
鹿島が苦しみながらも、難敵シドニーFCに2-1と逆転勝利を収めた。
グループHを首位通過するためには、この試合、勝点3だけではなく、大量得点が望ましい鹿島だったが、その意気込みが空回りしたのか、序盤はなかなかリズムを作ることができない。興梠の出場停止を受け、大迫をワントップにそして小谷野、野沢、遠藤を2列目に配置するシステムを導入した鹿島は小谷野や遠藤が得意のドリブルで仕掛けるもボールを失う機会も多く、相手の守備を崩すまでは至らなかった。
そして26分、セットプレーからまさかの失点を喫する。前節の上海戦で決勝トーナメント進出を決定しているものの、グループステージ最後のホームゲームで負けたくはない鹿島はここから逆襲に出る。
先ずは64分、負傷した中田の代わりに入った伊野波が新井場のパスを受けて左サイドを駆け上がりそのままゴール前へクロスを入れる。これを同じく交代出場のフェリペが頭で折り返し、最後は大迫が豪快にシドニーゴールへ蹴り込んだ。
その後、膠着した試合展開が続くが最後にシドニーにとどめを刺したのは、やはりこの男だった。84分、遠藤が粘りのドリブルで得たFKを"天才"野沢が相手の逆をつくグラウンダーシュートで鹿島に待望の逆転ゴールをもたらした。
雨が降り蒸し暑い天候の中、最後まで苦しんだ鹿島だったが終わってみれば、2-1の逆転勝利を収めた。グループステージ首位通過かどうかは今晩の上海vs水原の結果にかかる。「厳しいグループを突破し、ラウンド16に進出したのは素直に喜びたい」。試合後のオリヴェイラ監督が語ったように先ずは無事にグループステージを戦い終えたことを喜びたい。





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守備に追われてきついところがあった。途中からリズムができたけど、ボールに触る回数が少なかったことが課題。ドリブルで良いシーンがあったけど、それを何度も見せないと怖い選手になれない。
【遠藤 康】
もっと得点に絡まないと駄目。納得いかない結果に終わった。シュートチャンスがあった中で、もっと冷静にプレーが出来ればよかった。シドニーに意外とボールを回されてしまい、セカンドボールが拾えなかったり、ミスからカウンターを受けていたので気をつけたい。
【小笠原 満男】
グループリーグ突破が目標ではない。シドニーは敗退が決まっているので失うものもないから、前に出てきた。それに対応する力が今日はなかった。湿度や温度は相手も条件が同じなので関係ないし、どんな状況でも戦えないといけない。後半は戦い方を変えて、上手くできたので前半から出来れば良い。
【野沢 拓也】
フリーキックの場面は単純に上げても良かったが、満男さんと話をして直接狙った。前半はFWが孤立していたので、ハーフタイムに話し合った。後半、サコと話をしてFWの近くでプレーするように話をした。
【伊野波 雅彦】
誰かがリスクを背負って上がらないといけないと思って上がった。ベンチで見ていて後ろと横しかパスが繋がらない事が多く、前にボールを出さないと相手も怖くない。フェリペへのクロスはシドニーのDFが大きいのでファーに上げた。
【大迫 勇也】
蒸し暑くてきつかったが勝てて良かった。我慢して真ん中にいろと言われたが、やりずらかった。シドニーは前半から飛ばしていたので、後半は落ちると思っていた。得点はフェリペが良いボールをくれた。流れの中では、うまくできてないので修正しなくてはいけない。
※青木選手・岩政選手・西選手のコメントはアントラーズモバイルにて!