▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
YBCルヴァンカップ グループステージ 第4節、ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦した。前半にカイキがPKを決めて、先制に成功すると、後半に上田が追加点を奪う。その後、1点差に迫られたが、ブエノが追加点を決めて、3-1と勝利した。
直近のリーグ第8節 横浜FM戦は、ホームで0-3と悔しい結果に終わった。ただ、すぐに中2日でルヴァンカップが控えている。選手たちはすぐに気持ちを切り替えて、C大阪戦への準備を進めた。
C大阪戦の先発は、横浜FM戦から三竿、カイキ、上田以外の8人を入れ替えた。GKが沖、最終ラインは広瀬、ブエノ、ミンテ、小田。中盤から前線は三竿、松村、カイキ、荒木、土居、上田が名を連ねた。ベンチには、スンテ、安西、関川、アラーノ、和泉、樋口、染野が座る。
立ち上がりから両チームともにロングボールを多用し、セカンドボールの争いが頻発する展開となる。互いに主導権争いで一歩も譲らず、一進一退の攻防が続いた。
15分をすぎたあたりから、徐々にアントラーズがボール支配率を高め、相手陣内でプレーする時間を増やしていく。ゴール前でのチャンスも立て続けにつくり、流れを引き寄せていった。
すると、30分に試合が動く。三竿が前線にロングフィードすると、舩木が目測を誤り、ボールは上田のもとへ。上田は絶妙なドリブルのコース取りでペナルティエリア内へ進入すると、後ろから進藤のチャージを受けて転倒。これがファウルの判定となり、アントラーズにPKが与えられた。
PKのキッカーを務めたのはカイキ。短い助走から力強く右隅にシュートを蹴り込み、ゴールネットを揺らした。32分、アントラーズが先制に成功する。
アントラーズが先制に成功した後、一進一退の攻防が続く。ゴール前でのチャンスもあったが、守備面では人数を揃えながら、ボール保持者へプレッシャーをかけられず、シュートを許す場面が散見された。
ただ、それでも前半はこのまま1-0とリードを保ち、ハーフタイムに突入した。
後半も立ち上がりから互角の試合展開が続いた。それでも、53分に試合が動く。中盤のこぼれ球をカイキが上手く相手に競り勝って、ボールを収めると、斜めの動き出しをみせた上田へスルーパスを送る。上田は相手GKとの1対1を制し、シュートを冷静にゴールへと流し込んだ。
リードを2点に広げたアントラーズは、3人同時に選手交代を行う。64分、上田、荒木、小田をベンチに下げ、染野、アラーノ、安西を投入し、前線とサイドにエネルギーを注入した。
しかし、74分に一瞬の隙を突かれる。中盤でショートパスをテンポよく繋がれると、鈴木にダイレクトの縦パスを送られる。これを上門にワントラップからヒールで落とされると、後方から走り込んだ北野にダイレクトでシュートを決められてしまった。2-1と1点差に迫られる。
失点後、流れはC大阪に傾いた。途中出場の清武にハーフスペースをうまく使われ、ボールを支配されてしまう。そこで80分に広瀬との交代で和泉、84分に土居との交代で樋口をピッチへ送った。
我慢の時間帯が続いたが、粘り強く守備を続けると、カウンターからチャンスをつくり、コーナーキックを獲得する。87分、このコーナーキックを樋口が蹴ると、絶妙なクロスがゴール前へ。これをブエノがヘディングで合わせると、力強いシュートはゴールネットに突き刺さった。
リードを再び2点差に広げた後は、危なげなく時計の針を進め、このまま3-1で試合をクローズさせた。
次はリーグ戦に戻り、中3日で名古屋と対戦する。限られた時間で最善の準備を尽くし、カシマでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・カイキが今季公式戦初ゴール
・上田が今大会2ゴール目
・ブエノが今大会初ゴール
・小田がリーグカップ初先発



・慌てずにしっかりと対応していこう。
・100%力を出し切ろう!
・サイドハーフは、もっと高い位置でプレーしよう。
・絶対に逆転しよう。
A.細かいことはあまり言えないが、相手がどう動くかによって、相手がどうボールを動かすかによって自分たちの立ち位置が決まってくると考えている。
Q.グループステージ突破へも大きな1勝となり、公式戦の連敗も阻止した。そのあたりについてはどのように感じている?
A.連勝した、連敗したということは私は全く考えていない。しっかりと目の前の試合で、自分たちのやるべきことをしっかりとやる。その先に勝利がある。やるべきことをやっていくことによって、自ずとわれわれの進路が見えてくると思っている。
Q.荒木選手が本調子ではないように見える。監督はどのように見ている?
A.あまり個人の選手のことについては話さない。私、そして選手たち、それぞれが高いパフォーマンスを発揮することが大事。彼はまだ若い選手。私は彼の成長を手助けできればと思っている。あとは、本人の高いパフォーマンスを発揮したいという気持ちが大事になってくる。彼はそのような気持ちを持っている選手だと信じている。
いつも通りのプレーを見せたい。練習でのコンディションは良いし、プレーも段々良くなっている感覚がある。レネ監督の目指すスタイルは自分と合っていると思う。チームのために戦う姿勢を見せて、攻守両面で1対1での強さを見せたい。セットプレーでの得点も狙っていきたい。
【荒木 遼太郎】
自分の持ち味を発揮しながら、勝利に貢献したい。個人的には好調を維持できていると思っている。自分のいまできることを全力でやりたい。監督から求められている、スプリントや相手の背後を取る部分をしっかりと体現したうえで、自分の特長であるゴールに絡むプレーを見せていきたい。
【ブエノ】
試合の入り方には、気をつけたい。C大阪の前線には、足が速く、動き出しに優れた選手がいるので、そこを止めることが重要になる。相手は若くて勢いがあるチーム。前線からアグレッシブに来ることが予想される。立ち上がりからしっかりとプレーして、勝ち点3を獲得したい。
【キム ミンテ】
グループステージの第2節で負けた相手なので、今回はしっかり勝ちたい。C大阪の前線にはフレッシュで勢いのある若手選手がいる。センターバックとしてそこを抑えていくことが、試合のポイントになる。セットプレーの練習もしっかり取り組んできたので、練習の成果を発揮したい。
【染野 唯月】
得点を狙うことも大切だが、まずはチームのためにできることがたくさんある。自分は守備の部分が課題の一つなので、そこを意識しながらプレーして、最終的には点を取りたい。C大阪には、一人ひとり本当にうまい選手がいる。相手が前から強いプレスをかけてくることも頭に入れながら、焦れずに、ボールを保持しながらゴールへ向かいたい。
リーグ戦から選手が変わった中でも、チームとしてやりたいことができたことは非常に良かったと思う。監督の細かな要求も選手たちに浸透し始めている。リーグ戦で負けた後の大事な試合でアウェイで勝つことができた。チームにとって非常にプラスとなる勝利だった。
【ブエノ】
自分の得点を含めて、チームとして勝利したことは非常に嬉しく思う。ゴールの瞬間はどの選手にとっても特別な瞬間。大阪まで足を運んでくださったファン・サポーターの皆さん、応援してくださる皆さんに感謝の気持ちが大きかった。これからもこのパフォーマンスを続けていきたい。
【小田 逸稀】
いつも通りやろうと意識して試合に臨んだ。積極的に前へ仕掛けていこうという意識を強く持っていたが、いい仕掛けをすることができなかった。もっとパフォーマンスを上げていかなければいけないなと感じた。球際の強さや、空中戦の部分で違いを出そうと思っていた。そこの面でももっとアピールしていきたかった。足りない部分が見えた試合だった。
【松村 優太】
大会は違えど、連敗してはいけない状況だった。そして、ルヴァンカップでのC大阪との初戦は負けていたので、絶対に負けてはいけない試合だった。勝つことができたのは良かった。個人的には良いパフォーマンスを見せることができなかった。反省材料しかない。下を向いていても仕方がない。もっと戦っていかなければいけないと思う。
【土居 聖真】
前半は得点を含め、チャンスの場面もあり、良かったと思う。勝たなければいけない大事な試合だった。リーグ戦も、ルヴァンカップも、11人だけでは戦うことはできない。チーム力を上げていくことが大事。今日の勝利を今後の勢いに繋げていけるようなきっかけとなる試合にしていきたい。