▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2025明治安田J1リーグ第3節、カシマスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。
前節、同じカシマで東京Vに4-0と完勝したアントラーズはそのスターティングイレブンを代えることなく、このナイトゲームに臨んだ。
序盤、最終ラインから前線までの連動性も良く、新潟を圧倒する。そして10分、樋口のパスで濃野が抜け出す。これは相手選手にクリアされるも、そのボールを小池が見事なダイレクトボレーで捕らえ、新潟ゴールに突き刺す。小池の嬉しいアントラーズ初得点で、幸先のいいスタートを切った。
その後も前半はほぼ完璧な試合運びを見せる。しかし前半終了直前の44分、混戦から矢村に決められ、1-1。このまま、前半45分を終えることとなった。
後半に入ると、新潟の素早いプレスに手こずり、試合のペースを握られる。連戦ということもあり、鬼木監督は61分には松村に代え、師岡、76分には濃野に代え、知念、柴崎に代え、舩橋をピッチに送るなど、全体の強度を保つ采配を見せた。
すると78分、歓喜の瞬間がカシマに訪れた。樋口が左CKから鋭いボールをニアに入れる。これを関川がうまく頭ですらし、相手選手のオウンゴールを誘発。アントラーズは待望の追加点を得た。
後半アディショナルタイムに入ると、鬼木監督は優磨、レオ セアラのツートップに代え、テヒョン、徳田をピッチに送り出す。最終ラインは5バック、前線は徳田のワントップと、最後まで守り切る姿勢を明確に示した。これに呼応し、前線で師岡や小池、樋口らが粘り強くボールをキープし、試合終了の笛を聞く。苦しい時間帯も多くあったが、アントラーズは2-1と難敵・新潟を下した。
まだまだ改善の余地があるのは間違いない。しかしこの日、先制点をあげた小池が2度のポジションチェンジも難なくこなし、途中交代でピッチに立った師岡、知念、舩橋らは自分たちの役割を全うしてみせるなど、チーム全体で戦う姿勢が強くあらわれた。ホーム3連戦で、まずは2勝。土曜日のFC東京戦も楽しみだ。
【この試合のトピック】
・柴崎、優磨がJ1通算200試合出場を達成。
・小池がアントラーズでの初ゴールを決め、LIXIL賞を受賞。




選手たちはスタートからアグレッシブにプレーをしてリズムをつかんだ。自分たちが狙っている形でいいスタートを切ってくれた。ただ、相手のうまさもあり、徐々に新潟のリズムになってしまった。そこは修正をしなければいけないところ。そのなかで我慢強く戦った結果、後半途中から出た選手たちが球際の力強さや前から行く力を発揮してくれた。締めの部分も含めて、全員の力が集結したいいゲームだった。
Q.苦しい展開だったが、勝ち点3を取った。この勝利は今後につながる?
A.特にこのような連戦のなかでこのようなゲームもある程度、予想して戦った。そのなかで勝ち点1ではなく、最後まで勝利を目指して戦ってくれた。非常に大きな勝ち点3だと感じている。
Q.小池選手は試合のなかで3つのポジションを担った。(ポジションを)変えた理由は?
A.まずはしっかりとハードワークができる選手。どこのポジションでもそういうプレーをしてくれる。そこへの信頼はある。左右変わっても自分たちの求めていることをやってくれる。最後はサイドバックに戻っても、締める部分をその都度考えてくれている。システムが変わっても対応ができるところは素晴らしいと思っている。ゴールはなかなか見れないところだったので、こういうこともできるんだと思わせてくれた。非常に頼もしい。
Q.後半に松村選手と小池選手のポジションを入れ替えた理由は?
A.最初から入れ替えるという選択肢もあった。攻撃にいくときに活きやすい場面があるかなと思っていた。ただ、守備のところでハマりが悪かった。守備でも安定感を保ちながら、本来右サイドでプレーをするマツを右へ持っていった。
ただ、入りのところで一瞬の隙を突かれて失点してしまった。最後の失点もそう。球際の部分はもう少し修正しないといけない。
それでも、選手たちはやろうとしたことをしっかりとやってくれた。まだ課題はあるので、突き詰めていく。今週末はやっとホームで試合ができるので、勝ち点3を目指したい。
見ていてもキツそうだったが、オウンゴールだったけど、セットプレーで今日のような勝ち方をできたのは本当に大きいと思う。前節は内容も結果も良かったし、今日は我慢しながらも勝ち点3を取れたのはすごくいい流れだと思う。次もしっかり勝って、また次につなげたい。
【松村 優太】
前節にハマっていた前線での牽制だったり、中の締めだったりは意識して入った。その中で相手のセンターバックが持ったときに、サイドバックが少し高い位置を取ったり、FWが流れてきたり、中に入ってきたりしたときに、もう少ししっかりとボランチなのかサイドバックなのかセンターバックなのかと連携してハメて奪いたかった。
【関川 郁万】
本当に全員がいい集中力を持って戦えていたなと思う。まだまだ成長段階。いずれ川崎Fみたいなゲーム運びができればいい。今日はどんな内容であれ、勝ちは勝ち。得点がどの形でも勝てればいい。まだチャレンジの段階。日々が楽しくやれているので継続していきたい。
【樋口 雄太】
もっと前半のところで意図的にボールを回しながらゴールに迫る回数を増やしたかった。そこはこれからの課題。みんなで共通認識を持ちながら攻撃する必要があるかなと思う。こういう試合はセットプレーが鍵になるのはみんな分かっている。本当に大きい勝利だった。
【小池 龍太】
ボールが上がったときは必ずああいうところに球が落ちてくるのはすごく意識している。自分がいち早く反応できたなか、迷わず足を振れたことがゴールにつながったかなと思う。ただ、チームで取ったゴール。うれしいがもっともっとできると思われたいので、祝福の言葉を受けながらも、次に切り替えたい。