▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第8節、エディオンピースウイング広島でサンフレッチェ広島と対戦した。
前節、ホームのカシマでリーグ2連覇中の神戸を90分間翻弄し、ウノゼロの勝利を得たアントラーズは中3日の連戦で広島に立ち向かった。
序盤、アグレッシブに前へ出ることでアントラーズは広島ゴールへ迫る。5分、神戸戦に続き先発出場したチャヴリッチが左サイドからクロスを上げ、最後は樋口がシュート。これはクロスバーの上を行ってしまったが、期待が高まるシーンとなった。
しかしアクシデントがアントラーズを襲う。14分、前線でボールを追ったチャヴリッチが相手GKの大迫、そして新井と交錯するなか、頭を強打。しばらく立てなかったチャヴリッチはピッチ上で治療を受け、一度は戦線へ戻る。その後、果敢なチャンスメイクも見せるが、明らかにチャヴリッチの動きは鈍っていった。
すると徐々に試合は広島に傾き、22分、浦和から加入したばかりの前田に広島での初ゴールを決められる。さらに35分にはプレー続行不可能となったチャヴリッチがピッチを去り、師岡が急きょピッチインすることとなった。
前半を0-1で折り返したアントラーズは後半開始からギアを上げ、反撃に出る。前半途中からポジションチェンジで一列前へ出た濃野が左足シュートを放つなど、何度か広島ゴールへ迫るもあと一歩のところで得点には至らない。すると65分には広島のカウンターからジャーメインに決定的なダイビングヘッド弾を放たれる。しかし、ここは早川がまたしてもビッグセーブを見せ、追加点は取らせなかった。
なんとしても追いつきたいアントラーズは、交代出場でピッチに立った柴崎、三竿、田川、荒木、松村がボールを奪い、つなぐことでチャンスをうかがうも広島ゴールを割ることは最後までできなかった。ファイナルスコアは、0-1。またもやアウェイの地で、開幕戦以来となる苦汁をなめる結果となった。
しかし連戦の疲れを抱えるなか、選手たちは最後まで前を向き、広島ゴールへ迫った。その気持ちこそが、未来につながる。まずは鹿嶋へ帰還し、次に備えよう。




Q.試合序盤から押し込む展開が続いていたなかでの失点。そこから少し展開が難しくなってしまった。振り返ってどのように感じている?
A.前半にいくつか入れ替わってしまうシーンがあった。スルーパスやなかへ入れられるシーンがありました。そこは自分たちの隙が出たかなと思います。そこを仕留められてしまった。自分たちで改善できる部分だと思っています。ただ、そういうちょっとしたところで勝敗が決まってしまう。自分たちがチャンスの時に決め切らないとこのような形になってしまうと、個人的には思っています。
Q.マンツーマン気味にくる相手に対して崩し切ることはできなかったが、着実に前進していることは示せた試合だったと感じている。そこはどのように考えている?
A.おっしゃるように、自分たちからアクションを起こしながら、なおかつ相手を見ながらボールを危険なところへ通すことも何度かできていました。そういうものを積み重ねながら成長していきたいと思っています。ただ、それを組み合わせながら勝利に近づかなければいけないし、勝利を収めなければいけない。うまくなったからいいというわけではなくて、最後のところは勝利が必要だと思います。修正と成長、両方をしっかりとやっていきながら、これからも進んでいきたいと思います。
Q.自分たちのボランチが動いてできたスペースにFWが入ってきてパスを受けるというところまではできていた。ただ、相手のボランチがマンツーマンでついてくるということもあって、そのあとの崩しがうまくいかなかったように見えた。柴崎選手を入れたところもそこの意図があったと思う。監督の狙いは?
A.手前のところにボールが入るようになったりとか、サポートするタイミングとか、徐々に良くなってきたと思います。ただ最後、背後にいけるタイミングで走る人が逃していたり、パスを出せる人が逃していたり、自分たちが時間を縮めた瞬間にもっと前が見れたらいいと思います。剥がすこと、突破することがまだ成長段階。そこから先、最後のところに入ってきたタイミングで一番先頭から見えていれば、また違った展開になるのかなと思います。受け手、出し手の両方の可能性が必要かなと。まあ、少しずつかなと思っています。
全体的に数多くチャンスを作ったのは我々だったと思う。首位のチームに勝利することができて、嬉しく思っている。今日はしっかりと喜んで、また次節へ向けて準備をしていきたい。
難しい試合だった。お互いの実力的なところも含めて拮抗した試合だったと思う。一瞬の隙を突かれて点を決められてしまい、相手が先制したことによって自分たちも追いかける形になってしまったが、試合内容は下を向くようなものではなかった。次に切り替えたい。
【安西 幸輝】
前半に関しては距離感も良かったし、僕と舩橋と雄太でポジションチェンジをしながらうまく打開できた。(失点の場面は)スローインのワンプレーで試合が変わってしまった。そこは本当に反省しないといけない。徐々に良くなっている感覚があるので、まずは連敗しないようにしっかり次のホームで勝ちたい。
【早川 友基】
前半のいい時間帯に点を取りたかったし、負ける試合ではなかった。最後の勝負のところはもっと大事にしないといけない。結果としてもったいなかったが、内容としてはこれからもっともっとやれることが見えた試合でもあった。悲観的にはならずに前に進みたい。
【濃野 公人】
全部が全部、悪かったかと言われればそうでもなかったと思う。もっともっとゴールに迫る場面が全体的に増えていくと良かった。もっとシンプルにゴール前での攻防を増やせたら可能性があったのかなと思う。出来たこともあったので、落ち込む必要はまったくない。