▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2024明治安田J1リーグ第28節、味の素スタジアムで東京ヴェルディと対戦した。
水曜日の天皇杯ラウンド16で甲府に2-1と勝利し、リベンジを果たしたアントラーズ。リーグ戦に戻っての今節、その先発には安西、柴崎、名古、仲間、優磨の名前が戻った。
アウェイでの勝ち点3が是が非でも欲しいアントラーズは、試合序盤からボールを保持する。しかし5枚、4枚のブロックを作って守りに入る東京Vを完全に崩すことができず、前半に目立った攻撃は28分、柴崎が右サイドから流れてきたボールをダイレクトシュートに持ち込んだシーンぐらいとなった。
逆に31分、山見から持ち込まれ、最後は木村にシュートを放たれる。しかしこれは早川が見事な反応を見せ、失点を免れる。そして前半アディショナルタイムには、山見に決定的なシュートを許すもこれはクロスバーに当たり、事なきを得た。
後半に入っても、ボールを保持するアントラーズ、ブロックを作ってのカウンターを狙う東京Vの構図は変わらない。すると63分、縦パスから山見に抜け出されて、右足での強烈なシュートで先制点を奪われてしまう。
先制されたアントラーズは72分、柴崎が右サイドから絶妙なクロスをゴール前へ送る。ファーサイドで濃野がヘディングで合わせたが、相手GKマテウスのファインセーブに防がれる。そのこぼれ球にも濃野が詰めるも、またしてもマテウスに阻まれてしまった。
同点に追いつきたいアントラーズだったが、逆に飲水タイム後の75分、またしても山見に決められ、2失点目を喫する。その後、90分にVARオンフィールドレビューの末に得たPKを優磨が決め、1点差に詰め寄ったが、11分間のアディショナルタイムも活かすことができず、1-2と痛恨の負けを喫した。
5月25日の札幌戦(3-0で勝利)後、リーグ戦ではアウェイで5試合連続勝利なしと厳しい戦いが続く。次節もまた、アウェイでの京都戦。8月最後の戦いで、ディープレッドの誇りを示そう。
【この試合のトピックス】
・ターレスがアントラーズでの公式戦初出場を飾る。



新加入選手がフィットするには時間がかかるし、いきなりすべてがうまくいくとも思っていない。これからもブレずにやるべきことを進めていくのが大事だと思う。こういう試合で敗れてしまうというのは、我々の拙さが出てしまったということ。そういった部分を詰めて、次の試合に活かしていきたい。選手たちは非常によく戦ってくれたし、勝ち点3を目指して自分の力を出し切ってくれた。交代も含めてすべてがうまくいったわけではないが、最後まで諦めずに勝ち点3を取りに行く姿勢を見せてくれた。
Q.1失点目が、両チームの交代の直後だった。気を付けるべき時間帯だったと思うが、それがチームの成熟度ということなのか?
A.そういう形になったのは結果論としては間違いない。うちが点を取っていれば、逆の話をしていたと思う。ただ、我々が押し込む展開が多かった中で、ボールを奪われてカウンターを受けるのはどんな試合でも起こり得ることでもある。
最後の10分、15分で見せた強度や姿勢、大胆さを前半は見せられなかった。アタッキングサードで大事に行ってしまった。悪かったことは、ボールの奪われ方と最後の部分のクオリティ、受け身になった部分。次の試合では、自分たちからもっとアクションを起こしていくことが重要だと思う。
選手たちは最後まで諦めずに戦う姿を見せてくれた。やるべきことをやり続け、精度を上げていく。
前回対戦時の悔しさはいまだに残っている。3-0から3-3に追いつかれた試合だった。古巣との対戦だったし、絶対に勝ちきりたかった。リーグ戦はここ2試合勝つことができていない。目標を達成するためには、アウェイでも勝ち点を積み上げていかなければいけない。リーグ戦では5月のアウェイ札幌戦以来、アウェイで勝っていないので、しっかり勝ち点3を持って帰って来られるようにする。
チーム全体のバランスを見ながら、プレーしている。あとは、結果での数字も残していかなければいけない。サイドハーフがもっと点を取ることができれば、チームとしてもバリエーションが増えていく。そこは現代のフットボールでは重要な部分になってくる。隼斗君やモロに気持ちよくプレーしてもらうことがチームにとって大事になってくる。
東京Vのサポーターの皆さんが多く味スタに来ると思う。皆さんの前でいいプレーをして、成長したところを見せたい。
【三竿 健斗】
東京Vは僕の中でずっと大事なクラブ。ただ、自分の中ではリーグ戦の中の1試合ととらえている。相手がどこであろうと、毎試合やることは変わらない。勝ち点3をとることだけに集中してやっていく。
自分たちにプレッシャーをかけることなく、ほかの結果や先の試合を気にすることなく、目の前の1試合に100%でいい準備をして、120%をピッチで出して勝つだけだと思っている。目の前の試合に勝つというところをチーム全員が考えてプレーをすれば、結果はついてくると思う。
違和感なくやれているし、自分の良さも出していけると思う。
東京Vは本来の技術の高さや相手の逆を取るところなどがうまいチーム。それに加えて城福さんが求めるハードワークの部分をやらないと試合に出れないと思うし、出ている選手たちはそれができているから試合に出ている。そこの強度や当たり前と言われている部分で相手を上回り続けていく必要がある。
連戦で重たくなる部分もあったが、その中でも自分たちのできることにトライしていくという意識をチーム全体で統一してやれていた。前半はうまくいかない部分もあったが、チャンスがなかったわけではない。カウンターに対してうまく対応できていた部分と相手にやられてしまったところ、両方あった。互角の前半だったと感じている。後半も同じ。ただ、相手はしっかりとチャンスをものにした。
やられてはいけないところでやられてしまったところがこの結果につながった。
何が問題かと言われたら、いろいろな要因が重なっていると思う。チームとしていろいろなところからアプローチをして、解決していかなければいけない。
ここから負けられない戦いが続いていく。競争力の高いリーグの中で、集中力を保ちながら終盤まで体力的にも精神的にもいい状態をキープしていくことが重要だと思う。新戦力もいるので、なじんでいくのを手助けしていって、特長を出していけるようなチームにしていかなければいけない。それができれば、また違った形で結果を重ねていくことができると思う。
【鈴木 優磨】
危険なシーンを多く作れていたかと言われると、そうでもない。もっと大胆さが必要だった。特に、最近の試合ではその大胆さが欠けてしまっている。最後まできれいにやろうとしすぎている。もっと大胆さを見せていかないと、自分たちのやりたいことが出していけない。
抜けた選手がいて、新しく加入した選手もいて、チームは変化していく。選手たちそれぞれの良さもある。前半戦はあのような形で積み上げてくることができたが、これから先はまた違ってくる。今いるみんなで良いものを早く作っていかなければ、上位に行くことも目標を達成することも難しくなってしまう。1日で劇的に変えられるわけではないので、トレーニングからしっかりと良くしていかなければいけない。
ここからは、どこも目の色を変えて戦ってくる。ここ数試合落としてしまう戦いが多いので、自分たちも目標を達成するという思いをぶつけて、相手に上回られずに叩くということが大事になってくる。
【濃野 公人】
相手が引いてきた中で、どうこじ開けていくかというアイデアが少なかった。相手のカウンターも受けてしまう回数も多かった。相手のやりたいことを多くやらせてしまって、自分たちの良さを消されてしまったが、そこに対する解決策をピッチの中で見つけることができなかった。負けるべくして負けてしまったと感じている。
構えられてしまった相手に対しての崩しがまだまだ足りない。ワンタッチで崩していくところやシンプルにクロスを上げていくところなど、改善していかなければいけない。
今日は、僕が決定機を決めきっていれば勝てた試合だった。監督から期待されているところは前線に顔を出して得点を取る部分だと思う。サイドバックの選手だからチャンスを外してもいいというわけではない。自分がしっかりと決めるべきだった。次こそは決めることができるようにしっかり準備をしていきたい。
【名古 新太郎】
相手が自分たちに対して対策をしてきている中で、自分たちのやるべきことをしっかりやらなければいけないし、ピッチの中で判断してやらなければいけない。もっと大胆さが必要。
90分を通して、試合終盤のような展開ができればいいが、ボールを持たれる時間もあるし、引いて守られる時間もある。失点してしまった時間帯も含めて、チームの責任だと感じている。
自分たちのやるべきことをしっかりとやっていく。あとはゴール前での大胆さやしっかりとゴールを決めきるという部分、そこはもっと高めていかなければいけない。
【ターレス ブレーネル】
自分たちのフットボールがもう少しできていれば、勝利して鹿嶋に帰ることができたと思っている。
ゴールやアシストという結果でチームに貢献していくというところが自分の強みだと思っている。その強みを出していけるように戦っていく。
試合中もずっと声援などで背中を押し続けてくださったファン・サポーターの皆さんがとても好き。皆さんの後押しは自分たちに力を与えてくれる。応援し続けてくれる皆さんとともに戦い、いい結果を出していきたい。