▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2024明治安田J1リーグ第6節、ベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と対戦した。
激しい雨となったこの試合、ポポヴィッチ監督は怪我から復帰した佐野を先発に戻し、前節のホーム磐田戦でボランチとして活躍を見せた土居をトップ下に配置した。
対する福岡は2連敗中とあって、このホームゲームにかける思いが強かった。雨ですべりやすくなったピッチでも、果敢にボール奪取に来て、素早い攻撃を仕掛けてくる。前半は福岡の勢いに押され、アントラーズは攻撃の形を作れない。ほぼ福岡エリア内に入ることができず、逆に福岡にはCKを8度も与えてしまう。しかし、勢いのある福岡に対し、全員が高い集中力を保ち、決定的なチャンスは与えなかった。
結局、45分間でアントラーズが放ったシュートは関川のミドルシュートのみ。前半は耐えに耐えてのスコアレスでの折り返しとなった。
後半に入っても、試合は福岡のペースのままだった。そして52分、右サイドからのクロスに対応しきれず、ゴール前中央でシャハブ ザヘディに痛烈なヘディング弾を決められる。守備の堅い福岡に先制され、アントラーズはさらに追い込まれた。
この流れを打開すべく、ポポヴィッチ監督は55分、土居に代えて松村、その10分後には名古に代えて樋口、そしてチャヴリッチに代えてパレジをピッチに送る。この交代策でアントラーズは徐々に試合のペースを奪え返す。樋口がうまくボールキープをし、松村はそのスピードで福岡守備陣を脅かす。パレジも前線で攻撃のアクセントを生み、徐々に同点への期待が高まった。
終盤には前線へ垣田も入り、最後まで福岡ゴールへ迫ったアントラーズ。しかしホームで絶対に勝利を奪いたい福岡の堅守を破ることはできなかった。0-1の悔しい敗戦。第3節の町田戦に続き、またしてもアウェイゲームで勝ち点を失う結果となった。
だが、これで下を向いてはならない。次なる相手は、FC東京。国立競技場でのアウェイゲームで、この嫌な流れを断ち切ろう。
【この試合のトピックス】
なし



押し込まれていないし、崩されたわけではないが、セットプレーを多く与えてしまい、やられている感覚になってしまった。
自分たちのやりたいことができていたのは、前半の最後に数本、コンビネーションから抜け出してというプレーがあったが、それだけだった。
失点のあと、やりたいことをやる、積み上げてきたものを出すのでは遅い。最初から積み上げてきたものを見せるべきだと思っている。自分たちが良さを出せなかったのは、入り方や消極的なプレーが原因だったと感じている。
失点の場面は、相手を褒めるべきだと思っている。ただ、我々もあのようなシーンをトレーニングからやっていた。あの場面は、トレーニング通りに対応ができなかった。
失点をしてから、ボールを引き出して相手の背後を取っていく、そういう狙いを持って幾度かチャンスを作ったが、ゴールにつなげることができなかった。最初から自分たちが100%の力を出しきれていれば、チャンスも決めきれていたと思う。
今日自分たちがやろうとしていたことが、全体的に出せていなかった。
Q.やりたいことができなかったとおっしゃっていた。フットボールの本質の部分でも負けてしまっていたのではないかと思っているが、そこをどのように受け止めている?
A.そこについては、私もそう感じている。福岡の方がアグレッシブだったし、セカンドボールへの反応が早かった。決定的なチャンスはあの部分しかなかったが、そこでやられてしまった。
決定的なチャンスを相手に作らせなかったが、そういう試合を落としてしまった。そこは、自分たちに矢印を向けて修正していかなければいけない。全員がやるべきことをしっかりとできれば、アントラーズはどこにも負けないチームだと思っている。それを今日はできなかった。
スーパースターのような選手でも調子の良くない時はある。その中でも大事なことは、うまくいかない日でも全力を出す、戦い抜くこと。全力を出しきれていないところもあった。そこは修正していかなければいけない。
華麗な試合ではなかったし、ミスも多かったが、自分たちらしい試合ができた。今シーズンで一番、自分たちらしい試合ができたと思っている。
ゴールもアシストも素晴らしかった。ピンチもあったが、体を張って守り切った。チームの一体感を感じた。
福岡は力強く、セットプレーでも得点がとれるチーム。そういうチームとの戦いは先制点が重要になってくる。先に得点を取ることができれば、僕たちのペースに持っていけると思う。
ひとつ前のポジションにはチャッキーがいて、どんどん前へ行くので、僕の前の空いたスペースにしっかりと走り込んでボールを受けることができている。そこは継続してやっていきたい。
【濃野 公人】
ここまで、チームとしていい形で歩んでくることができていると思う。福岡相手にもいい結果を残し、連勝を続けていかなければいけない。
ここから連戦が続いていく。総力戦になってくると思うので、チーム一丸となって戦っていくことが重要になってくる。
【アレクサンダル チャヴリッチ】
加入当初に比べたら、だいぶコンディションが上がってきている。トレーニングでもいい感覚でプレーできている。
ドリブルでいいところまで攻め上がっていくことができているので、ゴールなどの結果もついてくると、なおいいかなと思う。
完敗だった。自分たちのやりたいことができなくて、我慢くらべみたいな展開になってしまった。自分たちのやりたいことの完成度が低かった。相手のペースで終始やられていて、悪循環になってしまっていた。
ただ、すぐに切り替えて、また次へ向かっていかなければいけない。今日の反省をしつつ、しっかりと切り替えて準備をしていきたい。
【樋口 雄太】
得点が必要な場面だったので、まずはシュートを打っていこうと意識して入った。相手の守備陣が前向きに守備をしていて、それを裏返すというプレーがなかなかできていなかった。そこが相手を崩しきれなかった要因のひとつでもある。そういうことを全員でやっていけたらまた違った展開になったと思う。
(チャンスの場面は)あのようなところを決めるか決め切れないのとでは、上に行けるかどうかが決まってくる。トレーニングから意識して取り組んでいくしかない。
まだまだやるべきことがあるなと感じているし、もっと質の部分やボールに関わりつづけるというところをもっと自分の中で出していきたい。