
前回のアウェイゲーム同様、引き気味の相手に手こずり、震災後初のホームゲームを勝利で飾ることは出来なかった。これで4試合消化し首位の水原とは得失点差が1離れ、グループステージを首位で通過するには残された上海戦、シドニー戦での大量得点が必要となってきた。


序盤から5バック気味で自陣深くに潜む水原に手こずる。その僅かなスペースをこじ開けようとこの試合、前線でコンビを組んだ興梠と田代が頻繁にポジションを変え仕掛けるが、なかなか好機は見いだせない。中盤でのパス回しでも水原を圧倒する鹿島だったが、前に出て来ない水原に苛立ちを覚えたまま前半を終えた。
![]() | ![]() |

戦い慣れたカシマではなく国立でのホームとは言え、やはり勝点3が欲しい鹿島だったが後半開始直後、まさかの先制点を水原に献上する。ゴール前20m付近からのFKをYEOM Ki Hunに直接叩き込まれ、一転して苦しい展開となった。

![]() | ![]() |

しかしここから鹿島のプライドが見えた。失点を挽回すべく全員が一丸となって水原ゴールへ迫る。そして54分、野沢のFKを遠藤がシュート。これは相手選手に当たったもののそのこぼれ球をこの試合先発出場の田代が気迫で水原ゴールへ叩き込んだ。

![]() | ![]() |
スコアを1-1とし勢いに乗る鹿島はボールを前へ進め、追加点を狙う。しかし現役の韓国代表を揃える水原が守備的な戦法を取ったことで攻め手に欠く時間が長くなってしまう。本山、増田といった攻撃的な選手をピッチへ投入しながらも結局、前回のアウェイ同様、1-1で90分を戦い終えた。

![]() | ![]() |

「守備的な相手だったと言っても、勝点2を失ったと言うのが妥当」と試合後の会見で語ったオリヴェイラ監督だが、これは全選手が感じたことだろう。事実上、水原とのマッチレースとなったグループステージ首位突破の行方は残された上海戦とシドニー戦の結果に委ねることとなった。アジア制覇へ向け、厳しい戦いが続く。











相手が守りに入ってて崩しきれなかったし、シュートまで持って行く事が出来なかった。ホームで引き分けに終わった事は残念。追加点を入れないと去年と同じ結果になる。試合勘を戻すためにも、もっと試合をやりたい。
【新井場 徹】
チャンスはあるけど決められない。相手があんなに引いてくるとは思わなかった。そこを崩せないのが課題。ホームで勝点3を取れなかった。取れれば次の戦いが楽になったが、取れなかったのもチームの課題だと思う。個人的には、若干飛ばし過ぎ。国立は芝が良くてプレーしやすかった。
【遠藤 康】
後半入る前、守備に関しての指示は受けた。チャンスらしいチャンスを作れなくて残念。平日の昼間にサポータの人がたくさん来てくれてうれしかった。その声援が選手の力になって得点につながったと思う。
【青木 剛】
ホームの国立だったので勝ちたかった。追いついて逆転するチャンスはあったと思う。韓国で戦った時もあまり前に来なかったけど、5バックであれだけ引かれると崩すのは難しい。その中でもチャンスはあったので、決めて逆転したかった。