチのところを変えた意図は?
A.そこだけが悪いということではないが、全体的に前進するのが遅かったり、片方に寄りすぎたり、相手のボランチの脇が非常に空いていたが、そこにボールを送るまでが遅かった。そこでのせめぎあいにイージーミスが多くあった。対峙する選手のアクションなく受けるので、そのままプレッシャーを受けてしまう。ポジションを取った後の流動性や状況判断は必要だと思いました。自分も、もっともっとやらないといけないと改めて思いました。
Q.今後に向けて。
A.首位にいたが、そのまま行けるとは思っていませんでしたし、ただ、この位置にいて受け身になることが自分としては悔しい思いがあります。もっともっと前進する。技術や体力はすぐにつくものではないが、戦う姿勢だとか、どうやって勝利に近づいていくのか、そういうのは示せるはず。そこはもう一度みんなで共有したいと思います。
Q.前半に判断を制限されたというよりは、判断を放棄し相手の土俵にのってしまったように見えた。どう見ていたか?
A.おっしゃるように、自分たちの問題が大きかったと思います。やり方にこだわる必要もないし、相手を見てサッカーをやろうというところでいうと、相手の矢印がどこに向いているかは、中の選手も外で見ている人達も分かっていると思う。そういうところでアクションが起きない。今週やってきたことができなかったのは悔しい思いがあります。敵陣での崩しのところも崩すのか、タイミングでクロスを上げるのか、シュートを打ちにいくのか、相手の嫌なところは何か、もっと迫力ある攻撃をしていくためには最後、大胆に個人がジャッジしていかないといけない。強気な判断をしていくというのが大事だと思います。ただ、今日はあまりにもシンプルなイージーミスが多過ぎたと思っています。
多くのファン・サポーターが前節の湘南戦の勝利から我々に希望をもって、夢をもって、声援を送ってくれることを、選手たちが肌で感じ、それをもとに今日も奮闘することができた。交代で入った選手も、最後までいいパフォーマンスで粘り強く戦ってくれた。彼らのパフォーマンスを引き出してくれたのも鹿島の力のおかげ。そこに屈することなく選手たちが粘り強く、守備をベースにうまく攻撃に結び付けることをしてくれた。それが今日の勝因だと思う。最後PKで1点返されたものの、ブレることなく時間をうまく使いながらやってくれたと思う。
今日は本当に選手たちの頑張りに賞賛を送りたいと思う。スタジアムに1万5千人近くのファン・サポーターが駆けつけてくれて、最高記録と聞いた。1989年からの歴史をずっと追いかけ続けているファン・サポーターがいると思う。彼らに対してこの勝利をプレゼントして恩返しをしたいと思う。これだけ我々に期待をもって足を運んでくれたファン・サポーターには心から感謝を伝えたい。この2連勝におごることなく、次のアウェイ新潟戦にむけて、しっかりとチームを立て直して、さらにパワーアップして臨みたいと思う。
連続失点が響いた。1失点であれば、同点や逆転にするチャンスがあると思っているので、1失点のままいければという展開だった。全員が足元で受ける意識が強くて、背後を狙うことが少なかった。相手も勢いを出しやすい展開だったと思う。みんなの意識をそろえるところを修正したい。
【小池 龍太】
引き分けまで持っていけなかったのは実力不足。もう少しバリエーションを増やさないといけない。試合の入りも違うパターンを持つべきだと思う。そこは向上していける部分。今日のような試合で得た教訓を、次の試合に向けて活かしていきたい。
【早川 友基】
前半は相手が前から来ていたので、シンプルに背後に走ってセカンドボールを拾っても良かったかもしれないし、他のやり方もあったかなと思う。ゲームのなかでどう感じて、どう改善していくかをピッチ内で出来なかった。そこは今後の課題になる。
【濃野 公人】
ハーフタイムでチームとしても取り返すぞというなか、自分自身もビハインドだったのでパワーを持って入らないといけないと思って入った。今日は形も質もすべてが足りなかった。改善する必要がある。