YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦、豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦した。前半にセットプレーから先制点を許すと、後半にカウンターから追加点を奪われ、0-2という結果に終わった。
YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝は、ホーム&アウェイの2連戦で行われる。試合に向けて、上田は「2試合あるので、まずは第1戦の試合の入りが大事だと思う」と語り、「初戦のアウェイを大事にして、ホームで優位な状態で戦えるようにしたい」と意気込んだ。
先発はGKが沖、最終ラインは右から常本、犬飼、町田、安西、ボランチは三竿とピトゥカのコンビ、前線は遠藤、カイキ、土居、上田が入った。そして、ベンチには、スンテ、林、永戸、レオ、荒木、和泉、エヴェラウドが座る。
立ち上がりは両チームがコンパクトな陣形を保ち、激しい球際の攻防が繰り広げられた。中盤でのボールの奪い合いが多くなったことで、互いにチャンスの少ない展開となる。

しかし、13分にセットプレーから試合が動いた。浅い位置からのフリーキックを名古屋に与えてしまうと、マテウスのクロスをキム ミンテに折り返され、最後は柿谷にヘディングで決められてしまった。0-1と先制点を献上してしまう。
失点後、試合の流れは名古屋に傾いた。最終ラインの背後を狙われ、何度も決定機をつくられてしまう。ただ、沖のビッグセーブもあり、追加点は許さなかった。
我慢の時間帯を凌いだアントラーズは、徐々にボールを支配できるようになるが、徹底的に守備を固める相手を崩せない。
前半終盤は何度かチャンスをつくったが、得点を奪うことはできず、前半を0-1で折り返した。
後半も名古屋が守りを固め、アントラーズが攻める展開となる。しかし、得点を奪ったのは名古屋だった。53分、成瀬に最終ラインの背後へ抜け出され、深い位置からマイナスのボールを入れられると、後ろから走り込んだ稲垣にダイレクトで合わされる。カバーに入った常本がシュートを身体に当てたが、コースが変わったボールはゴールネットに吸い込まれた。
得点が欲しいアントラーズは、57分に遠藤とカイキをベンチに下げ、和泉と荒木をピッチへ送る。途中出場の荒木は、細かくポジションの修正を繰り返し、中間スペースでボールを引き出して、攻撃のリズムをつくった。61分にはゴールポストに当たるミドルシュートを放つ。しかし、徹底的に守りを固める名古屋を崩しきれず、得点を奪えなかった。
69分には安西と上田をベンチに下げて、永戸とエヴェラウドを投入し、81分にはピトゥカとの交代でレオをピッチへ送ったが、試合の流れは変わらない。前線の連動性が乏しく、無理に中央をこじ開けようと試みては、簡単に跳ね返された。
そして、このまま最後まで名古屋の牙城を崩すことができず、第1戦は0-2という結果に終わった。
第2戦は中3日ですぐにやってくる。限られた時間で最善の準備を尽くし、逆転での準決勝進出を目指す。
【この試合のトピックス】
・特になし



・前線の動き出しを繰り返そう。
・判断を早くしよう。
・追加点を狙っていこう。
名古屋にゲームを支配される展開となってしまった。このような展開にならないようにと気をつけていたが、セットプレーから失点をしてしまった。そのほかの部分でも思うようにいかないゲーム展開だった。
守備ブロックを作られた中でも、焦れずに点を取りに行ったが、相手ゴールをこじ開けることはできなかった。攻撃の部分はもう一度整理していきたい。
この負けを引きずることなく、ホームで逆転できるようにしっかりと準備をしていく。
Q.先制されたあとは、攻撃面でどのような修正をした?
A.まずは慌てずにという意識を持ってプレーしてほしいと伝えた。もうひとつは、ボールを受けてから味方を探すという場面が多かったので、もう一段階テンポを上げていこうと伝えた。ただ、最後まで上手くいかなかったという印象だった。
Q.第2戦のポイントや修正点は?
A.しっかりと今日の試合映像を見直していく。今日の試合後には戦う姿勢を持って第2戦に入っていこうと選手たちに話した。しっかりと第2戦へ向けて準備していく。
大会も変わり2試合あるので、まずは第1戦の試合の入りが大事だと思う。そこで勢いを持っていけるように準備をした。アウェイゴールは大きくなると思うので、初戦のアウェイを大事にしてホームで優位な状態で戦えるように第1戦を戦いたい。
【常本 佳吾】
アウェイでの第1戦ということで、勝利はもちろん、得失点という部分もしっかりと意識して戦っていきたい。名古屋の両サイドにはスピードのある選手がいる。そのサイドを活かしたゴールが多いと思う。自分のサイドからは絶対に自由にやらせないようにしていく。
【沖 悠哉】
名古屋は前線に特長のある選手がいるという印象がある。シュートに強いこだわりを持っている選手もいれば、スピードを活かしたドリブルで仕掛けてくる選手もいる。チーム全員で手と手を取り合い、戦っていく。
アウェイゴールを取るという部分を含め、勝利を目指して戦ったが、なかなか自分たちの思うような展開とはならなかった。ただ、まだ第2戦が残されている。そこへ向けて全員で準備をしていく。
【荒木 遼太郎】
シンプルにボールを動かして、常にゴールを目指しながらプレーしていこうと意識してピッチに入った。ゴールへの意識は持つことができていたし、惜しいシュートシーンもいくつかあった。第2戦はもっと全体的にコンパクトにして無失点に抑える。そして、ゴール前での質の部分を上げていく。