
試合後、オリヴェイラ監督が「今季を象徴するゲーム」と嘆いたように大迫の1ゴールのみで、鹿島はリーグ最終節を1-1のドローで終えた。前半はそのポゼッション力でホームの横浜FMを圧倒し、興梠、大迫のコンビで先制する幸先の良いスタートだったが、後半は横浜FMにも押し込まれ、決定力不足が浮き彫りとなった試合だった。
序盤、新井場、柴崎、そして大迫が先発に復帰した鹿島は清水戦に続き、トップ下に入った本山を中心に巧みなパスワークでホームながら自陣に引っ込む横浜FMを圧倒する。12分には柴崎がポスト直撃の左足ミドルシュートを見せるなど前線と中盤から様々な形で仕掛け、横浜FMゴールに襲いかかった。
そして32分、本山が起点となり先制点が生まれる。本山のパスを受けた大迫が興梠とのコンビネーションからシュートを放つ。これは飯倉にはじかれたが、そのこぼれ球を冷静に押し込み、スコアを1-0とした。
その後も横浜FMを攻め続けた鹿島だったが、結局1点リードのまま、前半45分を戦い終えた。
後半に入ると、前からのプレッシングを強めた横浜FMに攻め込まれる場面が目立つようになる。そして66分、横浜FMで最も気をつけなければいけない中村のFKから大黒にヘディングシュートを決められる。
こうなると前半にあった再三の決定機を決めきれなかった鹿島にも焦りの色が出てくる。66分、本山に代わり小笠原をピッチに送り出したオリヴェイラ監督はその布陣を4-4-2に変更し柴崎を右サイドハーフにポジションチェンジさせるなど、変化のきっかけを作る。
だがやはり最後の最後まで決定力不足は否めず、アディショナルタイムに柴崎が見せた決定的なシュートも飯倉のビッグセーブに阻まれ、1-1のドローのまま、90分を終えた。
この勝点1で鹿島は最終順位を6位とし、2011シーズンJリーグの戦いを終えた。「順位表を見る度に忸怩たる思いが胸にこみ上げる」とオリヴェイラ監督が言うように、鹿島にとってこの順位は恥ずべき成績。この悔しさを天皇杯へぶつけ連覇を目指したい。

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・余計なファールは禁物。リスクマネージメントの意識を高くもつこと。
・ピッチコンディションをうまく利用してチャンスがあればどんどん打っていこう。
・繋げる所は、あせらずしっかり繋ぐこと。
・全員で戦って絶対に勝とう。
コンディションの問題はない。90分間やるという考えでなく、運動量を惜しまずやりたい。チャンスは作れているので決めるところで決めればいい。守備も攻撃も前からアグレッシブに前からやる。
【青木 剛】
CBが本職とか言っている場合じゃない。CBとして良いパフォーマンスを出してチームに貢献したい。勝つことが大事。横浜FMは大黒選手の動き出しと中村俊輔選手とのコンビネーションに気をつけたい。天皇杯が残っているので横浜FM戦は大事な試合になる。
【小笠原 満男】
常に勝利を求めるチームなんで優勝がないからと言って試合をしないわけではないし、チーム内の競争もある。消化試合でなく大事な試合。いい試合をして勝ちたい。その上で天皇杯も勝ちたい。
【西 大伍】
チームとしては苦しいシーズンになってしまったが、個人的にはレベルの高いチームで1年目としては想定内だった。レベルの高いチームなんで誰が出場しても問題ない。横浜FMにも勝って天皇杯につなげるようにしたい。
【柴崎 岳】
横浜FM戦だけでなく毎試合勝ちたい。自分が出場しなかった清水戦は良い形で出来ていた。チームのバランスを考えて、前に出るときは出るがリスクになる場合もある。色々な事を考えてプレーする。清水戦の時は相手よりも攻守の切り替えの早さなどアントラーズらしいところが出ていた。横浜FM戦もそのような方向になればいい。
もう1点取りたかった。ポジションが3回代わって少し混乱してしまった。シーズン途中から良くなったのは、意識の違い。体は変わらない。天皇杯を優勝してACLに出たい。また練習します。
【本山 雅志】
もう1点欲しかった。前半は楽しく出来た。後半、相手が前に出てきた時にもう少し落ち着いてゲームコントロール出来れば良かった。これをまた課題にして次に戦う。後半に中村選手をフリーにし過ぎた。2ndボールも拾われ過ぎ。
【小笠原 満男】
後半はシュートまで持っていけなかった。ボールが行ったり来たりしすぎ。この順位は悔しい。年間通して悔しさだけが残るリーグ戦だった。天皇杯を取ってACLに出場して優勝したい。
【西 大伍】
きつかった。最低限のことは出来たと思うが、もっと落ち着いて出来た。周りも自分のことを信頼してくれるようになったし、攻撃でも守備でもボールが回る様になった。でも、もっとやれると思う。天皇杯に向けて良い準備をして頑張りたい。
【青木 剛】
前半は良い形を作れていた。先制できたのは良かったが、後半は前から来ていたので勢いに押された。イバさんと一人一人カバーをすることを意識するように話をした。全体の中でチャンスを作られたけど、特にやられたシーンは無かった。出来れば勝って終わりたかった。天皇杯まで間隔が空くので良い準備をしたい。
※増田選手、土居選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!