
岩政、青木の不在により急造CBとなった新井場が古巣相手に本職顔負けのプレーでJ最強の攻撃陣を封じたが、カウンターからのラフィーニャの一発に泣き、結局、鹿島は0-1と惜敗を喫した。
序盤、15冠を達成したヤマザキナビスコカップ決勝から中4日とG大阪よりも厳しい日程となった鹿島だったが、それほど疲れも見せずに両サイドからの仕掛けで試合を有利に運ぶ。守ってはCBに入った新井場が相棒となる中田と抜群の連係でラフィーニャ、イらを分断する。また中盤では増田、柴崎という若きボランチコンビが素早いチェックで遠藤保、明神らを擁するG大阪のMF陣に隙を与えない。大迫のポスト直撃となる強烈なミドルシュートなど前半は確実に鹿島のペースとなった。
しかし後半に入り、やはり決勝の疲れからか鹿島の動きが鈍り出す。それでも新井場や中田がDF陣をしっかりと統率し、J最強の攻撃陣を封じ込める。
だが57分、カウンターから藤春のクロスに合わせたラフィーニャの一発で先制されると鹿島は攻守のバランスを崩してしまう。ボールは回るものの、なかなかG大阪のブロックを崩せず、しかも74分には3分間でイエローカード2枚を宣告された西が退場し、数的不利の状況まで陥ってしまった。
こうなると頼みの綱は個々の力となるが、交代でピッチに入った小笠原、遠藤、そして本山もG大阪のDF陣を崩すことはできない。結局、アディショナルタイムの4分間も合わせて、G大阪のゴールを割ることなく、0-1と敗北を喫した。
「少しでも上の順位に行くことが我々の目指すところ。残り3試合は全部勝つためにしっかりとやる」。試合後、そう語ったオリヴェイラ監督。来季のACL出場権のためにも天皇杯の連覇は必須。天皇杯に向けて勢いをつけるためにもオリヴェイラ監督の言葉通り、リーグ戦の残り全てを勝利で終わって欲しいものだ。



















・サイドや中央などにできるギャップをもっとうまく使おう。
・相手の背後のスペースを狙って行こう。
・中盤でのアタック&ディフェンスをしっかりやること。
・いい形でボールを受けたら、リスクを負ってでも仕掛けていけ!!
G大阪は2トップが強力でヤット(遠藤保選手)から色々な所にボールが出る。だからと言って、こちらがこれまでのやり方を変える訳ではない。DFラインが変わると思うが出場する選手でバランスを取りながらやる。源でもバチでもイバでもその選手の良さを活かしてやりたい。誰でも同じようにやれると思う。
【興梠 慎三】
G大阪は攻撃力があるから、こっちのチャンスを決めないとこれまで以上に厳しくなる。出場のチャンスをもらえたら、いつも通り得点を狙う。チームが勝つために自分の仕事を全うしたい。
【田代 有三】
G大阪は遠藤保選手が中心のチーム。そこからの配給を止めないといけない。点を取らないと厳しい戦いになる。
【大迫 勇也】
(ナビスコの)喜びに浸っていない。直ぐに試合だし、いつもの試合前と変わっていない。残りの試合は全て勝つ!
【當間 建文】
出場出来るか分からないけど、出場したらG大阪をのせないようにしたい。イグノ、ラフィーニャは危険なFWだが中心の遠藤保選手に起点を作らせない必要がある。
【昌子 源】
出場の準備はしている。G大阪Jrユース出身なので出場して結果を出せたら、自信がつく。チャンスを掴みたい。イ グノ、ラフィーニャに仕事をさせないようにしたい。筑波大とはレベルが違うので、もっと気を使わないといけない。
ナビスコカップ優勝の後なのに残念な結果に終わってしまった。勝ちたかった。ちょっとボールが行ったり来たりしすぎた。でもサッカーとしては見ていて面白かったと思う。お互いの良さを出しあっていた。ゴールに入る可能性のあるような形をもっと作らないと。チャンスの質を上げる必要がある。
【曽ヶ端 準】
相手ツートップのイとラフィーニャには気を使った。危険だったと感じたのは失点したあの1度だけ。イバは能力が高い。問題なくCBも出来ていた。
【大迫 勇也】
決めないと駄目。チャンスがあった。後ろがしっかりと我慢してくれたのに前半で決められなくて申し訳ない。あの時間帯に点が欲しかった。ゲームの内容自体は自分たちの方が良かったと思う。あれだけチャンスがあったので、ゴール前で仕事をしないと。
※新井場選手、西選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!