
序盤から攻めに攻めた鹿島だったが、最後は名古屋の底力を見せられ、1-1のドローに終わった。
負ければ上位進出が厳しくなる鹿島は昨季王者の名古屋に対し、序盤から圧倒的に攻める。しかし楢崎が戻り、闘莉王、増川という日本屈指の両CB、そして中盤の底にダニルソンを揃える名古屋の守備は堅かった。前半ですでに11本のシュートを放った鹿島だったが結局、45分では先制することができなかった。
そして後半に入っても攻める鹿島、守る名古屋の図式は変わらない。そして77分、左CKから鹿島が待望の先制点を得る。キッカーの野沢がゴール前に入れたボールを楢崎がパンチングでクリア、このこぼれ球を前半から積極的にミドルシュートを狙っていた増田が左足でダイレクトボレーで叩きつける。これが名古屋ゴールに突き刺さり、詰めかけた22,258人の歓声と悲鳴でカシマスタジアムが揺れに揺れた。
だがこれで終わらないのが、この両チームの戦い。その5分後、今度は名古屋にCKのこぼれ球からチャンスを作られる。最後はゴール前の混戦から闘莉王に決められ、同点にされる。
1-1となった後も本山を投入するなど攻め続ける鹿島は4分あったアディショナルタイムの終了間際、ゴール前中央17m付近でFKというビッグチャンスを得る。ここでキッカーの野沢が狙い澄ましたFKで名古屋ゴール左隅を狙うが、そのプレーを読み切り壁から1人外れカバーしていた闘莉王にヘディングでクリアされ、万事休す。90分でシュート20本を放ちながら、鹿島は悔しいドローという結果で20周年記念シリーズの初戦を終えた。
これで逆転優勝の可能性は非常に厳しくなったことは事実だが、今日選手たちが見せた最後まで勝利のために走り続ける姿勢は次につながるものだろう。何とか上位陣に食い込むためにも次節の浦和戦で意地を見せて欲しい。
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・各ポジションで冷静な判断を下しながら、連携のリズムを作っていこう。
・厳しい勝負に競り勝って、サポーターを喜ばせよう!
・選手間の距離を意識して、お互いをサポートしよう。
・サイドチェンジをもっと早くしていこう。
名古屋は高さがあるけど、ポジションを意識してやれば隙をつけると思う。ラインが引いてくるので間に入って起点になってやりたい。前回もクロスは結構入っていたのでチャンスが来ると思う。それをしっかりと決めたい。名古屋は悪いサッカーをしていても勝つ事ができるので、それに負けないためにもしっかりと点を取る事が重要になってくる。相手のペースに引きずり込まれないようにしたい。
【岩政 大樹】
Jリーガーで武器が無い選手はいない。名古屋であっても精一杯対応する。自分のセオリーに基づき意識して戦う。ただ自分が考えていることを100%出し切っても抑えるのが難しい選手もいる。色々と駆使しないと抑えられない。DFは失点する確率が0%のポジションではないので、それに近づけるようにプレーしたいと思う。
【西 大伍】
名古屋も完璧というわけではないので隙をついていきたい。こっちは隙を与えないようにすれば、守ることができる。クロスを上げられない事も大事だが上げられた後にこぼれ球を拾えるようにしたい。
【遠藤 康】
ケネディは大きいし点も取るし、起点にもなる。毎回言ってると思うけど、負ける気はしない。名古屋に苦手意識もない。名古屋のDFは大きく、前回の対戦では跳ね返されていたが、有三さんがいるので大丈夫。
【中田 浩二】
ケネディを抑えれば、攻撃をある程度制限できる。いかに抑えるかがこの試合のポイント。局面局面でいかに負けないことも大事。
【興梠 慎三】
DFは大きいけど、スピードを使って攻略したい。一工夫しながら崩したいと思う。
【青木 剛】
コンディションは良い。夏場も良い状態をキープ出来た。どんな状況でもしっかりやる事を考えている。増田選手とボランチを組んだらバランスを考えてやる。以前はセンターバックの前にいて守っていたけど、今はファーストディフェンスをはっきりさせるように考えている。それを良い形で出したい。ボランチ2人が横並びになっては駄目だと思う。
【土居 聖真】
緊張はしていない。内面はうれしさでいっぱい。やっとスタートラインに立った。自分と似たタイプの選手はいないので、アクセントをつけられれば良いと思う。1分でも2分でも良いので試合に出たい。名古屋も自分の事を知らないのでチャンスだと思う。
いつもの試合の通り、出来た部分と出来ない部分があった。チームが悪い状態で自分が入るという状況ではなかったので、次の試合でもスタメンに選ばれるために勝ちたかった。練習で見えないものが試合で見えた。練習では今日のようなプレッシャーを感じることはない。失点さえなければ試合を良い形で終わらせる事ができた。
【柴崎 岳】
復帰して初めての公式戦だったが何も出来なかった。そんな事も言っていられる状況ではないので、また練習からやる。
【興梠 慎三】
自分が決めとけば良かった。有三さんとのコンビは長いので良かったと思う。でも内容が良くても勝たないと意味がない。次にチャンスがもらえるか分からないけど、頑張るしかない。点を取れない時間が長すぎる。チャンスメイクしても自分に求められてるのは点なので、点が取れないと満足できない。
【増田 誓志】
前半に決めるチャンスがあったけど決められなかったので、引き分けと言う結果に終わった。試合ではいつもの満男さんの役割をした。前から守備が出来たと思う。得点シーンは、自分も前半のチャンスで外し悔しかったので次は必ず枠に入れようと思って蹴った。
※曽ヶ端選手、岩政選手のコメントはアントラーズモバイルでご覧ください!